⚫️【英語】接続詞の方向性を把握しておく。「意識の流れ」として。

今年の大学入学共通テスト「英語リーディング」第四問から。
これまでのブログ記事でも私は書きましたが、英語の接続詞はリーディングやWritingで書き手の方向性を表現します。つまり、読み手には「意識の流れ」を与えるということ。
読み手は、自分の頭のなかに「意識の流れ」を作りながら書き手ご創りあげた世界に没頭していきます。第四問の問一は、その流れに沿うものを選ぶという問題です。
選択肢は次の4つ。
★However
★Moreover
★Otherwise
★Therefore
それぞれの方向性を把握することで、リーディングはもちろん、Writingをするときも読み手の「意識の流れ」を上手に生み出すことが可能になります。
私のなかでのそれぞれの方向性はこんな感じ。
1 However
前文と90度以上、異なることを表す文書に使う。よって、新たな視点を与えることもできる。
2 Moreover
前文にプラスアルファで表現するときに使う。読み手はさらなる証拠や論拠、視点を与えられるため、書き手の言わんとすることをより深く理解する「いしの流れを得る可能性がある。
3 Otherwise
総括や締めくくりのような流れを作る。読み手は「まとめ」が得られて、書き手の言わんとすることを理解りやすくなる可能性がある。
4 Therefore
3と同じく、総括や締めくくりのような役割が表せる。
その他、日本語の「よって」のように、前文を「理由」として受ける文書を続けることも可能。
⚫️”Therefore”の発音。

1 (舌先を軽く噛んで、「ゼ」と言いながら)「The」
2 「R」
3 (上前歯で下唇の内側を軽く噛んで)「Fo」
4 「(舌先を口腔内で軽く巻いて)「R」