スコットランドのセントアンドリュースのオールドコース(Old Course)で Ballotと呼ばれる抽選に参加する方法、等(ゴルフ)(5)

St. Andrews Old Course

今日の記事では、
Old CourseでのBallot参加方法について書いています。
●私たちの旅の場合
●抽選方法あれこれ
●公式サイトからの詳細
いちばんはじめの記事は、以下のサイトから始まります。↓↓↓↓↓



●私たちの旅の場合

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私たちはセントアンドリュースに5泊6日滞在しました。Old Courseでは1回、プレイしました。旅自体は10日以上の長旅だったのですが、セントアンドリュース以外では北アイルランドのベルファーストにあるRoyal Belfast GCRoyal County Down、そしてセントアンドリュースから車で1時間ほどのところにある名門「カーヌスティ(Carnoustie Golf Links)」にもプレイをしに行きました。

カーヌスティでも全英Openが開かれたことがあります。

★★★★★カタカナで「カーヌスティー」と書くため、最初の「カー」の部分にアクセントをつけて発音したら通じませんでした。スペルを見ると、”Carnoustie”なので、英語発音の法則からすると「nou」のあたりにあるのだとわかります(母音が2つ、重なっている部分が普通は強く発音されます。それもさいしょにあるところが。そのあとにも”ie”の部分がありますが、あとからくる母音2つは強調されないのが一般的な英語の発音です)。★★★★★

Old Courseの目の前にあるHams Hame pub & Grillで私たちが軽食を取っているときに、近くの席にいらした米国人の団体さんが「What a tough course!」と叫んでいたのが、カーヌスティのことです。

ちなみに、予約はすべて私が日本からしています。

Old Courseでのプレイは、宿泊先の人にメールでお願いしてありました。到着予定の日にちと、Old Courseでプレイしたい日にちなどを記載して送ると、わりとすぐに返信いただいて、公式ハンディキャップ証明書がいることや、ベストシーズンということもあり抽選に当たるかどうかは残念ながら保証できないこと、などが記されてありました。

それでも実際には希望した日に一発で当たりました。どこのB&Bでもお願いすれば、代わりにBallotに参加してくれる、と聞いたことがあります。

●抽選方法あれこれ

当たってしまうと拍子抜けしまい、友人たちとあれこれ他愛のない推測をし始めました。私たちが宿泊したB&Bを取り仕切っているというGeneral Managerは年齢にすると50に届くか届かないかぐらいのわりと若い感じの人でした。

当たったことを知ったのはミュンヘンに本社のある保険会社「Allianz(アリアンツ)」のロゴマークが入っ印刷用紙を彼が部屋まで持ってきてくれた際です。AllianzはSt. Andrews Linksのスポンサー企業です。

トントントン、と部屋をノックされたので開けるとそのかたが「どぉぞ!」とその紙を差し出してくれました。

ドヤ顔です。笑

到着した翌日の夕方でした。なんの紙かわからなかったのでよくよく目を凝らして見てみると、自分たちが希望した日のプレイリストで、私たちの名前がしっかり、印刷されています。

「当たったよ!」

スコットランドなまりの英語でそう言ってから、「どうする?また別の日のプレイも抽選に参加する?」とさらっと聞いてくれたのです。

事前に「この日がだめだったら、この日のBallotにも参加したい」旨を伝えてあったので。これには友人たちが反応しました。

あんなにあっさり『別の日も』なんてことは当たる自信があるんだよ」

「顔が広いのかな」

「どういう抽選方法になってるのかは知らないけど、

今度もまた当てるよ、って顔だったね」

「頼んだらまた当たると思う?」

「あなた、プレイしたいの?じゃぁやりなさいよ」

「ひとりじゃプレイできないじゃない。小屋に並ばないと」

「シングルプレーヤーさんたちみたいに?」

「私はもういい。1回だけでじゅうぶんだもんね」

しばし続く。笑

おそらくは、人為的なものが排除された方法で抽選が行われるのでしょう。過去の当選の有無や国籍、ハンディキャップなど、まったく考慮されず。

それでも、そのB&B自体がわりと古くから営業されていることやSt. Andrews Linksの関係者でその存在を知らない人はいないような印象をうけたこともあり、まるで私たちは自分たちが当選したことが、そのGeneral Managerが口ききでもしてくれたからのように思えてならなかったのです。

どこかでそれが勘違いだとはわかってはいるのですが。

当日持参したものは、

1)公式ハンディキャップ証明書

2)自分たちのゴルフクラブ(ハーフセット)

3)ボール(たくさん)

4)雨合羽、折り畳み傘、(朝までずっと雨が降り続いていたので、

友人は雨の日用の靴と手袋でした。途中から嘘のように晴れましたが)

5)スナック(スルーなので。ハワイなどと同じです。ただし、

ケータリングのカートはありました)

スタート小屋近くに「われらの」YAMAHA電動カートがありましたが、

あれはスタッフの人がスロープレイを監視したりする際に

利用されているのだと思います。

プレイヤーは手引きカートすら制限されています。

私たちが訪問したほかの英国内のゴルフ場でも、

Royal Belfast GC 以外、電動カートはありませんでした。 

 ●公式サイトからの「Old Course」Ballotの詳細

Ballotへの参加は、

1)電話番号:+44(0)1334-466666 

2)Official website: standrews.comのなかにある、

「online」(公式サイトではハイパーリンクがついています)

からご自身のメールアドレスなどが入力可能になっています

(2019年2月現在)。

3)あるいは現地で直接、スタート小屋やクラブハウス等で

申し込んでください、と公式サイトには記してあります。

その他には、

1)当選したら、スタート時間の最低20分前までにはチェックイン。

2)「終日プレイ可能」であれば、それだけ当選確率も高くなります。

(プレイできる時間に制限のあるかたのほうが当選確率は低くなる、

ということですね。たしかに私たちも、「いつでもOKです」と

伝えてありました)

3)日曜日の枠はないので、金曜日にはballotはありません。

とのことです!

【付録】

スコットランド人に「ballot」と言われても、

はじめは何のことか、私はよく聞き取れませんでした。

「vault(金庫など)」を意味する

ヴァーウル(ト)、と発音されているように感じたからです。

ballotの「ba」の部分が、「bau」に聞こえます。

ご参考までに(#^^#)

(General Managerに

「ballotも申し込むよね?」と確認されたとき、

(え、ヴァーウル(ト)って、なんだろう???)

「What’s “vault”?」

と、自分で声に出して聞き返した瞬間に、

「あ、ballotのことだっ」

と分かりました。

自分で頼んでおきながら。笑

次回は、上記の「Hams Hame」を含めて、

おいしかったお店や気になったところ、

Tea time (tee timeではありませんよ。笑)に利用したお店、

Tom Morrisのお店、プロショップなどについて

書いてみます!

今回、私たちはプレイしませんでしたが、

そのほかのSt. Andrews Linksのコースのことも

書く予定です。

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