今日は、「人はそれぞれエネルギーを有している」ということについて書いています。
「小山ケイの人生ドリル」は以下の記事から書き始めました。
●エネルギーの流れに注意する。
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以前このブログで「(小声ですが)この世はエネルギー戦争ですよ。自分の強いエネルギーを行動に移す人間がそれを実現させてしまいます」と書いたことがあります。
テロリストしかり、略奪婚しかり。
そして、それに続けてこうも書きました。「そんな巨大なエネルギーの持ち主たちに影響を受けることなく、多くの人たちと幸せで、楽しく、豊かに生きていくことに、自分の大切なエネルギーを使うように集中していきましょう」とも私は書きました。
今日はそのことについて書いていきます。
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エネルギーというと電気とか石油とかを思いつかべるかたが多いのかもしれませんが、人間もそれぞれ、エネルギーを抱えています。いずれも目に見えないものなので抽象的かつオカルトチック(笑)かもしれませんが、「こうしたいああしたい」という強い思いを持ってなにかを実現させたときのことを思い出していただければ、なんとなくご自身のエネルギーが感じられると思います。
そして、そのエネルギーにはそれぞれ人によって、正負を感じるものです。それは主観的なものなので、ある人にとっては「正」のポジティブエネルギーかもしれませんが、私には「負」のネガティブエネルギーとなることがある。
★自分が気に入らない人の悪口を他人に言う。→ 自分は「スカッと」するので自分は「正」を感じる。但し、聞かされたこちらは一方的にネガティブな話をされるので「負」を感じる。
★自分が働く会社の「ビラ」を近所の個人宅へ投函する。→自分は営業活動ができてスカッと「正」。但し、投函されたほうは一方的にごみが投げつけられるので「負」。
★政治討論会。相手陣営のあら捜しをして人格やその家族すら攻撃。本人は「視聴者に相手陣営の悪い印象をあたえられた」と思ってスカッと「正」。→ 聞かされた視聴者は、政策内容ではない低次元の話(それも人格攻撃やその家族に対する攻撃も)を聞かされてうんざり「負」。某国にありました。
★自分がむしゃくしゃするからと人に八つ当たり。自分はすかっと「正」。→ 八つ当たりされたほうは何の落ち度もないのに勝手に「怒りの」エネルギーをぶつけられて疲労と困惑。場合によっては極度の落ち込み。「負」
●プラマイゼロどころか、マイナスになることも。自分中心に「+」となるようなエネルギーを!とくに巨大なエネルギーの持ち主に対しては。
たとえば。私が青学のビジネススクールに通っていた時に出会った、「前世は戦国時代の武将ではないかと思われるほどの巨大なエネルギーの持ち主」についてこのブログで書きました。
教授の講義であろうと、だれかの論文発表であろうと、重複的な合いの手を途中で大声で入れたり意味不明な笑い声を突然さしはんだりする人間の話です。
彼女のエネルギーに付き合っていると私は、自分のエネルギーが彼女によって封じ込まれて自分の+のエネルギーがどんどんマイナスになっていくのが分かりました。エネルギーは目に見えないものなのに、不思議なことに「停滞している」のがものすごく視覚として感じられるのです。
おそらく、戦国武将はもちろんのこと、古代の王様とか芸能界に君臨している人(君臨、です。スターというよりも。)とかにも共通するエネルギーの大きさなのかもしれません。
こんな経験を数々踏んだことで、私は「人間には2種類いる」ことが分かりました。
◆自分のエネルギーを人にぶつけたり吸い取ったりすることで、自分のエネルギーをますますプラスの巨大なエネルギーに転じてしまう人間(1)。
◆自分のエネルギーと相手やまわりのエネルギーがそれぞれに創造的な「場」の中で互いに影響を与え合う閾値をさがしながら、いずれものエネルギーがプラスに転じるような使い方をする人間(2)。
強烈なトップダウンが必要な場面では(1)の人間が力を発揮するでしょうし、互いに良いものを出し合いながらモノを作っていく場面では2)の人間が力を発揮するでしょう。
私にとって自分のエネルギーの理想的な使い方は、相乗効果やシナジーある「何かを生み出す創造性あるものです。どちらかといえば(2)のほうです。他人の意見に後出しじゃんけんで反対意見を終始唱え続ける人間よりも(討論のテクニックで言う「Devil’s advocate」)、こちらの意見に+アルファでインスピレーションを与える意見をくれる人間のほうが私には+のエネルギーがある人間となります。
巨大なエネルギーの持ち主の(1)にとっては自分のエネルギーがさらに+に転じていくのですから人を巻き込むことは好都合でしょうが、私にとってはそれでは疲れるばかりです。
だからこそ、つねに自分のエネルギーの流れには意識を向ける必要があるのです。
また明日、続きを書いていきます。
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