今日の記事は、人を見て態度を変えたほうがいい場合について書いています。
<もくじ>
●人を見て態度を変える。
●変えるべき態度とはどんなことか。たとえば「頭のねじを一本はずす」
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事はカテゴリー「徒然なるままにひぐらし。」で人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。
●人を見て態度を変える。
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一般的によく言われるのは、「誰にでも公平に。態度を変えずに」。
けれど、このブログで私がよく書くように、世の中にはものわかりのいい人ばかりではない。さらに、自分の目的のために人を利用したり、ものわかりのいい人間に甘えてくるのもいる。その手の人間に正論を振りかざしたりまじめで誠実な態度であたっても、かえって利用されることもあります。
変えてしまってはあなたの評価や信用が下がってしまうのは、価値基準です。態度じゃない。
あの人には良いといったことを別のひとにはだめという価値基準。それはかえてはならない。
態度を変えたほうがいい人間には変えなければならないときもある。私はこれまでの人生においてそれを何度も経験してきました。
★がんこでものわかりが悪い。
★地頭が良くない。
★偏見を持っている。
★ステレオタイプを他人に押し付ける。
★ものわかりのいい優しい人間に甘えてくる。
★権力をふりかざす。
★理不尽なことを言う。
こうした始末に負えない人間には、普段見せないような豹変ぶりをあえて演じて見せたり、低次元の行動に出たり大声を出しなければならないときもあります。理由は、そうしなければ相手は上記の態度を変えないから。
人を変えるまえに自分を変える。でも自分が嫌だと思っているのであれば、相手にその意思を伝えなければならないこともある。
理不尽な行為に対して、相手を変えてはいけないからと自分のほうがそれを受け入れていけない。自分がかわいそうです。「ふざけんな。むかつくんだよ」とこれまで相手に出したこともないような大声で喧嘩を売らなければならないことも人生にはあるのです。
●かえるべき態度とはどんなことか。たとえば「頭のねじを一本はずす」。
これは以前、このブログで書きました。日本の、とくに男性で保守的なかたに多いのが、滑舌よく自分の意見を言う女性に対してなぜか、執拗に、攻撃してきたり、陰湿な態度に出たりするタイプです。
意見を言うことそのものが生意気に見えるのかもしれませんね。そういうかたがたにとっては。
けれど残念ながらこれは日本だけの話ではありません。諸外国にも多かれ少なかれあること。ご自身のコンプレックスの現れなのだと思います。
だから、この手の人間から不必要な負のエネルギーを執拗に受け取らないために、頭のねじを一本外す必要が出てくるのです。いつもは外さない頭のねじをあえて一本外して態度を変える。自分の意見を相手に伝えるのではなく、「私は意見なんて持ってません。ものを考えたりすることもありません」という態度を演じる。
まるで、マリリン・モンローが映画の中で演じたような役です(おそらくご本人は思慮深くまじめなかただったと私は思うのですが・・・。でなければ自分で会社を作って経営したり、有名になってからも一流のアクティング・スタジオの門をたたいて無名の役者同様に役者修行したりできないはずです)。
あるいは小賢しい若手女性タレントさんがバラエティ番組でよくやる、とんちんかんな珍回答。「えぇ~あたしぃ、ばかだからぁ、よくわかんな~い」と右から左に流すねじのはずし具合。
あれらは決して幻や誇張などではありません。現実の世界で求められているからそれを演じる人間が出てきたり役柄が表現されるのだと私は思います。虚像かもしれないとしても。
その目的は「自分の身を守ること」。執拗に攻撃の対象になってしまって、自分の大切なエネルギーをつまらないことに振り回されては人生、あまりにももったいないです。
女性ならなおさらです。相手が腕力と体力のある男であれば、大声で罵倒されたり殴られたりする可能性も否定できません。いまの大人の男のなかには、たとえじーさんであっても人前で平気で喧嘩を始めるのもいますので。
ハリウッドで訴えられたプロデューサーのような人間に人生を振り回されるのであれば、頭のねじを一本はずしてでもその場をしのぎ、全力で逃げ切らなけれなければならないことも人生にはでてきます。
相手のまえでは無害の透明人間か空気のようにふるまって、そっとフェイドアウトしたり。
あるいはあなたがしっかりものであるばかりに根も葉もないうわさをたてられたりしたら、どうふるまいますか?私の友人が実際に体験したことです。
そのほかに私が実体験から思いつく、「変えるべき態度」:
1) 話してもらちがあかない(地頭が悪い・理解力が低い)人間には、小学生に教えるように懇切丁寧にふるまう。そして次第に距離を広げていく(フェイドアウト)→ 時間とエネルギーがもったいない。
2) 女性を何かと目の敵にする人間には、語尾を柔らかい口調にかえ、あたりさわりのない話に終始する。→ こちらも上記のとおり、いつまでも関わったりせずにフェイドアウトする。
3) 権力を振りかざしたり、序列を持ち出して自分のほうが序列が上であることを誇示する人間には、「上座の座布団」を差し出して手のひらで転がす。聞き役に徹する。→ 可能であれば配置換えをしたり、距離が取れる方法をさぐる。
4) 自分のことを話したくてしょうがない人間が上司である場合、どんなに自分のほうがよく知っていても、聞き役に徹する。
5) 自分のほうがよく知っている・よくできる、と思っているふしのある同僚や先輩と仕事をしなければならないとき、相手に花を持たせる。→ 能ある鷹は爪隠す。そして、自分の爪をしっかりと露出できる場所を同時に探す(花を持たせる場所にとどまりすぎると自分が疲弊します。自分の爪も陰でしっかりするどく研ぎ続ける必要があります)。
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