今日の記事では、中学生高校生に向けて、英語のスペルをどう覚えるかということについて書いていきます。
<もくじ>
●スペルをどう覚えるか。
●たしかに法則は存在します。けれど、最初からあれもこれもと調べなくても良いのですよ。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーで前回書いた記事は下からごらんになれます。
●スペルをどう覚えるか。
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私が英語を習いたてのころはスペルを覚えるのも大変でした。
nativesでもスペル大会なんてのが子どもたちの間であるぐらいですから、nativesもスペルは間違って覚えたり正確に覚えるのは大変なのだと思います。
しゃべるだけならスペルはそれほど重要ではないかもしれない。本国から今日、着の身着のまま逃れるようにして米国へやってきたような移民でも、言葉が喋れれば生きてはいけます。
けれど、Writingの試験が始まると、スペルにも注意しなければなりません。スペルの違いによって意味が違ってくることもあるからです。
たとえばこんな単語。
role…役割
roll…巻く、転がる、
here…ここ
hear…聞く
fare…料金
fair….公正
sun…太陽
son…息子
tea…紅茶、お茶、
tee…ゴルフのティー(笑)
私が中学生ではじめて英語を習いだしたころ、スペルはそのまま「読んで」覚えたものです。
たとえばTuesdayなら「ツエスデイ」、Wednesday なら「ウエドゥンエスデイ」。
え、おなじことやってる?笑
英語はヨーロッパのなかでさまざな歴史をへていまの形になった言葉なので、その文字はいまは発音しないのに(たとえばWednesdayのdやpsychologyのp)スペルのなかに含まれていたり、米国英語と英国英語とで微妙にスペルが違ったりします(theatreとtheater、centreとcenterなど)。
今日は私がどんなふうにスペルを覚えてきたか、実体験に基づいて書いていきますね。
1) 最初はひたすらその文字を「見る」。そして音読する。
2) Wednesday やpsychology, simultaneously のように、読み方とスペルが若干一致しなかったり長めの言葉は、スペルを覚えるために読み方を自分が覚えやすい読み方にしてみる。
3) 何度も書く。
4) 英語は耳で聞いたりしゃべるだけではなく、つねにスペルも確認する。
●たしかに、法則は存在します。けれど、最初からあれもこれもと調べなくても良いのですよ。
言語学のようなアカデミックなレベルでは英語のスペルについてももちろん、すでに研究されています。
だから、どうしてそういうスペルになるのかという理由は解明されていたりします。
でも、最初からその法則についても知っておかなければならないか、といったらもちろん違う。あれもこれもとやりだすと、途中で嫌気がさしたりなんだかわからなくなってしまったりするからです。これは私の体験です。
英語に限らずものごとにはじめてあたるときは、このブログで何度も書いているように、シンプルに、そして「自分が取り掛かりやすい小さな部分からはじめる」のが鉄則です。
英語のスペルの法則などは、一般のnativesでも知らない。笑
ただし。私などもそうですが、年数をかけてたくさんの単語をみていると、無意識に学習するのか、初めて聞いた言葉でも「こういうスペルじゃないかな」というのはなんとなくわかってきます。そしてそれが正解、ということは多い。
毎日コツコツと英語をはじめとする語学をまじめに勉強する学生さんなら、たとえ中学1年生ではじめてその言語を習ったとしても大学受験を迎えるであろう6年後にはおそらく、スペルの法則についてはかなりの割合で把握できるようになるんじゃないかな。
だからもし、いまはその法則についてほとんどわからなくても、前述の1から4をやってみて。
数年後には無意識のうちにその法則が分かることがあるから。
お楽しみに。笑
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