小山ケイの人生ドリル57-「思い切って独りになってみる」テレワーク・組織など。 

今日の記事では、テレワークをしたり組織やグループに所属しているなかで感じる「なにか」によって、思い切ってそこを出て独りで行動してみる、ということについて書いています。

<もくじ>
●思い切って独りになってみる。
●テレワークを機にスピンアウトするという選択肢もあると思います。

●なにかがおかしいと感じたら、そのときがその組織やグループを離れるときかもしれない。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。

こちらは昨日かいた記事です。




●思い切って独りになってみる。

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1) テレワークを機にスピンアウト。

2) 何かおかしい、と思ったら「群れ」から抜け出る(組織やグループ)。

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以前私はこのブログで、「日本は組織で動いている」と記事を書きました。

日本で独りで行動することはときには勇気がいることもあります。大勢が同じものを頼んでいるのに、自分だけが違うものを頼むのすら気がひけるかたもおられることでしょう。私などはあるNGOで「お昼にみんなと同じお弁当をどうしてあなたは頼まないの?」と尋ねられて唖然としたことがあります。

●テレワークを機にスピンアウトするという選択肢もあると思います。

そら




これから企業では本格的なテレワークの時代が始まります。

いまはまだ、応急処置としてテレワークを導入している企業もあるとは思いますが、実際にテレワークをされてみて、「スピンアウトするのがいい」という場合もあるでしょう。

横浜港

たとえば以下のような場合です。

★スピンアウトしたほうが、自分も自分のペースで成果物を仕上げることができるうえに、会社の側も固定費としての給与を払わずに契約毎で支払えばよくなる。コンサルフィー契約もおなじです。

★テレワークのほうが大幅に仕事の質が高まったうえに、他企業の仕事も請け負える時間的な余裕や技術力があることが分かった。

Seattle's Best coffee

もちろん、守秘義務やその会社特有の技術を他社に応用することは禁止されている場合もあるでしょう。それゆえ、すべての業務がスピンアウトできるわけではない。

けれど、たとえば私が本業としている翻訳など、それぞれの企業仕様の辞書を作って差し上げるなどすれば、それぞれの企業の社外秘扱いの情報を転用することなく外部付の翻訳部のようにしてどこからでもご利用いただけます。

通訳もそうです。その他に考えられる業務では、会計、庶務(雑務・事務)、デザイン関係などがあります。

スピンアウトするタイミングや理由はそれぞれだとは思います。プライベートな事情や高い能力を有しているかた、仕事を減量する目的(ワークシェアリングなど)等。

Granny Smithの椅子

ご自身の都合や企業との話し合いで、テレワークを機にスピンアウトすることを検討するのも、さらにご自身が求める仕事や人生を追求するうえでは良い道を示してくれることもあります。

●何かがおかしいと思ったら、そのときがその組織やグループを離れるときかもしれない。




組織やグループに属している居心地の良さはあります。その一方で、自分が違和感を感じるときもある。

組織やグループは自分とまったくイコールではないのですから、それをいかにすり合わせていくか、ということが働くことであったり人付き合いであったりするのだと思います。

けれど、もしその違和感があまりにも大きくなったら、そのときは無理してその組織やグループにしがみついているよりも、そこを思い切って飛び出して自分独りになってみたほうが自分にとって良い結果が得られる、と私は自分の経験からつくづく感じます。

横浜赤レンガ倉庫

私がペーペーの新卒銀行員だったとき、会社にはたしかに居心地の良さもありました。まるで文字通り「ゆりかごから墓場まで」守ってくれているようでした。とくに福利厚生などの制度においてです。新人でありながらボーナスもしっかりいただけました。

けれど、自分は恒久的なテレワークを望んでいるのに会社は一過性のものとして扱い、テレワークを打ち切ったり、あるいはハナから導入する気などないというとき。

テレワークそのものはメリットデメリットを含めて、あらゆる業界においてこれからとことん、検討されるべきだとは思いますが、ご自身のなかでテレワークの将来性や有益性がさまざまなものさしで計ったときに「Yes」と出るのであれば、そのときは思い切ってその会社を出るタイミング、ということもあります。

横浜元町

自分が「なにかおかしい」と執拗に感じるときは、自分の意識では気づいていない不合理性・不条理性や未来予見のような不思議な直感が働いていることも。

そんな経験、多くの方がされているはずです。

企業だけではありません。たとえば、何かのグループや派閥に所属していて、次第に自分が窮屈さを感じたり、身体にも悪影響が出始めるようであれば、あなたの無意識の奥底ではご自身にとって良い「なにか」をすでにご存じである可能性が大きいです。

◆これといったときめきやわくわくするようなやりがい、インスピレーションが与えられるよな創造性への刺激が皆無。

◆身体への悪影響を感じ始める(不整脈、高血圧、不安感、不眠、食欲不振、不自然な汗、ひどい頭痛)

◆執拗に「なにかおかしい」と感じる(違和感)。

◆ネガティブな気持ちをつねに感じる。

横浜元町のベンチ




たとえば、人を貶めるような策略を練ってばかりだったり、人の批判ばかりを繰り返すグループや派閥に所属していて、次第に心がどんよりと落ち込んでいくとか。

自分が将来、その組織でどのように扱われていくのか(捨てられていくのか)、なんとなく見えているとか。

これ以上そのグループにいても何も得るものがないとか。

そのときはその組織なりグループなりを飛び出すときかもしれません。

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