今日の記事では、私が長年敬愛しているカナダ人映画監督David Cronenberg氏の言葉からインスピレーションを得て書いています。
<もくじ>
●「Do not work with assholes (by David Cronenberg)」
●なぜ「assholes」と仕事をしてはいけないのか。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。
●”Do not work with assholes” (by David Cronenberg)
刺激的なタイトルでスミマセン・・・・。
先日このブログで書いたように、長年敬愛しているDavid Cronenberg監督のインタビュー動画やセッション・ワークショップをYouTubeでいくつか観ています。映画から想像した監督は気難しいかたかなと思ったのですが、どうしてどうして、こんなに話が上手で面白い方だとは。気持ちいいほどに裏切られました。
たとえば今日のタイトルにさせていただいた、「Do not work with assholes.」
「映画作りにはルールがある」としておっしゃった名言。日本語にすると「クソとは仕事すんな」。
言葉のインパクトもあってとても共感しましたね。
映画作りの裏話が満載でそれだけでも興味惹かれるのですが、「クソ(監督いわく)」と仕事をすると場が引っ掻き回されて、映画そのものがめちゃめちゃにされてしまう、とのこと。
「assholes」と一緒に仕事をしてないけないのは日本のビジネスシーンでも同じだと思います。
<私が思う「Assholes」in Japan>
上にはへーこら、下には高ビー。
自己チュー。
ふりまわし(昨日と今日で言うことをわざと変える。わざと挨拶しない)。
場をひっかきまわす。
ダブルスタンダート。
仕事中にも飲んでる人間(いまの芸能界であればヤク中も考えられますね・・・)
ケチ。
嘘つき。
みえっぱり。
虚栄心が強い。
女癖が悪い。
世の中の女がみんな、自分にひれ伏すと思っている。笑
金まわりが悪い。
基準が相対的。(例:渦中の河井夫妻@いまのところまだ国会議員)
「assholes」ですから性格が悪いのが前提です。
だから、ご本人に悪気はない「頭がカタい」とか「がり勉」「理屈っぽい」はまだ、「assholes」には含まれない。
それだけ「assholes」は語気が強いのです。
このことについてはまた明日、書きます。
●なぜ「assholes」と仕事をしてはいけないのか?
こういうのと一緒に仕事をすると、いい仕事ができないですし、なによりストレスだらけになってしまいます。そんなご経験、たくさんのビジネスパーソンがされていると思います。
仕事をしに来ているのだからよい仕事をしたいのに、つまらない人間関係に振り回される。
つまらないエネルギーをぶつけられる。
八つ当たりされる。
振り回しの人間と一緒に仕事をしたりすると、コラボレーションどころか、仕事そのものがうまく行かなくなってしまいます。そうですよね?
仕事の質を考えるよりも、相手の様子を気にしたり「どうしてこういう態度に出られるんだろう」と悩んだり。若かりし頃の私ならこういう経験、たくさんあります。
昨日の記事にも通じますが、究極の人生ドリルは「年を取るごとに自分はもちろんのこと、まわりや世の中にすこしでも役に立つようなもの(情報でもいい、サービスでもいい、寄付でもいい、納税でもいい、ボランティアでもいい)を提供して人生を全うする」ことを目標にする。
よく生きるために。
かならず死ぬとわかっているけれど、それがいつくるか分からないのだから、一分一秒をいとおしみながらマインドフルネスで人生に入魂する。
そのために、同じような志を持つ人と活動をともにする。
Assholesではない良き隣人たち(with good neighbors)とともに。
Cronenberg監督はYouTubersがアップロードした動画を利用しているそうです。それぞれの役者さんのインタビュー動画を観て、役者としての芝居の技術以上に、「その人となり」をよく観察しているとのこと。仕事を一緒にやっていける人間かどうか。assholesじゃないかどうか。
(ああ、あの某国@英語圏の役者さんならだめだろうな、暴力沙汰をよくおこしてるらしいし、と思ったりしました。笑)
ところで。
私がCronenberg監督のインタビュー動画を観て、「assholes」に思わず反応したときに感じたことがあります。
英語が母国語でなければないほど、ぺらぺらとnativeばりに話せないほど(私を含めて)、「本音を語る」。
このことについては明日、このブログの別カテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」で書いてみたいと思います。
お楽しみに~(#^^#)
(せめてもう20年早く生まれていれば、Cronenberg監督を押し倒していただろうなぁ・・・と妄想。大笑)