Sales promotion
今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、「形式知と暗黙知の英語訳」について書いています。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●「営業推進部門」Sales promotion (department/division) ー小山ケイの翻訳コーパスから300
●”Sales promotion”の発音。
●「営業推進部門」Sales promotion (department/division) ー小山ケイの翻訳コーパスから300
どこかの企業からの依頼だったのだと思います。
私、あるいはその企業は「営業推進部門」を”Sales promotion division”または”Sales promotion department”と訳した。そして私はそれを自身のコーパスに登録した。
先日もふれたように、”Sales”の訳のひとつは「営業」。
そして、「推進」を”promotion”としてみる。
“Sales division”や”Sales department”でも通じないことはないですが、その企業内で「営業部」があって、さらに細分化された部門が存在し、そのなかのひとつが「営業推進部門」であれば、”pormotion”という英訳は必要になってきます。「営業統括部門」とか「営業政策部門」とかさまざまな部門のなかでなにをしている部門かを明確にする意味で。
●”Sales promotion”の発音。
1) セイ
2) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「L」
3) (母音なしで)「S」
4) (上下の唇をぶつけるように)「P」
5) (舌先を口腔内で軽く巻いて)「Ro」
6) モゥ
7) (シュン、と言いながら)ション
8) セイ + 「L」 + 「S」 + 「P」 + 「Ro」 モゥ + ション