人さまから言霊(ことだま)をいただいたらメモしよう。

鶴岡八幡宮

今日の記事では、人からいただく言霊(ことだま)について書いています。

昨日は下の記事を書きました。

●いいことは忘れやすい。悪いことは強烈にいつまでも残っているけれど。人さまから言霊をいただいたら、メモするぐらいがいい。忘れてしまうので。

桜の花

人からかけられる言葉には自分のエネルギーや生命力そのものがパっと生き返るくらい鮮明な印象を与えられるものがありますよね。

いわゆる言霊(ことだま)です。

わかりやすいポジティブな言葉ばかりではなく、体調を気遣ってくれたりこちらのちょっとした変化に気づいてくれたりねぎらいの言葉をかけてくれたり。

先日も、あることで気持ちが萎えていたのですが、すぐに友人から「今日は体調が悪い?」と声をかけられました。

びっくりしましたね。

なんとなく元気がないから

鋭い人です。とたんに息吹を与えられた気がして彼女に心から感謝しました。

うさぎのおきもの

気持ちがなえているときやグルーミーなとき、心配ごとがあるときなどに、その変化に気づいて「大丈夫?」とひとこと、声をかけてくれる人の言葉は、命がよみがえるような力を与えてくれます。

でもこうして人からいただく言霊って、わりと気づかなかったり気づいてもすぐに忘れていたりしやすいのです。私自身。

あとからよーく振り返ると、あああのとき、言霊をいただいていたな、と気づいて、もっと感謝すればよかったと後悔したり、いただいた言霊の重さをすっかり忘れてどーでもいいことにすぐにとらわれてしまったり。

日々精進ですね。

鶴岡八幡宮の茅の輪

なので私はかなりまえから、人さまからいただいた言霊は、忘れないようにすぐにメモしています。いま言霊をいただいた、と思ったらすぐに。そうして記録して視覚化します。

良質の心のパワーをいただいているわけですし、それに対していつまで感謝の気持ちを忘れないようにと思って。

くまの顔をしたクッキーです。

人さまから言霊をいただくと、その瞬間、なんとなく自分の感覚が「ここ」ではない「違う次元」でその人と交歓するような気がします。

不思議ですね。

その言葉そのものの後ろに、そのひとのいろいろなエールや暖かい気持ちが声には表現されていない言葉となって聞こえてくることもあります。

おはな

上記のエピソードがそうでした。

「今日は体調が悪い?」

と声をかけられた瞬間、

「元気がないから」

という次の言葉がすぐに頭のなかに聞こえてきました。

私は霊感がまったく強くない人間ですが、だからこそ人からいただいた言霊というポジティブなエネルギーはメモすることにしました。

そのかたも、ご自身のエネルギーを使って、私まで言葉を届けてくれた。お金になるわけではないのに、言葉を発するという労力に対して私ができることはその行為にいつまでも心から感謝することとそのかたの幸せを祈ることです。

たとえば、いままでこんな言霊をいただきましたよ。

★いつも元気をいただいてます。

★癒し系ですね。存在そのものが。

★リア充ですね。

★パワーをありがとう。

★おねえさん、かわいい(小さな女の子から。びっくりしました。お母さんよりずっと年上の私に。言霊です)

★いてくれるだけで安心します。

★素敵な笑顔ですね。

●なぜいいことは忘れやすくて、悪いことはいつまでも覚えているのか。

鶴岡八幡宮
鎌倉の鶴岡八幡宮。私のパワースポットです。

こうしてたくさん、人さまから言霊をいただいても、なぜかいいことは忘れやすく、悪いことはいつまでも強烈に覚えているものです。

メモをしたのは言霊であって、いやなことのほうではないのに、いやなことはメモなどしなくても、鮮明に覚えている。笑

どうですか?

だれそれが自分にたいしてどーしたこーした、あるいは、まったく見ず知らずの人間がこんなことをしたあんなことをした、などなど。

マ・マンというタイトルの蜘蛛型オブジェです。

悪いことってわりと、刺激が強いですよね。自分のなかで強い刺激を与える。感情もともないます。ものすごく強い感情。「コノヤロー」という。笑

強い感情は記憶への定着を促しますので、それも理由かもしれません。

あ~私もやっぱり人間。コノヤローという思いやむかっ腹を立てたりをいい年こいでもやめることができない。

鶴岡八幡宮

であれば、せっかく人さまがエネルギーを使って言霊をくださっているのだから、そちらからも同じように強い刺激を得たい。

そうすれば、悪いことを記憶するのと同じように、「言霊」といういいことも記憶するはずです。メモをしなくてもよくなるくらい。

これが逆転するくらいになったら、わたしはきっと宗教家に近いいい人になるにちがいありません。笑

私の言霊メモはしばらく続きそうですが、方法としては、

★自分の意識を日々、とにかくよいことに流す。

★人さまがくださる言霊、

すべてキャッチするくらいの意気込みで、「よく生きる(ソクラテスか?)」に食らいつく。

★悪いことはすべて妄想。

私の強い意識が作り出したフィクション、と思ってみる(かなり高度なテクニックが

必要だけれど)。

★言霊をくださった人の姿を思いうかべ、感謝の念を送ることに集中する。

★言霊をくださったかたのよい波動に集中する。

さいごのほうはかなりスピ系ですが、最初のほうはビジネスの現場でも生かせると思います。パワハラ上司や職場の人間関係が膠着したときなど。

今日は備忘録となりました。