「がっつり稼ぐ」ことにつながっていくと思われること。ビジネスマインドで。

新宿のビル群

●営利企業のサラリーマンであっても、非営利団体の職員であっても、「がっつり稼ぐ」ためには。

新橋付近

昨日、私は「会社員であってもNGO/NPO法人の職員であっても、ビジネスマインドをもって仕事をする時代になりました」と書きました。私が考えるビジネスマインドとは「稼ぐ」ということです。
 
昨日は以下を「がっつり稼げると思われる方法」としてあげました。
★人がどんなことにお金を支払うのか、とことん調べる。
★世の中のお金の流れについて勉強する。
★お金は降ってわいてくるわけではない。「財源」は??
★「あなたにお金を支払いたいです」と言ってもらえるには?
★「日本は累進課税」
★知恵を出す。
★税金の仕組みをとことん勉強する。
★ただでものを聴こうとする人間には近づかない。
★お金の話ができる人とつるむ。
★お金持ちとつるむ。
★自分から先に差し出してくれる人とつるむ。
★王道は、「パイの広がっている市場」
★でもロングテールもある。
★ニッチ狙いならとことんニッチで。
★おごり上手とつきあう。儲かってる人だから(勉強させてもらう)
★自分もおごり上手になる。「端数分はいいよ」ではなく。笑
★(スピ系みたいだけど)望む姿でふるまう。潜在意識がそれを本当だと受け止めるので。
★寄付を依頼する、あるいはひと仕事依頼するならインセンティブを。



今日は一部をピックアップしてご説明したいと思います。
青山学院
★人がどんなことにお金を支払うのか、とことん調べる。
人がお金を払うものはさまざまですが、とことん調べれば、そのなかから「稼ぐ」ヒントが探せます。
どうしても必要だから買うものがあるいっぽう、射幸心をあおられて財布のひもを緩めることもある。
マイケル・ポーター博士のFive Forcesのようなアカデミックな方法で調べてもいいと思いますが、興味のおもむくままに、売れてるモノ・サービスのマーケ、流通、製品やサービスそのものの質、などなどを調べてもいいと思います。
「自分の興味」っておもわぬひらめきをもたらしてくれたりしますよ。
★お金の話ができる。 
お金は降ってわいてきません。
 
サラリーマンのかたと話していると、お金がどこからやってくるのか、ご存知ないようなかたにときどきお目にかかってびっくりすることがあります。ビジネスマインドのあるビジネスパーソンとは、いつでもお金のこと、どうやって利益を追求するか、財源をどっからとってくるかとことん話し合えるひとだと思います。
お互いがいっしょに儲かるにはどうしたらよいか?それが話し合える人との出会いは格別です。なぜなら、こういう人と一緒にいると、こちらもインスピレーションが得られてアイデアが出てきて、結局お互いに繁栄することになるからです。
お金があってこそ、寄付もできるし、R&Dもできる。財団も作れる。基金も設立できる。
 
★お金は降ってわいてこない。財源は??
某政党のように「財源をいったいどっからとってくるつもりでこんなこと言ってんだろ??」というような発想ではなく、会社員であっても、団体職員であっても、「財源」ということを考えると強みになります。
 
稼げる会社員、団体職員になれるから。
 
昨日はあるNPO団体について取り上げましたが、「寄付をお願いします」と依頼する行動を起こすだけではなく、つねに「財源」ということを頭にいれると、より長期的な視点で資金運用やオリジナルのビジネスなども思いつくようになると思います。
 
どれも「稼ぐ」行為です。
 
慈善団体であればESG投資はおすすめですよ。
(私などはESG投資のファンドマネジャーになりたい、とすら思ってます)
 
 
★「あなたにお金を支払いたいです」と言ってもらうには?
メシのタネになるわけではないのに、世界的なアーティストが来日したら何万円もするチケットを購入してライブに出向く。あるいは超がつく世界的なインフルエンサーの勧めるものはなんでも購入してしまう。あるいはその人の書籍を買う。
 
誰でも経験あることだと思います。
 
「あなたにお金を支払いたいです」と言ってもらえて、なおかつそれが限りなく元手のかからないものであれば、がっつり稼げます。なにしろ利益率は高いわけですし。
 
Louis Thomlinson
才能、美貌、仕掛け方、アイデア。そう言ってもらえる人には、いろいろな要素があります。
せどりのようにものを仕入れて販売するやりかたもありますが、自分のアタマの中にあることをフローで、それも高値で売れるようになれば、がっつり稼げますね。笑
思いつく職業のかたはやっぱり、タレントさん、アーティストでしょうか。ブランド力がありますし。YouTubersでがっつり稼いでいるかたもいますよね。お茶の間でのブランド力を生かして。
 
★王道は「パイの広がっている市場」をねらう。
いまであれば、ITやSNS.、動画、AIをはじめとする最先端技術分野、でしょうか。
 
日本自体は超高齢化で、セルフメディケーション、健康関連の産業なども市場規模は大きくなっています。でも医薬は家庭よりも医療現場での市場のほうがはるかに大きい。一般市民にはあまり知られていない巨大ファーマ企業は世界中にたくさんあります。
 
(とはいいつつ、ファーマ業界は国際競争に打ち勝つためのM&Aが世界的なトレンドですよね)
 
 
★でもロングテールも狙い目です。
恐竜のしっぽのようなロングテールはあなどれません。世の中の一部の人しか買わなくても、細く長く、いつまでもとぎれることなく売上が立つのは商売として魅力的です。永遠のフロー商材書籍なら「聖書」みたいな存在です。わかります?永遠のベストセラー。
 
ブログなら「トレンドアフィリ」ではなくても、しっかりとした専門性のある骨太の記事で、確かな審美眼のある読者をひきつけるような専門ブログ、なんてたとえられると思います。

●いまこそ学校で教える時が来ている。

お金の稼ぎ方については小さいときから学校でおしえるべきだと思うのですが、日本は義務教育のような低年齢層に行けば行くほど、「産学」がぶちぎれている印象です。英語がいい例。

英語の授業が開始されることになったとたん、先生方が右往左往する。ちまたには海外ジャーナリストや駐在員、あるいは海外駐在員を長年していた日本人や私のような英語圏への留学経験がある翻訳者もいる。でも「産」側の経験や才能が教育の場で生かされているといえるのかどうか(このブログを書き始めたのも、微力ながらその改善になにか役立てば、と思ったことがひとつの理由としてあります)。

何度も申しているように、どのような職業につこうとも、お金を稼ぐことで可能性が広がるからです。世界的な慈善団体の職員になるのであれば、お金を稼いでさらに世界中の子どもたちを飢饉や病気から救えるかもしれない。

もちろん、自分もくいっぱぐれないように。だから小さいときから稼ぎ方を勉強する。そうすると、お金のありがたみがわかりますお金は最初は簡単には稼げないということがわかる。

アメリカだと、小学生ぐらいのときからお小遣い稼ぎで新聞配達や靴磨き、模擬店(キャンディやソーダを売ったり)などをしたりしますよね。つまり、親がさせる。いまは大富豪のウォーレン・バフェットも小学生ぐらいのときに新聞配達をして、「どうやったら効率よく稼げるか(配達量を増やせるか)」を小学生のときに研究した、と聞いたことがあります。

ホワイトボードに向かってしこしこノートに書き写すインプット重視の教育から、英会話をはじめ、作文、プログラミング、討論、プレゼンテーションなど、表現やクリエイティビティについて学ぶアウトプット型の教育へ移ろうとしている。

いいタイミングだと思います。お金の稼ぎ方を子どもたちが勉強し始めるには。