今日の記事は、米国大学を卒業し、15年以上に渡ってサステナビリティや気候変動などに特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、さっこんよく耳にする、「英語脳」について書いています。
昨日は下の記事を書きました。
●「英語脳」ってどんな脳だろう?考えてみました。
昨今よく聞く、英語脳。今日も電車でライザップの英会話スクールである「ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)」の広告に、「
英語脳」、と書かれてありました。 面白い言葉ですよね。言いたいことがなんとなくわかる。なので、私もインスピレーションを得ていろいろ想像しました。ライザップやその他、専門業者には業者の定義があるかと思います。私がいち後天性英語スピーカーとして、あるいは米国大学留学経験 者 として、あるいはいち 英語の翻訳者として、考えてみた英語脳について、書いてみます。
******************************1) 相手と目線が交わらない。自分の主語は、相手がだれであろうと、「I」。お父さんはな、お母さんはね、先生はな、と自分の主語を相手によって変えたりしない脳みそ。
*************************
●ではどうすれば「英語脳」が得られるのか?
英会話学校の広告なのですから、「英会話学校に通えば英語脳は得られますよ」と訴えていることはまず間違いありません。笑
では、それ以外に考えられる方法ではどんなものがあるでしょうか。私が考えた上記の1)-3)に沿って、可能性を探ってみたいと思います。
***********************************
1)の「英語脳」を得るための方法:対話文、会話文をたくさん、何度も音読する。
2)の「英語脳」を得るための方法: YesとNoのそれぞれの答えで考えられるものを挙げて、練習する。
3)の「英語脳」を得るための方法: シミュレーションとロープレ。
*********************************
私の経験からすると、1)の感覚がわかるようになるには、実際に自分で使ってみるしかありません。英語圏のテレビドラマや映画をみたりするだけでは、この肌感覚は実感わかないと思います。
よって、英会話学校では講師の先生と実際にやりとりできるとして、英会話学校以外のやりかたであれば、テキストや参考書、テレビドラマや映画などの台本を、何度も何度も、「音読」する方法があります。
2)は、このブログでも何度かふれているような、たとえば「禁煙席か、喫煙席か」の例文などがあげられます。
Don’t you smoke? No, I don’t smoke. Yes, I smoke.
3)は日本語をそのまま英語におきかえるのではなく、英語の会話を想定して(シミュレーション)、対話を練習する(ロールプレイング)やりかたです。
いずれも私がなんども書いているように、音読を基本とした反復練習です。とくに、「肌感覚」というのは頭で考えてえられるものでもなく、理屈はわからないけれど、そういうものなんだ、と自分の中に刷り込まれて初めて体得できるものだと思います。
このあたりはまた、次回以降に詳しく触れたいと思います。
●まとめ
「英語脳」という日本語。とてもcatchyですよね。私も実際にライザップやそのほか使っておられるかたに「英語脳ってこういうことですか?」と尋ねたわけではないので(笑)正しい推測かどうかはわかりませんが、好奇心から今日は私の想像力を大いに駆使して、上のような記事を書いてみました。
上記の具体例1)-3)はいずれも私が実際にやってみたことです。そして、nativesにもちゃんと通じています。よろしければぜひ、上の方法も実践してみてくださいね!
ではさいごのおまけとして。即答してください~!!!
Don’t you smoke? (たばこは吸わない?)→
こたえ:あなたがたばこを吸う人なら、Yes, (I smoke).と答えます。カッコ内は省略してもよいし、”I do”としても大丈夫です。
あなたがたばこを吸わない人なら、No, (I don’t smoke)と答えます。吸う人と同じく、カッコ内は省略してもよし、または” I don’t”としても大丈夫です。