今日の記事では、
英作文対策について書いています。
<目次>
●小論文対策の定番。「新聞の社説を利用する」
→英作文対策では、英文で書かれたものを利用しよう。
●Twitterも利用してみる。非公開でよいので。
昨日は下の記事を書きました。
●受験対策の定番「新聞の社説を読んで小論文を書く」→ 英作文対策ではぜひ、英字新聞や英語雑誌で!
小論文対策の定番として、「新聞の社説などを利用しよう」というものがあります。私も高校生のときやりました。
でも、英作文対策では日本語のものではなく、英語で書かれた、それも英語圏で発行された雑誌や新聞の利用をおすすめしたいです。
理由は、そのほうがだんぜん効果的だからです。こつこつと毎日これを何年かやっていると、瞬発力がつきます。いちいち日本語で考えて英語にする、という段階を経なくても、よいレベルにまで達することもある。
もちろん、英文にあまりなれてないひとはネイティブが書いたような英文を読むのも大変だと思う。だからさいしょのうちは、日本語でも発行されているような、大手新聞社の英字新聞がよいかもしれない。日本の時事とか政治経済とかについてあつかっているからです。
でも最終的には、英語圏で書かれたもの利用していていくようにします。
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【やりかたの具体例】
1)英作文を書くために、英語で書かれた新聞や雑誌を用意します。できれば英語圏で書かれたものを。経済学部や経営学部、商学部などを希望するのであれば、最終的には
Wall Street Journalや
Financial Times、
The Economist
などが利用できるようになるとよいですね。
かなりハードルは高いけれど、大学院や専門職大学院に進むことも将来の選択肢にいれているのであれば、相当の力がつきます。
Cambodian immigrants in Los Angeles have found an unlikely route to prosperity—donuts https://t.co/HD8nw6aV6L pic.twitter.com/JgRG9We036
— The Economist (@TheEconomist) July 26, 2019
2)それを、さいしょのうちは要約します。気に入った記事でいいので、MSワードであればA4半分くらいの文字数に。
3)わからない単語はつねに、調べる。そして、自分専用の「辞書」をつくる。Excelでもいいし、単語帳でもいいし、自分がやりやすいやりかたで。
4)これを数か月から1年ぐらいやってみたら、並行して、自分の考えを表現するようにします。これもMSワードA4半分くらいの単語数で。もちろん、英文です。
●Twitterを利用してみよう。Twitterは最高の推敲練習教材。非公開でよし。
Twitterをやってるひとならわかると思いますが、あれは他人によりよい情報を与えよう、自分の意思をより正確に伝えようとすればするほど、無駄な言葉を書いている空間はないということに気づきます。
「今日はなに食ったかに食った」ではなく。笑
(これを書いておもしろがられるのは芸能人くらいです)
The FT’s Daniel Garrahan takes to the streets of London to road test electric scooters, skateboards and ebikes in pursuit of a better, greener commute. Read more here: https://t.co/2n3rJxDJi8 pic.twitter.com/BbP7ClvYTR
— Financial Times (@FinancialTimes) July 25, 2019
英作文の練習には、Twitterも使ってみましょう。非公開でよいのです。あるいは、自分の友だちにだけ見せる。やることは、上記の1)-4)。そこで利用しているワードがTwitterになったにすぎません。
限りのある文字数のなかで、どれだけ凝縮させられるか。どれだけ無駄をそぐことができるか。自分に枠をつくる、ということ。枠や制限があるからこそ、文章にどんどん、無駄がなくなっていきます。表現はすべてそう。
枠があるからこそ、制限があるからこそ、そのなかでどう最大限自分の想いを伝えるか、工夫しようとする。どんな言葉を使うとより伝わるか、より無駄をそぎ落として書けるか。プロの表現者だってそうですよ。
●まとめ
今日の記事ではこんなことを書きました。おさらいです。
1) 受験対策のてはじめに、英語圏で書かれた新聞や雑誌を利用する。「まずは要約」「半年~1年後には英語で意見」
2) 自分専用の辞書を作ろう。
3) 意見はながながと書かない。A4ワード半分ぐらいにいつもおさめる。言葉を凝縮させる練習。
4) 3)はTwitterもおすすめ。公開しなくてもよいのだから。