今日は、自分が望む英会話学習の最終地点の姿を「最初に」、しかも直感を使って設定することについて書いています。
【目次】
●直感を使って最初に最終地点を決めておく。英語の上達方法。
●たとえば英語アプリを使った場合。
このカテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」では前回、下の記事を書きました。
●直感を使って最初に最終地点を決めておく。英語の上達方法。
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なにごとも、「最初に到達地点を明確にイメージして行動すると、よりよい結果が得られる」のがよいことは、私の長年の実体験から私も確信しています。
ゴルフであれば、「アドレス」と呼ばれる、最初にクラブを構えるときに、最終地点である「フィニッシュ」、つまり「自分がおへそも飛球方向に向くぐらい完全にクラブを振り切っている姿」を明確に思い浮かべておく必要がある。私はそうプロコーチから習いました。
最終地点の姿を最初にイメージできると、そこから直感で逆算して「自分がとるべき動き」がつかめるからです。
これは英会話を習得するときも同じです。
昨今、バックキャスティング(バックキャスト)なる横文字が企業や国際組織で使われていますが、そんな小難しい言葉で語らずとも、なにごとも最終地点のイメージがあれば、そこにいたるまでに最適な動きや行動がとれます。
最終地点を明確にイメージするための流れはつぎのとおりです。
大切なことは、「なりたい姿を明確に思い浮かべる」ということ。自分にとって最高にのぞましい姿を思い浮かべるということ。
(2019年11月1日に、緊張を最高のパフォーマンスへとつなげるコツとして、「神がかったパフォーマンスという最終到達地点を決めると逆算してイメトレできる」という記事を書きました。よろしければこちらもごらんください)
1) どんなふうに自分が「英会話(あるいは外国語)」を話しているのか。
場面、相手、自分の立場など、事細かに設定します。
もし頭のなかだけではイメージがわかない、ということであれば、これまでに見た映画やテレビドラマのイメージを利用したり、紙やワード、音声録音などを使って、詳細を決めていきます。
2) 1)で決めた「すでにかなったこと」は、いつまでにかなっているべきか。明確な期限を設定する。
→ 具体的な行動計画をたてるためです。これが、「アタマと直感(感覚)は、両輪」と私がこのブログで何度も訴える理由です。行動計画を立てるのは、アタマなのです。
3) 行動計画どおりに行動するためには、各段階でどんなことをすればいいのか。
★最終地点から一番手間の段階ではどんな状態にあるのが理想か。
★そのさらに手前は。
★では、いまこの瞬間は、どんなことをすればいいのか。
4) 「映像」という明確なイメージに落とし込む。イメトレする。
このブログで何度か触れているように、イメトレは、心身ともにゆったりとした状態で行います。夜寝る前や、お風呂に入っているとき、うたたねしそうなときなど。
●たとえば、英語アプリを使った場合。
いろいろな英語アプリがあります。
たとえばリクルートのスタディサプリはドラマ仕立てで勉強するパートがあります。映画やテレビドラマもそうですが、英語をはじめとする語学において、「自分がのぞむ最高の最終地点」を明確な映像としてイメージするために、具体的なドラマ仕立ての教材はとても有効です。
ドラマの舞台に「自分」を登場させて、他の登場人物たちと話をしている姿がまずは思い浮かべられます。
実際に自分が見たり経験していなことを「明確な映像としてイメージする」のは実はなかなか難しいことです。過去に自分が旅した場所を思い浮かべたり、好きでよく見た海外ドラマを思い浮かべたりするほうが頭に映像は浮かびます。自分が「実施に見て知っている」からです。
英会話の最終到達地点である「自分が最高に望む姿」は人それぞれでしょう。そのときに、スタディサプリをはじめ、映画やテレビドラマ、スポーツ選手の活躍するシーンなどを利用して、「そこに自分をはめこむ」とイメトレの力は倍増しますよ。
★ニューヨーク・マンハッタンの高級レストランで取引先と会食している姿を思い浮かべたり、高層ビルのオフィスで先方にパワポでプレゼンしている姿を思い浮かべたり。窓の外には緑豊かなセントラルパークが広がっています。
★スウェーデンストックホルムでノーベル賞授賞式の受賞スピーチを英語でしています。隣には和服の奥様が。
★Directors chairに座って「Action!」と言っている自分を想像します。場所はハリウッド映画スタジオ。かつてユニバーサルスタジオを見学したときのイメージを思い浮かべます。
★オーストラリアシドニーのオペラハウスにて。プッチーニのツーランドットを鑑賞しています。隣にはオーストラリア人の夫が。
★米国NBCのトークショーにショーマンとして出演中の自分を思い浮かべます。なかなかイメージがわかなければ、こんまりさん(近藤麻理恵さん)が実際に出演されたときのYouTube動画を探して、自分の顔をイメコラします。大笑
★「米国人が住みたい街」Oregon州Portlandにて。自分がカフェのオーナーとしてthird-wave系のコーヒーを丁寧にローストしている姿を思い浮かべます。従業員はみんな、Portlanders of Oregnians!