小山ケイの人生ドリル42-日本の組織社会を理解する(1) You must comprehend Japanese culture and rules in organizations such as business entities, a flock of politicians (lol) and society when you live here, Japan.

今日は、私が長年かかわってきた、「日本の組織社会」というものについて書いていきます。

<もくじ>
●日本の組織社会を理解する。
●序列に注意する。
●組織のやりかたやしきたりに注意する。
●日本の組織とはなにか。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで前回書いた記事は下からごらんになれます。

ちょうど1年前の今日、書いた記事です。

●日本の組織社会を理解する。

浜松町のビル

組織論や組織の力学についてはアカデミックな世界でよく研究されています。社会学がご専門の東大・中根千絵先生の本は高校生のときに私はよく読みました。一橋大学名誉教授の野中郁次郎先生の本はビジネスパーソンとなってから読んでいます。

けれど、今日私のブログで書くことはアカデミックな組織論ではなく、私の実体験や友人知人が体験した、より現実的で生々しいサバイバル法です。

それらは日本の組織社会にどっぷりとつかって実際に経験した私だからこそ書ける内容であると自負しています。

三井住友信託銀行

日本の組織は大きな力と文化の象徴です。それほど、日本から「組織」は切り離せない。日本の歴史を見たらわかりますよね。現代の男性陣に影響力のある坂本龍馬だって組織として歴史を動かしています。

日本の組織について考えたり体験したりすることは私のライフワークとも言えます。それゆえ、本日から数回にわたって「日本の組織」についてじっくり、書いていきたいと思います。

新宿のビル群

組織社会にどっぷりとつかったことのない若手インフルエンサーさんや芸能人のかた、学生起業家、海外生活の長い帰国子女のかた、外国人のかたに「え、それは初めて知った」とインスピレーションが与えられると良いのですが。笑

1) 序列に注意する。

2) 組織のしきたりややりかたに注意する。

3) 日本の組織となはにか。

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●序列に注意する。

日本の組織には序列があります。序列の定義づけはいろいろできると思いますが、必ずしも肩書としてあらわされているわけではありません。

たとえば、同じ平社員であっても、入社年度によって明確に序列化されている組織があります。私がペーペーの新卒で入社した日系銀行はそうでした。

大手町のビル群

同期でも出身学校によって序列づけされる組織もあると思います。町内会やボランティア活動、アルバイトやパートなどの組織にも序列はあります。

「このボランティアには私のほうが先に入ったから私のほうが先輩(自分のほうが能力がある。他の人をたくさん知ってる。ここでは私のほうが顔が広い)」

「ここには自分のほうが先にアルバイトとして入社した。だから自分のやり方のほうが正しい。自分のほうが指示出せる。指図していい」

「この地域にはうちのほうが昔から住んでいる。だからあの新住民に指図できる」

アンダス虎ノ門

あるいは意図的に序列づけしたがっている人もときおり見かけます。日本のSNSやネットの世界などもわざと組織として扱って「そのなかでも自分はインフルエンサー」「フォロワーがこんだけいる」と強調して自分を序列のうえのほうにおきたがるかたがおられますよね。

日本は極端かもしれませんが、序列付けは多かれ少なかれ人間をはじめとする動物のサガだと思います。サルの組織が顕著ではないでしょうか。某国でも「俺の先祖のほうがこの国には先に移住してきた」と序列を振りかざす人を見かけます。

そら

序列の仕組み:

★肩書

★その組織に入った順番。

★学歴

つつじ

大人の社会だけではありません。学生の部活などその顕著な例だと思います。学校や部活に入ったのが1年、2年早いからと、序列のうえのほうでふんぞり返るのがいる。後輩より能力がない人間に限って序列にすがります。

序列に注意する利点は、私がこのブログでよく書くように、「自分の身を守るため」です。組織にはいったらどういう序列になっているのかよく観察する。

具体的な方法や「序列」そのものについてはまた明日に書いてまいります。

●組織のやりかたやしきたりに注意する。

これも注意深く観察する必要があります。ここに頓着しないとKYと呼ばれて浮きます。そうすると自分を助けてくれる人や力を貸してくれる人が少なくなったりすることも。

やりかたやしきたりにはこんなことがあります。

★挨拶のしかた。挨拶する順番。

★組織の中で差し出さないとならないもの(贈答品等)

★お茶をだす順番。箸をつけていい順番。

★話しかけていい人。

横断禁止の標識
“No J-walk”

たとえば序列の下のほうにいる人間が序列の上のほうにいる人間に直接話しかけるのはご法度、なんてこともあるかと思います。昔の日本の組織ではよくありました。いまでも会社の社長や会長に話しかけられるのは経営層だけ、という会社組織もあるのではないでしょうか。

挨拶も、文言が明確に決まっている組織もあるでしょう。接客業などはマニュアルにそって言わなければならないはずです。

◆組織に入ったら組合には必ず加入する。

◆部活では後輩のほうから先輩へ挨拶する。先輩は後輩が挨拶してくるまで待ってていい(という学生部活はいまだにあると思います)。

◆お茶は序列の上の人から順番に出していく。

◆出されたものは、序列の上の人間が手をつけてから初めて、下の人間は食べはじめていい。

◆意見を言えるのは肩書のある人間だけ。

◆食事は男性が最初。男性陣が食べ終えてから初めて、女・子どもが箸をつけられる(地方の奥深いところではこういうしきたりがまだあるとかないとか・・・???)

 

●日本の組織とはなにか。

浜松町のビル

ひとことで表現すると、良くも悪くもしばりが強い集まりだと思います。

上記の通り、組織には序列があり、しきたりや決まりごとがあります。

そして組織に入っていることで、組織全体がまるで家族のようにそれぞれを支えあったり守ってくれ(ているように感じ)ることもあります。日本企業の福利厚生がそうです。「ゆりかごから墓場まで」は多くの日本企業でいまだに通用することだと思います。

日本の年金制度や保険制度を考えると、日本全体が組織であるといえなくもないですね。

新宿南口

部活では先輩が後輩にいろいろなことを丁寧に教えてくれます。まるで弟や妹に教えるように。その反面、しばりがきつすぎて窮屈な思いをしたり理不尽な扱いを受ける後輩も出てきます。

諸外国、とくに西側の欧米諸国と比べて、日本の組織は流動性が低いがために人間関係がかたまり、それゆえに序列が厳格にできたり決まりごとができたりするのだと思います。

序列、しきたり、約束事。それぞれの具体的な対策についてはまた明日、書いてまいります。

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