(今日は珍しく)節約生活(?)について。コスパ・ノウハウ、経験&知ってることを書いています。

竹下通り

「節約術」。雑誌が一冊特集組める話題ですね。笑 今日はその道のプロ(?)でもあまり書いていないと思われる、いちビジネスパーソンからの「こんな話聞きました。こんなことするとよいかも」についてお伝えしますね。


昨日は下の記事を書きました。

●ビジネスだと、会社の売上規模をベンチマークにしてもあまり意味がない。人の収入もそうだと思う。

渋谷のビル

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最近ネットで読んだ記事で、「いくらいくらしか給料で貰えなくてどうとか」ということを嘆いておられる若い方がいてBuzzったとのこと。

これを聴いたとき、「会社を語るときに売上高をベンチマークにする発想と同じじゃないかな」と思いました。

一般消費者が企業を語るときは、売上高を聞いて「わぁ大会社だね」と言ったりしますよね。での売上規模がすごく影響を与えるのは、税金くらいだと思います(売上高によって税率が変わってきますので)。それ以外では、ROEの算出にも売上高はまったく関係ないし、社員のかたにとっても「売上高が高くったってオレの給料はすくないよ」という嘆きもあるかもしれません。

収入も一見、大きいと「わぁお金持ちだね」となると思いますが、遊ぶ時間も人と会う時間もないよりは、収入が少なくてもそれなりにおいしいものが食べられたりコスパの良いシンプルな服が着られたり人とあって会食したりカフェでお茶したりできる時間がある人のほうが人生、豊かで幸せだと私には思えるのですが・・・。

 

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さてさて。

上記の通り、「節約術」はその道のプロがたくさんいらっしゃるので私が今日、このブログで取り上げるのは、各業態の企業に勤める友人知人たちから聞いた話や、私自身が体験したことをもとに、「こんなことすると出費は少なくなると思いますよ」ということを書いていきます。

お金持ちならぬ、「時間持ち」な人生の達人がたくさん増えることを願って。

日本傘

★店内で「買い物かご」は持たない。

小売関係者から聞いた話です。お客さんにたくさん買ってもらう、つまり、客単価を上げるためには、お客ひとりひとりに「かごを手渡し」するのだそうです。そうすると、消費者はより購入する、ということがその企業では数値としても証明されているとのこと。

であれば、です。もし、「不必要なものは買わない」「必要最低限のものだけ買う」と決心する人には、「買い物かごは持たないで、手に持てる範囲内でいつも買い物する」ということをその人の買い物ルールにすれば、いつも必要なものしか買わない、ということになりますよね。笑

少なくとも、「まだかごの中に入れられるから、今日のうちに買っとこう」という買い方はなくなる。



★小銭の中だけで買い物してみる。

実体験です。お札を崩すと、あれよあれよというまに「なぜか」お金が減っていきます。でも、「今日はお札は崩さないで、持参金内の小銭だけで買い物してみる」と半分、遊び心も加えて試してみると、意外とうまくいくのです。これが。同じご経験、されているかたおられませんか?

「今日はお財布に小銭が10円玉3枚しかないから、うまか棒3本でがまんしとこう」とか。笑 (それも、おかしのまちだのようなディスカウント店の)

 

★自販機はやっぱり割高!

しょうがないですよね。利便性追求した機械なのですから。機械の設置だけでン十万する、ということを某大手飲料会社に勤めていたことのある友人に聞いたことがあります。その分が価格に転嫁されてるのは当然ですね。タダというわけにはいかない。

だから、日々の出費を抑えるのであれば、できるだけまとめ買いで値引きしてくれるようなところで買い物するのがいい、ということになります。

 

★「大容量」はわりとトリック多し。

大きなプリンを店頭で見たとき、プリン好きの私は生唾を飲み込みながら衝動買いしたことがあります。見た目もすごくおいしそうでした。でも家に帰って好奇心から計算してみると、大容量なのに、かえって割高になっている。笑

ファーストフードの飲み物もそうです。某大手ファーストフードに勤務する知人に聞いたことがあるのですが、MサイズよりもSサイズのほうがコスパよかったりするそうな。

ちなみに、その知人いわく、「(消費者にとって)コスパがいいのはアップルパイ。「アップルパイとハンバーガーください。あ、それと(無料の)お水もつけていただけますか?」というお客さんの買い方が一番、その企業にとっては泣かされる(利益率が悪い)」とのこと。笑

大容量、がかならずしも少量よりもコスパ良い、というわけではなさそうですよ。

★★★リクルート社のアプリ「スタディサプリ」ビジネスパーソン英会話リリース、だそうです!(リクルート社からお知らせいただきました)★★★

 

 

そのほか。

★カフェインを摂取したあとには買い物しない。

気分が高揚しています。 太っ腹になりやすい。

 

★夜より朝がいいかも。

夜は人の気分が高揚しやすいそうです。だから、文章もたとえばeメールならすぐに送信せずに一晩寝かして、朝に再度、内容を確認するほうがいい、と聞きます。朝のほうが頭はすっきりしているし、気持ちも冷静です。買い物も冷静できる可能性が高い。

朝は鮮度の良いものが買えますし。

 

●世の中、トリックは多い。上げ底、包装紙、ブランド、場所etcetc。

歌舞伎座

上記の大容量だけではなく、消費者のかたがたがお気づきのように、客単価をあげるためのトリックはあちこちにあります。企業も少しでも利益を上げるためにあの手この手でトリック、いや、マジックをしかけている。

「この値段でこんなにたくさんクッキーが入ってるの?」とうれしくなって買って帰ると、箱が上げ底だったり(大笑)、個包装の一つ一つがやたら、空気が入ってたり、中身が個包装の袋の半分くらいの大きさだったり。

ありますよね?

ブランドものだって「上げ底」なんていっちゃぁ語弊ありますが、しっかりとした職人技の高品質な素材なのはわかるけれど、利益率高いです。そのブランドの「顔」となるスーパーモデルが契約する金額を聞いただけで、「ブランドって効率的なビジネスなんだわぁ」とあらためて思います。


★★★学研のオンライン英会話です★★★

その反対に、一等地に出店してブランドを築きつつ、縫製はいわゆる「さんちゃん経営」の地元零細企業に依頼するので他社がまねできないほど複雑なビジネスモデルを作り上げている、コスパのよいスペインのZARAのような例もあります。

私がビジネススクールに通っていたころ、ZARAについて勉強したことがありますが、あそこは有名デザイナーのデザインをパクってる、ともっぱら噂されていて、訴訟もたくさん抱えているとのこと。たしかに、斬新なデザインのものが多いですね。

ひとつのデザインに対する点数が少ないから、町中で「あ、あの人あたしと同じ服着てる」なんてヒヤっとすることもほとんどない。ZARA製品は。

無駄な出費を少しでも減らす目的で、世の中にどんなマジック、トリックがあるかなぁ、なんて考えたり想像するのもけっこう楽しいものです。ご自分がそれを知ったうえで納得して購入されるのであれば、それも楽しい買い物になると思いますし。

ご参考までにおもいつくものをいろいろ、書いてみますね。

★「実質的値上げ」(同じ値段だけれど、よくみると大きさがいつもより小さくなってる加工品とか)

★素材がどうしてももともと高いものがある。たとえばアーモンド。アーモンドだけにするか、ミックスナッツにするか。

★有名キャラクターがついた商品は肖像権の分、価格はやっぱり少し高い。

★有名女優やタレントを大々的に起用して広告も大量に投入した新商品は、価格に転嫁されて高い時がある。シャンプーのTが市場に初めて出たときがそうでした(広告のやり方についてはプロの知人から聞いて知りました)

★大きくて、手ごろな価格、は冷静になってみる。笑 上げ底の時あり。

★いわゆる「バンドル品」は、店員に愛想よく促されると顧客は購入しやすい。しかも単価がそれほど高くないもの。「本日、あとおひとつ同じ商品をご購入いただけるとすべて30%引きになりますが、いかがされますか?こちらのお菓子は、3つで30%割引のお品ですので」

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