今日の記事では、英語をはじめとする外国語でケンカするということについて書いています。
<目次>
●英語でケンカする。私もしたことがあります。
●どんなやりかたをするか。
●でもそんな場面、実際にあるの?笑
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事はカテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」です。前回、下の記事を書きました。
(我が母校青山学院の駅伝チームOB森田くん、下田くん、一色くん、林くん等々が就職したGMO社です!私がひそかに応援してきた島貫温太くん(帝京大)もGMOチームへの参加が決まりました!やった。実業団からも目が離せなくなります)
●英語でケンカする。私もしたことあります。
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私が米国大学の学生だったとき、ネイティブの学生からケンカでまくし立てられたことがある話は以前、このブログで書きました。
小山ケイ過去記事】ネイティブや英語の達者な人間にまくしたてられたときの対処法。
ケンカは感情のほとばしりですから感情に根差した言葉が出てきますよね。つまり、ほとんど無意識の領域に根差した言葉。日本語であっても親子ゲンカとか兄弟ゲンカのときなど、自分でも思ってもみなかった感情に根差した低次元の言葉がつぎからつぎへと出てくる出てくる。笑
外国語でケンカができるレベルということは、それだけ無意識の領域にその外国語が根付いていることの証拠です。まぁケンカはしないにこしたことはないですが、理不尽なやからにつっかかって意思表示する必要がある場合もあります。
小山ケイ過去記事】ばかやろーと言ってみる。本人に直接。スカっとするはずですよ。
英語でケンカする。なかなか想像できないかもしれませんね。けどスリリングではあります。
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1) 日ごろから、感情に根差した言葉をストック。
2) 自分の潜在意識の領域に完全に落とし込む。
3) 意識的に「きちゃない言葉」「下ネタ言葉」をストック。
4) その文化の攻撃的なジェスチャーを覚えておく。
5) イメトレする。
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●どんなやりかたをするのか。
1) 日ごろから、感情に根差した言葉をストック。
⇒ 学校で習うようなアカデミックな言葉や知的な言葉と合わせて、「おいしい」とか「うれしい」とか「きれい」とか「いやだ」とか、小さな子どもでも使うような感情に根差した英語をどんどん調べてストックしていきましょう。
単語帳をつかってもよし。自分専用のノートを作ってもよし。あるいはデジタルでストックしてもよし。
2) 自分の潜在意識の領域に完全に落とし込む。
⇒ これはこれまでこのブログで書いてきた方法となんら変わりません。反復の音読が基本です。日々コツコツ、声に出して、感情を利用して、潜在意識の中に落とし込んでいきます。
小山ケイ過去記事】「どうしたら英語を話せるようになりますか?」英会話の上達方法。
小山ケイ過去記事】アファメーションと英会話(大きな声で唱えるということ)
3) 「禁句」や「下ネタ言葉」すらも意識的にストック。
⇒ いわゆる“four letter words”と呼ばれる禁句もストックしますよ。日本語でも普段自分で使わないような言い回しならさらにいいです。客観的になれるからです。言葉に対して。どういう言い方が効果的なのか、どんな場面で使われる言葉なのか、なんてことも興味の赴くままに調べるようになります。
4) その文化の攻撃的なジェスチャーを覚えておく。
⇒ ケンカしている相手が出してきたジェスチャーを理解するためです。
5) イメトレする。
⇒ 1)から4)をこつこつとしっかりこなしたら、いよいよそれらを使ってイメージトレーニングします。
どんな場面で使うことになるのか。状況は?相手は?フォーマルなときか?呑み会か?
自分はどんなことを言われたら感情を爆発させてそれらの言葉を使うのか?どんなふうにジェスチャーを使うのか?
ゆったりとした気持ちで、細部にわたって、イメトレします。
●でもそんな場面、実際にあるの?笑
ここまでお読みいただいて、「おいおい、そんな場面、ほんとにあるの??」と思われたかたは多いと思います。
結論から言うと、大人になればなるほど、感情を爆発させてケンカするシーンはそれほど多くはありませんよね。何語であっても大の大人が感情を爆発させてケンカするというのはその人間の知的レベルがあまり高くないことを意味するから。
だからこそ、私の上記の過去記事(ばかやろーと言ってみる。本人に直接」)は効果が大きいのです。知的レベルが低いことをあえてやるから。普段はまったくそんなそぶりも見せない人間があえてそれをするから。
今日の記事の一番の目的を暴露しますね。そんな知的レベルが低いケンカができる英語力が身につくというのは、そのほかのあらゆる場面でもその力が役に立ってくれるからです。気持ちの強さだったり、語彙力を増やす力だったり、nativeにすらダイレクトに響く言葉や表現を身につける力だったり。
そして自分がケンカするのではなく、nativeたちがケンカしている場面を見て言葉を理解することもできるようになります。たとえば映画のシーンとかテレビドラマのシーンとか。場合によってはロック歌手の「てめぇら聴いてるかー!(英語)」の呼びかけとか。笑
ケンカっ早い私など、ぶちっと切れたとたんに感情が爆発してるので、英語で最後にケンカしたのはいつだったか思い出せないくらいです。でもケンカ言葉は「備えあればうれいなし」と「nativeにも負けない語彙力を身につけること」の2つの効果をもたらしてくれることが大きい。
★英語(外国語)に対して気持ちが強くなる(英語でケンカできる!)
★負けん気の強さがつく。
★まくしたてられても対処法を知っているという安心感。
★押し切られずに自分も相手をやり込められるという切り札。
★映画やテレビドラマ、ロック歌手のMCなど、感情のほとばしりから出る他者の言葉が聞き取れるようになる。
「ケンカしてやるぞ!」というよりも「ケンカだってできる語学力がある!」と思えることが大切だと私は思います。「ケンカしてやるぞー!」はなんとなく力みすぎな気もしますしね。日本語でだってケンカすることはめったにないという方が多いと思います。
でも明日はケンカのしかたについて書いてみたいと思います(笑)。人生ドリルシリーズです。
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