今日の記事は、またもやNewsPicksにインスパイヤーされて(笑)書いていきます。
Q) 英会話をモノにしたいです。
A) 英会話の上達は、ゴルフや車の運転を上達させることと同じですよ。私の実体験を7つ、ご紹介しますね。
昨日は下の記事を書きました。
●英会話も芸事も車の運転も、モノにするには共通点があります。実体験から「うまくいったやりかたを7つ」ご紹介。
NewsPicksでは、「頭の回転が速い人になるための方法」というお題で書かれていました。1年以上まえに掲載された東洋経済ONLINEの記事です。
「ネットフリックスに死角はないのか?」
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中田敦彦の企業研究「NEXT」今回は、テクノロジーと独自のカルチャーによって、成長を続けるネットフリックスを大解剖します。
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— NewsPicks (@NewsPicks) October 3, 2019
★★★★★これは、オリラジの中田さんがNetflixについて解説されているときのNewsPicks Twitterからです。Quoting from the official Twitter site of NewsPicks’★★★★★
パラメータという変数があり、たとえば車の運転にしても、こまかな「変数」があるのだそう。運転を順調に習得していくひとは、そのパラメータをどんどん増やして習得していく、と東洋経済ONLINEの記事ではそう書いてあります。なるほどぉ・・・・。
プロフィール欄に書きましたとおり、私はこれまでの人生において、米国の大学へ長期留学したり、ビジネススクールで学位を取得したり、車の運転をしたり、楽器の演奏をしたりしてきました。
「事実」として私がこれまで「できるようになったこと」を挙げると:
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a)英会話(ネイティブとは問題なく意思の疎通を図っているレベル)
b)大学院で学位取得
c)ゴルフ
d)自転車
e)車の運転(坂道発進、縦列駐車、高速道路や山道の運転も大丈夫。エンジンブレーキも多用してます。追い越し車線も「フィギュアスケーターみたいにきれいな直線を描いて線をまたごう」とイメージしながらやってます。笑)
f)楽譜が読める
g)楽器の演奏(打楽器、ピアノ)
h)水泳
i)長期留学
j)PCのブラインドタッチ(私がカフェなどでカカカと打ち出すと、わりと周りがちらっと見たりします。かなり高速なようですよ。笑 自分ではピアノで演奏している感覚とほとんどかわりません)
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難しいことはからきし苦手な私ですが、実体験についてなら言語化できます。「表現」という手法を使って。
私のこれまでやってきたこともおそらく、「メタ化」してきた結果なのだと思います。でも、本人はもちろん、そんなこと知りません。だいたい「メタって、なに?」ですから(笑)。
そんなむつかしいこと・・・。
英会話や車の運転を含めて、「習得したいと思っているけれど、なかなかうまくいかなくて」というかたに、同じ目線の私から少しでもお役に立てる情報がご提供できれば、と思い、「私はこんなことを思いながら、しながら、習得しました」ということを7つお知らせしますね。
【私がやってきた7つのこと】
1) 「そういうものなんだ」というひらきなおりが必要なことが多い。理屈をこねくりまわすよりも。
2) 「こないだはここできなかったから、今日はここできるようにしてみよう」あるいは「ここ出来てるけど、本当に出来てるのか、もう一回チェックしてみよう」など、その都度、小さな目標やチェックポイントを考えながらやっている。それも自分の感覚と「相談」しながら。うまくいったときのイメージを描いているときもあります。
3) 「守・破・離」を忠実に守っている。先生の言うことは絶対。大先輩たちの言うことは絶対。習い始めから自己完結しない。
4) まずは簡単なところから。そしてそれができたら、次へ。
5) 自分をつねに「疑う」。思い込みや「まさか」が起きることがあるので。
6) いろいろなことを意識してみる。顕在意識で。たとえば時間(納期)とか、段取りとか、環境(静かな状態か、騒音が多いか)、などなど、とにかくあらゆること。
7) そして究極的なこと。「自分さえがんばれば結果がでることばかり。他人との相対評価ではないから」。だから、モチベーションがあがるし、楽しくなる。
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●完全なる「私の実体験」です。こどものころからそうしてきました。
では上記の1)から7)について、詳しく書いていきます。
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1) 「そういうものなんだ」というひらきなおり。
英作文や英語の言い回しなどで、「どうしてそうなるんだろう」と思うことは多々あります。米語でhelp+動詞の原形を使ったり、do (does)+動詞の原形で動詞の原形を強調する意味になったり。文法からすると「間違っている」。だって動詞が二つ続いているから。
でも、ネイティブから「そういうもんなんだ。そういうふうに昔から使われてるし、そのほうが意味が通じる」と言われれば、納得しなければなりません。笑
どうしも理詰めや理屈、理論、分析で考えたいひとは、このあたりが腑に落ちないようです。数学の公式も理詰めで考えるようなかた。だから、「英会話がどうも苦手」となる。
「そういうもんなんだ」が結果、語学なり芸事なりを確実に習得することは多いですよ。
ゴルフしかり、水泳しかり、マラソンしかり、車の運転しかり。計算式に公式を当てはめて解くこともしかり(なんでそういう公式になるのかはさっぱり理解できませんが、そういうもんなんだ、と思って解き続けて私は満点を取りました)。
2) その都度、小さな目標やチェックポイントを考えながらやっている。それも自分の感覚と「相談」しながら。
こまかくチェックポイントを作ることは大切です。
こまかいところでうまくいくようになると、次に進めるから。
英会話であれば、まずはその単語の意味を把握する。そうしたら発音を確認する。文字を見ながら声に出して、正しい発音で発音しながら意味も音読する。それがうまくいきはじめたら、次は例文を練習してみたり、スペルをしっかり覚えたりする。あるいはほかの意味がないか、調べたり。
ものすごく頭をつかって、「ああしよう、こうしよう」という人もいるのです。ゴルフなんかそう。でも、「感覚」を同時に確認することも大切だと思います。つまり、「無意識の領域で感覚に相談する」。頭だけだと体がついていかないです。頭と感覚は両輪。
3) 「守・破・離」を忠実に守っている。
守・破・離については以前、このブログで書きました。
小山 ケイ過去記事】「守・破・離」はあらゆることに応用できます。
先生や大先輩たちは、先達の知識や知恵、経験も土台に、さらに自分たちの経験から道理や技術を理解している。
それは初心者にとってはショートカットです。自分でいちから始めたら一生そのものは習得できないと思います。
まずは「守」で先生や大先輩の教えを徹底的にまねる。
自己完結しては成長しません。間違って理解していることもある。「型なし」というやつです。型なしの語源が守破離であることも上記の記事で以前、書きました。
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4) まずは簡単なところから。そしてそれができたら、次へ。
たとえば車の運転を例にしてみましょう。今日から教官を乗せて路上に出るという若葉マークさんは箱根の山道をふつうは運転できません。ヘアピンカーブを曲がり切れずに転落してしまいます。
路上に出れば、「保守的運転手」となって、前後の車との車体感覚を確かめたり、その道路の「速度の波」に乗る必要があります。
道路交通法で決められた制限速度とは違います。運転しているかたならわかっていただけると思いますが、それぞれの道路は交通量によって速度がきまります(制限速度の許容範囲内で)。
それを感覚として把握しないままに、のろのろ運転しながら道路標識や行き先を確認したり、とつぜん速度を落としたりしては、後ろの車にかえって迷惑をかけることがある。衝突事故になりかねないです。
まずは自分が確実にできそうなところから始めて、それができるようになったら、次へ進む。
私は習い事をしたり英語の会話を習得するときも、「まず自分が確実にできる小さなところ」をさがすことから始めて、次に少し大きめの階段、を探しては進む、というやりかたを繰り返してきました。
5) 自分をつねに「疑う」。
自分を信じる、のではなく、疑う。思い込みってすごいですよ。自分でもびっくりしちゃいます。大笑
「えっ、なんでこんな思い違いしてたんだろう??あたし」なんて、ざらです。
いつもの調子で同じ道順を通ったら、実は前日に「いつもの道が工事してるので明日はこのルートで来てください」と先方から言われていたことを「道路工事中」の立て札を見て突然思い出したり。
英会話や習い事もそうです。いつのまにか違う発音で暗記してたり、なんてこともあります。使い方を間違っていたり。だからちょこちょこと、確認作業を怠らないようにしています。自分に対して。
そうすると、エラーが小さいときに修正しやすいので正しくて速い習得につながるのです。
6) いろいろなことを意識してみる。とにかくあらゆること。
私はフリーランスの翻訳者をしていたこともあるので、私にとって納期は絶対でした。納期に遅れたことはいちどたりとてありません。
納期を守るには、次の要素をよく把握します。頭と、感覚で。これも両輪。
★仕事量。
★難易度。
★納期までの日数。
★イレギュラーなことが起きそうな確率(といっても数学の「確率」じゃないです。まったくの、「カン」。笑)
★ほかの仕事やプライベートな行事との兼ね合い。
★依頼主の性格や状況、条件など。→突然、「前倒しで今日ください!」なんて言い出しかねないクライアントもいますので。よーく、見るようにする。相手を。
★これまでの経験。→この分量、難易度、納期で間に合うかどうか。
7) 「自分さえがんばれば結果がでることばかり。他人との相対評価ではないから」。
大学受験は、まわりとの戦いだと思います。自分がどんなに頑張っても、ほかの受験生たちが秀才ぞろいだったり、ものすごい努力をしていたり、体調が万全だったりしたら、相手のほうが成績よい、なんてことはあるのではないですか?(私は推薦入学したので大学受験のことはよくわかりませんが)
でも、私があげたa)からj)は、自分さえ本気になって頑張れば、それなりに習得できるものばかりです。
b)の「大学院の学位」は一見、大学受験と同じでまわりとの戦いとおもわれそうですが、私が卒業したビジネススクールに限っては、戦う相手は「自分」でした。
自分がちゃんと頭を使って発言できるか。
自分がちゃんと締め切りを守って提出物を出せるか。
自分がちゃんと授業に出席して理解できるか。
自分がちゃんと頭を下げて、できる人や教授に教えを乞えるか。
「ちゃんと」していれば、ほぼすべての科目でよい成績がいただけました。
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