【語学】「聞こえたとおり」に言ってみよー!&自分が書いたものはいちど、声に出して読んでみよー!

新幹線(東京・浜松町駅にて)

今日の記事では、
語学をさらに習得できる方法として、私の経験をもとに書いています。
●「聞こえたとおりに言ってみる」というのは、言葉の習得の基本です。
●自分の書いたものを、声に出して読んでみる。このカテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」では前回、下の記事を書きました。

このカテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」は、上の記事から書き始めています。

●「聞こえたとおりに言ってみる」というのは、言葉の習得の基本だと思います。子どもが日本語を習得するのもそう。

川越「時の鐘」

文字を見ながら音読すると語学の会話力がアップする、と何度もお伝えしてきました。

それと合わせて、シャドウイングに近いことですが、「とにかく聞こえたとおりに口にしてみる」というのも語学力アップのひとつの方法です。

日本語だってそうです。

国立劇場の文楽のポスター

こんな経験ありませんか?

ずっと、「そういう音だ」と思って言っていたのに、あるとき字面をみたらぜんぜん違った、とか。笑

私などはときどき、「めんきょしょ、だっけ、それともめんきょしょ、だっけ。ただしい発音」などと、いまだに日本語で迷ってます。

パソやスマホに打ち込んで初めて、「めんきょしょう(免許証)」が正しかったとわかる次第です。

そら

小学校のころも、学芸会で村の子の役をやるとき、「清兵衛さんは親孝行だったからねえ」というセリフを言うとき、「おやこうこ」と発音していたのです。

すると,「それはおやこうこって伸ばすんだよ」と、同級生のKくんが指摘してくれたこともあります。

日本語は伸ばしたり音を詰めたりして区別する発音がたくさんあって、ネイティブでも戸惑います。

でも、ですよ。

それなりに意味は通じている。

これは、外国語についても言えます。

本当は発音が間違ってるとか、スペルが違ったとか、ありえますが、とにかく「聞こえたとおりに発音してみる」ということもやってみると、会話力は格段にアップします。

 

題して、「サバイバル外国語会話」(あるいは「ブートキャンプ英会話」)。

 

英語を例にして、「私にはこんなふうに聞こえています」を一挙公開してみます!

(こういうネタ、洋楽番組にあったような・・・)

★終わらない Oh, what a night!

★ホアワザ What was that?

★シアロゥ Seattle

★ユガラゴーファースト You gotta go first.

★アイ(ヴ)ガラゴー。I’ve gotta go.

★アイモマィウェー I’m on my way.

★マッダナル(ス) McDonald’s

★オエイシス Oasis *「オアシス」じゃないですよ~

★ケイオス Kaios *「カオス」じゃないですよ~

★ウォラッ Water

★チョッコリッ Chocolate

★ヴァニーラッ vanilla

 

●自分の書いたものを、声に出してみる。

スコットランドセントアンドリュースの鉛筆

 

これは英作文についてですが、自分で英語の論文を書いたら、いちど声に出してみるとよい、と私は米国大学で教わりました。

 

Writingのクラスで英作文をしたとき、担当教授から「書き終わったらいちど、自分でゆっくり、声に出して読みなさい。文法がおかしかったり、意味が通じなかったりすると、そこで詰まるから」と。

ある一定のレベルに達したときにすること、かもしれません。

簡単なメールやまだそれほど英語が話せないのであれば、どうかわかりませんが、海外の取引先や投資先、株主などと連日のように英語でやりとりしているビジネスパーソンであれば、有効だと思われます。

さらに確実な英作文や英会話の能力を構築するために、ためしにやってみてください。

ハイアット箱根

私が米国大学の学生だったとき、担当教授にそう言われてゆっくり、音読してみると、本当に詰まりました。

担当教授は言ったものです。

「ほらね」

ハイアット箱根の絵

もちろん、読みながら再度、自分がこういうことを言いたかったのだとかテーマだとかを確認しています。

だから、ゆっくり読むのです。

言葉、文章を、かみしめながら。

そうすると、文法がおかしかったり、主語と述語がかみあわなかったり、動詞(be動詞)がなかったりすると、そこで一瞬、「あれ?」となって立ち止まってしまうのです。

Abbey road

このやりかたでも、私の英語力はずいぶん、きたえられました。

立ち止まったところでなんどもなんども、言葉を確認したり文法を確認したりしたからです。

担当教授に感謝です。

 

このブログで何度も書いていますが、語学はいろいろなやりかたをこつこつとしてこそ、上達していきます。

「聞こえるように言ってみる」ことで耳を鍛えてしゃべりのセンスを鍛えて、そして文章もしっかり書いて、音読してチェックする。

いやぁ、最強っすよ。

これをちゃんとやってみようとされるかたは。

世の中には私が、「ぐだぐだ言ってねぇでまずはやってみろや」、と言ってさしあげたくなる人間、わんさとおられますんで。

(おりこーさんなんだかわけわかんないですが、ご自分が「俺って頭いい」とでも思ってんのか、やたら理屈っぽくて頭でっかちなのが多いんですわ。世の中)

 

ぜひ、あきらめずにすこしづつ、やってみてくださいね。

とにかく行動です。

Just do it.