先日から書き始めている「感覚(feeling)を大切にする」。「感覚を通していろいろなところとつながっている」ということについて今日は書いていきます。
昨日は下の記事を書きました。
●感覚は、いろいろなところとつながっている。
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1) 自分の体。
2) 小さな乳幼児。
3) 「ソース」(あるいは、大いなる宇宙、大いなる知性)
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●感覚を大切にして自分の体とつながる。
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自分の体と感覚でつながることで、利点はたくさんあります。自分の体の「声」が聞こえることです。
病気になるまえに予防したり、あるいは病気を小さなうちに察知したり。
先日もこのブログで書きましたが、風邪になりかけるときは体はいろいろなサインを出しますよね。悪寒、せき、節々の痛み、頭痛、のどの痛み、発熱、などなど。
アタマに偏った生活をしていると、体が発する声に気づかずに、仕事に没頭して風邪をこじらせたり、寒さに気づかずに薄着のまま過ごして重症化したりしてしまいます。
寒いと思ったら重ね着したり、のどが痛いとおもったらのど飴をなめたりうがいをしたり、だるいと思ったら仕事をきりあげてゆっくり休んだり。
「このままでは本格的な風邪をひきますよ」
「体をあたためてください」
「体をゆっくり休めてください」
体の声に耳を傾けると、そういっているのがわかります。
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体と感覚でつながる利点は、心身ともにより健康になる、ということと、アタマではなく体が発するさまざまな信号に敏感になる、ということです。そのひとつが、先日書いた、「リズム感」ということ。
習慣のなかで培った人それぞれのリズム感というものが体の奥底には存在するのです。
●感覚を通して小さな乳幼児とつながる。
乳幼児と接していると、言葉を介していないのになぜか、「共通のもの」を介して私たちが意思の疎通を図っていることがものすごく感じられます。それが「感覚」ということなのだと思います。彼らはアタマ以上に感覚が鋭い。その人間が自分を受け入れてくれる人間かどうか、つねに感覚を研ぎ澄ませているようなところがある。じーっと観察しながら。笑
だから、乳幼児と会話できる人は、感覚が鋭くなります。
乳幼児のまえでは自分をさらけださないといけない。アタマの論理が通じない人たちだから。全身、「感覚」の人たちだから。
女性に感覚の鋭い人が多いのはきっと、乳幼児と会話できる人が多いからじゃないかな、と思います。
●「ソース」(あるいは、大いなる宇宙、大いなる知性)
さて。私が書きたくて書きたくてしょうがなかったシークレットパートにやってまいりました。笑
こんなこと書いてるMBA holder、ほとんどいないんじゃないかなぁ。
でも、私がこのブログで何度か触れているように、「ソース(source)」と呼ばれたり、大いなる宇宙と呼ばれたり、あるいは大いなる知性と呼ばれたりする「存在」につながって表現活動をしている人たちはたくさんいます。
巨匠と呼ばれる映画監督
世界的な大作家と呼ばれる人たち
ワールドツアーを発表するとチケットは即日完売になるようなミュージシャンたち
ソース、とは、大いなる存在のことであり、そこには古今東西の知性、人々の英知、智慧など、「普遍性」があります。
国籍や人種に関係なく、人々が共通に抱く感情や想い、葛藤がその宇宙にはあり、そこにつながって表現することで名作と呼ばれる映画や小説を作り上げる。
だから、普遍性の英語「universality」のなかには、宇宙を表す「universe」が含まれているのです。
宇宙というソースとつながる感覚を大切にすると、クリエイティビティも鋭くなりますし、人との共感性も高まります。
まさに「降ってくる」とはこのことです。
自分でアタマを使って考えているのではなく、自分の感覚を通して、宇宙・ソース・大いなる存在からアイデアが「送られてくる」。
私が自分の体験としてものすごくこの「ソースとつながっている」と感じるときは、楽器を演奏しているときと、日本語や英語で文章を書いているときです。
演奏しはじめたときや文章を書き始めた最初の1,2分はまだ、自分の感覚も「ざわざわ」としているのですが、それが次第に感覚を通して「ソースとつながる」ことで、自分だけの世界に深く深く、沈んでいくような気がするのです。
あるいは、自分はすでに「あっちの世界」に半分行っていて、誰か別の「自分よりももう少し大きな存在」がその半分に入り込んで、クリエイティブなことをしてくれているような感覚。
これが集中力ということなのかもしれないですし、深い瞑想状態にも似た状態なのかもしれません(脳波も深い瞑想状態のときに出す脳波といわれるシータ波が出ているはずです)。
「神」と呼ばれる存在はおそらく、そのソースや宇宙のことなのだと思います。
ひとびとの普遍性が具象化された存在。
なにしろ、「神は細部に宿る」と言った人もいるのですから。神様は、私たちの感覚を通してお越しくださる。
アタマから、ではなく。
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