国内MBAコースに通うビジネスパーソンのための「英語」English for the students of business schools in Japan

aoyama business school

今日の記事では、国内MBAコース(ビジネススクール)に通うビジネスパーソンのための英語について書いています。

<もくじ>
●国内MBAコースに通うビジネスパーソンのための「英語」
●読む
●書く
●聴く
●話す

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事はカテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」で書きました。同じカテゴリーで前回書いた記事は下からご覧になれます。




●国内MBAコースに通うビジネスパーソンのための「英語」

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母校青学の青山ビジネススクールへ通っていたときも、「国内MBAコースと英語」については同級生たちとなんどか話したことがあります。以前もこのブログの別カテゴリー「働きながらMBA」で書いたように、青山ビジネススクールに限れば「英語の青山」のイメージとは異なり、英語はそれほどかかわってきません。ご自身が意図的に選択しなければ、ですが。

  小山ケイ過去記事】青山ビジネススクールでの英語による授業、他。

国内MBAコースに通われるかたのなかには、「せっかくの機会だから英語の勉強も再開したい・英語も身につけたい」というかたもおられることでしょう。

あるいは「英語があまり得意じゃないからどんな授業になるのか不安」というかたもおられるかもしれない。

私はこのブログで国内MBAコースに通うビジネスパーソンのための「英語」について何度か触れました。自分が国内MBAコースに通って経験したことや他校に通う友人などから聞いたことをもとに、今日は英語の能力と言われる「読む・書く・聴く・話す」ことについて書いてみようと思います。

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●読む

国内MBAコースで英語を読む機会として一番多いのはcase studyだと思います。

教授によっては分厚い参考文献を教科書として指定されるかたもおられますが、英語圏のbusiness schoolsではないのですから、すべてを英語で進めている場合をのぞけば割合としてはそれほど多くないと思います。

大学受験や義務教育で「読む」は課されますのでわりと得意とされるかたも多いかもしれません。しいて「読む」の大変さがなんであるか指摘するとすれば、分量が多いので読む時間を見つけるのに苦労することでしょう。




自分が米国大学の大学生だったときに大量の指定教科書をどのようにして読んだかについては以前、私はこのブログで書いています。

  小山ケイ過去記事)分厚い英語の書籍を読むコツ。留学やビジネスにて。

学部レベルでも大変ですが、大学院であるbusiness schoolのcase studyはさらに専門性が高くなります。ただしその分、ビジネスの現場に即したような内容も多いので、ビジネスパーソンであれば興味を持って読み進めることはできますね。

書籍もそうですが辞書はさいしょはできれば使わずに、集中力を確保して段落の1,2行目にまず目を通していくところからはじめます。思考の流れを作ることが目的です。

ものすごく英語が苦手で1,2行読み進めても思考の流れができないかたもおられるかもしれません。そのときはぜひゆっくり、立ち止まるようにして辞書を使ってください。けれどそのときも、各段落の最初の1、2行を読むところから開始します。




このブログで何度も何度も私が書いているように、語学の勉強は一日短時間(数分)が基本です。でもMBAコースの課題をこなすことが目的であればやり方は違います。この場合の語学はあくまでも手段。目的は書かれてあるcase studyを咀嚼・分析・判断するということですよね。

一番最後に“Conclusion”の段落があれば、そこは丁寧に読んでみます。

丁寧に読むと良いところはAbstract、Table of contents、そしてConclusionなど。そのほかの中身の部分が上記のように各段落を1,2行読んでみる。

そうすると、一読した限りではなんとなくかもしれなくとも内容が見えてきます。このときに大切なのは前述のとおり、「集中力」です。

いちばん最初のときはノートやメモ書きなどもあまりとらないほうがいい。ノートやメモ書きをすると思考の流れが途切れやすくなるからです。

ノートやメモ書きは2回、3回と読み進めるときにはじめてします。それと並行してクラスメートとディスカッションしたり教授に聴いたりもすると、より理解が深まります。

●書く




国内MBAコースでは英語を書く授業はそれほど多くはないと思います。

私が思いつく「国内MBAコースで英語を書く機会」は次のようなときです。

1) ビジネス英語のクラス。

2) 授業そのものが英語ですすめられる場合の論文。

3) 試験問題が英語で出される場合の回答

 

1)と3)は私自身経験しました。3)の「試験問題が英語」の場合は、日本語で回答することも許可されると思いますが、人によっては英語で回答したほうが脳みそを消耗しない(?)こともあります。私もそうだったので英語の問題は英語で回答しました。

ビジネススクールで厳格な決まりごとにのっとった英語論文を提出する機会はそれほどないと思います。論文を提出するとしても日本語の場合が多いのではないでしょうか。

もし英語で提出しなければならない場合は専門業者や専門家に依頼する必要があります。というのも「厳格な決まり事」とは国際的な各Jounalの書き方を基準にするからです。句読点のうちかたすら決まりごとがあります。

博士課程の論文ではありえますが、国内MBAコースではまれだと思います。

●聴く




英語を話す外国人教授の授業やシラバスなどに「英語で進めます」と書かれている教授の授業などは英語が主体になります。

コロナウイルス感染症への確実な対処法がいまだ見つかっていないことを考えると、国内MBAコースもオンライン授業やテレビ会議などが主流になる可能性はあります。その場合は録画やテキスト化もできるでしょう。

教室に集まって対面で授業をするのであれば、教授に許可を得て授業を録音することをお勧めします。あとからゆっくり復習することもできます。

もし「英語もしっかり勉強してみたい」というかたであればぜひ、この機会に録音しながらご自身でも授業中にディクテーションを兼ねて教授の講義を英語で書きとってみてください。ものすごい力となりますので。私の実体験です。

 

●話す




国内MBAコースであれば外国人の教授と英語で話したり、留学生と話したりすることが一番想定されます。

次に考えられるのがスピーチです。会話ではなく発表ですので厳格には「話す」と表現していいのかわかりませんが、英語によるスピーチを実践的に学ぶ授業や英語で進められる授業などであれば、英語によるスピーチが発生します。

英語によるスピーチや会話についてはこのブログでたくさん書いています。よろしければぜひ参考にしてくださいね!

 

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1年前のちょうど今日、この記事を書きました。