小山ケイの人生ドリル60-「クソとは仕事をするな(クローネンバーグ監督いわく)」”Do not work with assholes” (by Canadian film director, David Cronenberg)

今日の記事では、私が長年敬愛しているカナダ人映画監督David Cronenberg氏の言葉からインスピレーションを得て書いています。

<もくじ>
●「Do not work with assholes (by David Cronenberg)」
●なぜ「assholes」と仕事をしてはいけないのか。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。

●”Do not work with assholes” (by David Cronenberg)

 

刺激的なタイトルでスミマセン・・・・。

先日このブログで書いたように、長年敬愛しているDavid Cronenberg監督のインタビュー動画やセッション・ワークショップをYouTubeでいくつか観ています。映画から想像した監督は気難しいかたかなと思ったのですが、どうしてどうして、こんなに話が上手で面白い方だとは。気持ちいいほどに裏切られました。

  小山ケイ過去記事】「英語で何を言うか」

そら

たとえば今日のタイトルにさせていただいた、「Do not work with assholes.」

「映画作りにはルールがある」としておっしゃった名言日本語にすると「クソとは仕事すんな」

言葉のインパクトもあってとても共感しましたね。

新橋の空

映画作りの裏話が満載でそれだけでも興味惹かれるのですが、「クソ(監督いわく)」と仕事をすると場が引っ掻き回されて、映画そのものがめちゃめちゃにされてしまう、とのこと。

「assholes」と一緒に仕事をしてないけないのは日本のビジネスシーンでも同じだと思います。

<私が思う「Assholes」in Japan>

上にはへーこら、下には高ビー。Flattering higher rankings and disrespect (Japanese call it, “DISU-LU” )subordinate people.

自己チュー。Self-centered

ふりまわし(昨日と今日で言うことをわざと変える。わざと挨拶しない)。Pretend as if he/she were the king/queen of the Universe (LOL) intentionally ignoring others’ greetings such as “Good morning!” or “Hello!”

場をひっかきまわす。Intentionally make Chaos 

ダブルスタンダート。Double-standard

仕事中にも飲んでる人間(いまの芸能界であればヤク中も考えられますね・・・)Drinking SAKE or alcohol during work time i.e., junkie…

ケチ。Stingy 

嘘つき。Liar

みえっぱり。Showy 

虚栄心が強い。Vanity

女癖が悪い。Hang around like Casanova.

世の中の女がみんな、自分にひれ伏すと思っている。笑  Somehow misunderstanding that EVERY woman in the world adores him (lol).

金まわりが悪い。Financialy troubled 

基準が相対的。(例:渦中の河井夫妻@いまのところまだ国会議員)Acting based on his/her relative standards rather than absolute ones 

「assholes」ですから性格が悪いのが前提です。

だから、ご本人に悪気はない「頭がカタい」とか「がり勉」「理屈っぽい」はまだ、「assholes」には含まれない。

それだけ「assholes」は語気が強いのです。

このことについてはまた明日、書きます。

 

●なぜ「assholes」と仕事をしてはいけないのか?

渋谷の空

こういうのと一緒に仕事をすると、いい仕事ができないですし、なによりストレスだらけになってしまいます。そんなご経験、たくさんのビジネスパーソンがされていると思います。

仕事をしに来ているのだからよい仕事をしたいのに、つまらない人間関係に振り回される。

つまらないエネルギーをぶつけられる。

八つ当たりされる。

通行止めの標識

振り回しの人間と一緒に仕事をしたりすると、コラボレーションどころか、仕事そのものがうまく行かなくなってしまいます。そうですよね?

仕事の質を考えるよりも、相手の様子を気にしたり「どうしてこういう態度に出られるんだろう」と悩んだり。若かりし頃の私ならこういう経験、たくさんあります。

"Keep out" tape

昨日の記事にも通じますが、究極の人生ドリル「年を取るごとに自分はもちろんのこと、まわりや世の中にすこしでも役に立つようなもの(情報でもいい、サービスでもいい、寄付でもいい、納税でもいい、ボランティアでもいい)を提供して人生を全うする」ことを目標にする。

よく生きるために。

かならず死ぬとわかっているけれど、それがいつくるか分からないのだから、一分一秒をいとおしみながらマインドフルネスで人生に入魂する。

そのために、同じような志を持つ人と活動をともにする。

Assholesではない良き隣人たち(with good neighbors)とともに。

横浜元町

Cronenberg監督はYouTubersがアップロードした動画を利用しているそうです。それぞれの役者さんのインタビュー動画を観て、役者としての芝居の技術以上に、「その人となり」をよく観察しているとのこと。仕事を一緒にやっていける人間かどうか。assholesじゃないかどうか。

(ああ、あの某国@英語圏の役者さんならだめだろうな、暴力沙汰をよくおこしてるらしいし、と思ったりしました。笑)

ところで。

私がCronenberg監督のインタビュー動画を観て、「assholes」に思わず反応したときに感じたことがあります。

英語が母国語でなければないほど、ぺらぺらとnativeばりに話せないほど(私を含めて)、「本音を語る」

横浜元町のベンチ

このことについては明日、このブログの別カテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」で書いてみたいと思います。

お楽しみに~(#^^#)

(せめてもう20年早く生まれていれば、Cronenberg監督を押し倒していただろうなぁ・・・と妄想。大笑)