今日は、「SDGs達成のために効果的なこと」として、専門家や研究者が書かない、「アファメーションする」ことについて、私の意見を書いていきます。SDGsを知らないかたは多いと思います。けれど、アファメーションそれ自体は英会話の習得や「願いをかなえること」などに広くつかわれている手法ですので、ぜひ応用してみてください。
私のライフワークである「直感・感覚」「アタマと感覚を使いこなす」について書いた記事や、昨日書い記事は下の通りです。
●アファメーションそれ自体はたくさんのYouTubersが動画を製作しています。SDGsに応用しましょう。
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昨日のブログで私は「アマタのいいかたが陥りやすいのは、アタマですべてを解決しようとすることです」と書きました。
SDGsを達成させる点でもそうです。
アタマの力だけで達成させよう、としても限界があります。なぜなら、アタマの力自体に限界があるからです。
アファメーションは人の「感覚(feeling)」つまり潜在意識(unconscious mind)」にダイレクトに訴える手法です。
願いをかなえたり自分の潜在能力を開花させたりすることに使われています。これをSDGsの目標値を叶えることに使いましょう、というのが今日の記事の主題です。
SDGsには血は通っていません。感情もありません。あるのは数値です。だから、当事者である企業関係者にとっては達成しづらいのだと思います。
「わくわくしないから」。
持続可能性に根差した活動自体が企業では後回しにされやすい大きな原因はそこにある、と私はこのブログ内のカテゴリー「持続可能性(Sustainability)」で書きました。
長年、持続可能性を追求する活動をNGOとしてやってこられた、環境ジャーナリスト・枝廣淳子さんの団体「Japan for Sustainability」がいわゆる「リーマンショック(financial crisis)」直後に企業からの寄付が激減したことにより活動休止に追い込まれています。
企業を作っているのは人間です。通勤の往復でモバゲをやったり漫画を読んだりしている会社員です。そのかたたちに、数値目標だけを提示してご高説たれながら「さぁ、これを達成せよ」と言っても達成できない(達成しようとしない)のは当然だと私は思います。
アタマの力だけでは人は動かない。人を動かすのは知性や理性ではなく感情です、と私はこの点もこのブログで以前から何度も書いています。
(だいたい、その会社員が転職してSDGsの達成とはまったく関係ない仕事につくことだってありえるわけです。そうなったらその人間なきあとのそこのSDGsは「仏作って中身入らず」。企業とはそういう宿命を背負っている。「ウチの会社になーんの愛社心もないもんね」と言い放つのが私の知り合いにもいました。
そんなのがもしSDGs関係部署に配属になってたら・・・。あなおそろしや)
アファメーションはいたって単純です。それゆえ、アタマのよいかたたちはその力を見過ごしてしまうのだと思います。英会話がシンプルな音読の反復練習の成果である、という点を見過ごして結局「読み書きはばっちりですが英会話はまったくできません」となるように。
でもものすごくパワフルなのです。アファメーションの持つ力は。接客業の唱和がそれです。やり方をご説明します。
●アファメーションのやりかた。
1) わくわくとしながら、数値を達成した「最終地点の姿」を思い描く。
アファメーションする人間の「感情」が動いていないと、アファメーションの効果は得られません。なぜなら、アファメーションがダイレクトに効果を与える潜在意識は、「感情の動き」に反応するからです。感情によってアファメーションした内容が定着します。
2) ゆっくりと、大声で、「SDGsを達成しました」あるいは、具体的な数値を達成したことを、声に出す。
大切なことは、「過去形で言う」ということ。そうすると、潜在意識はすでにかなったこととして行動を促します。ここが、「最終目的を先に決めておくことが大切である」という理由です。アタマでしか考えられないかたにはわからないかもしれませんが・・・。
3) 設定した「期限」もしっかり、声に出して唱えます。
4) アファメーションと合わせて、ときどき「数字(数値目標の)」や「文言」をビジュアルとして見てみる。
視覚と聴覚の2つの感覚が相乗効果を生み出して、さらにアファメーション(の内容)が自分の中に定着します。
5) これらはできれば、「達成させよう!」とする有志で集まって行うのが良いでしょう。アファメーションはその人が本当に「それをやるんだ(やったんだ)」と自分で信じないかぎり、効果が表れないからです。
1)から5)についてはすべて、私がこのブログの別カテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」で以前書いたとおりです。よろしければそちらも参考になさってください。
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