職場でも、友人でも、人間関係でモヤモヤ・イライラする出来事は、一度書き出してみるとスッキリすることがあります。

青学総研のあたり

今日の記事は、人との会話や集まりのあとに、
もやもや・イライラした場合の私の対処法を記しています。
●人との付き合いや何かの情報に触れてもやもやするときは、ワードなどの文書で視覚化すると良いです。
●友人たちとの会食にて。
昨日の記事は以下のサイトからごらんになれます。

●人との付き合いや何かの情報に触れてもやもやするときは、ワードなどの文書で視覚化すると良いです。

みなとみらい横浜

動画の時代、なんて言われますが、テキストの良さはなんといっても視覚化するさいに論理性や客観性が生まれることだと思います。

なんのことを言っているかと言うと、私がよくすることのひとつに、人との付き合いや会話、その他もろもろのことで「なんとなくもやもや、いらいらを感じるけれど、いったいなぜなんだろう」ということをブレストばりにとにかく書き出す、というものがあります。

私自身はブラインドタッチでパソコンを使っているので、手書きよりもPCに打ち込むほうが時間はずっと短縮されます。

ノートパソコン

頭で思ったことをすぐに入力できるので、もやもや・イライラをテキスト文書化する際にPCを使う(キーボード入力)のは私にはとても有効で効率的です。

いったん文字にしてしまうと、自分の精神に客観性(俯瞰の目)が生まれるのはもちろん、後日も何度でも文書を確認できるので、「なんだかわからないもやもや」を頭の中だけでぐるぐると悩む、ということがなくなります。

時間とエネルギーが削除されます。PCをあまり使わないかたは、スマホのメモ機能や、手書きのメモ帳でももちろん、大丈夫です。効果あるのでおすすめですよ。

著名な心理カウンセラーの先生が「自分に手紙を書くと良いですよ」と人生相談でおっしゃってたのをどこかで見たような気がするのですが、それを見たとき私は、「ああ、やっぱり自分のやりかたでオッケーなんだわ」と安心しました。

次の章で具体例をあげてみましょう。

●友人たちとの会食にて

自由が丘原田シェフ。

数年前の夏のことです。

友人たちとひさしぶりに会おうということになり、都内のイタリアンレストランで食事をしました。

あいかわらず蒸し風呂のような8月の夕暮れ時。

幹事役を引き受けてくれた子は、いつもの仲良し組以外にももう一人、全員と共通の女友達を呼んでいました。

ここまでは別に良いのです。

これまでも彼女とはお茶をしたり食事をしたりしていたので彼女の参加にとくに異議もなく、「へぇ、そうなんだ」ぐらいの気持ちで私はレストランへ一番に到着しました。

ワイン

その彼女が現れたのは待ち合わせの時間を少し遅れた一番最後。このときから終わりまで、なんとなく私は、もやもや、いらいら、とした良くないエネルギーを彼女に対して感じ出したのです。

でもそのときは、それがなんであるのか、まったくわかりません。

まるでティーンエージャーのつまらないこだわりみたいに、「なんかこの子、やだな・・・」というわだかまりが会食中に渡って私の中に生まれ、それはなんと、別れたあとの翌日までしこりとして心に残っていたのです。

鶴岡八幡宮

これはおかしい。これからの人生にもいい勉強になるからこのしこりを今日は少し、直視してみようと思い、いつもそうするように私はPCにワードを立ち上げたのです。

そして最初に思い出したのは、彼女が入ってきた瞬間のことでした。

遅れて入ってきた彼女がまっさきにしたことは、目の前に座っている私とは一度も目を合わせることなく、彼女が座った隣の幹事の子にだけ、「ひさしぶりだね~」と小声でぼそぼそ挨拶し、しばらく幹事の子にだけなにやら話しかけていることでした。

1年以上会っていない仲間数名と会う際、それも一番遅れて入ってくる場合、「遅れてごめんね!ひさしぶりだね~」と全員に笑顔で挨拶する人が私を含めてほとんどなので、彼女のような「隣にいる幹事の子以外だれも存在していない」かのようなふるまいは意図的に何かをしようとしている、つまり、私は無意識だったのですが、どうもこのときに私は、「彼女に無視された」と思ったみたいなのです。

一事が万事こんな感じで、食事中も、たとえば何かの拍子で私が彼女に英語について尋ねたときも

*たしか、彼女が会社の資料で英語がどうとかこうとか、と言ったことに対して、 「やりとりで英語使うことあるの?」 (彼女の会社は欧州系企業であって 英語圏ではないので若干の興味を感じて。しかも、彼女が学生時代に1年間、海外留学したのは英語圏ではなかったので)と、何気ない会話の一環として聞いたのです。

とらやカフェ青山店
とらやカフェのランチ

間髪入れずに、「いや、あたし英語は勉強する気ないんで」なんて、こっちが聞いてもいないことを投げやりに言ってくるかと思えば、彼女が勘違いして覚えている人について「その人はもう辞めてるよ」とひとこと、私が指摘すると、今度はこちらが悪いかのように、「そんなこと言ったって知らないよ」などとキレたり

自分が間違っていることに対してとても腹立ったのでしょうか。まるで子どものダダごねみたいでした。(自分は人の質問に投げやりに答えといてさ。笑)

振り返ると、なんとなーくすべて、彼女に振りまわれているような気がした一晩だったのです。

 

でもそれも、書き出したから気づいたこと。字面についてビジュアル化することで、自分のもやもや・イライラが一気に紐解けていきました。

もともとすこし風変りな子だな、とは思っていたのですが、それがその日は負に感じてしまったのですね。

自分のもやもやを俯瞰の目で見ることができると、対処法も見えてきます。

 

●もともと悪い人ではない。

昨晩は、彼女の非言語・言語(non-verbal & verbal communication)の部分にカチンときていた私。

●言い方を知らないんだな。損するよ。笑

アイコンタクトは大切ってこと。誤解される可能性もある。くわばらくわばら。彼女を反面教師に。

●わりと人を振り回す一面もある人だと気づいた。シビアなことを言うようだが、大きなプラスが得られない人と付き合っている暇もエネルギーも私にはない。つきあいはほどほどに。

ちなみに、「大きなプラス」とは収益性あるビジネスが一緒にやれる人か、アイデアや推進力、資金を集められる営業力、行動力がある人か、そして理屈ではない「人を惹きつけてやまない魅力、カリスマ性、オーラ、スター性」を持ち合わせている人か、などが私の考える「私に大きなプラスをもたらしてくれる人」です。

 

●意外と彼女は、私に対して劣等感を感じていたのかも。あるいは何か、私を一目置く存在として見ているからこその裏返しとしての「振り回し」

わざと反論して自分の位置を示す”Devil’s Advocate”みたいに)

どーでもいい人間に対して、人はわざわざ反論したり、いちゃもんつけたりしないあーそうですか、とその後、いっさい、相手にしない。エネルギーと時間がもったいないから。だのに彼女は私にいちいち反論し、振り回してきた、ってことは、彼女にとって私って、わりと大きな存在として見えている、ってことじゃない??

わぁお~(笑)。

●具体的なやりかた

書き出しているときは、あまり立ち止まらないほうがいいです。意識が流れるままに、打ち込む(書き出す)。文法や漢字変換もあまり気にせず。

 

たぶん、一番思い出すのは自分の感情(腹が立った、嫌だった、居心地悪かった)だと思います。それに対して、相手はどんな態度だったのか、とかをできるだけクリアに詳細に思い出すようにします。

このあたりはまた、後日に書いてみたいと思います。