今日の記事は、私が新入社員として
東証一部上場の銀行に就職したときの
最初の数か月について書いています。
●さいしょの数か月は本当に疲れて、
学生時代の友だちに会う気力もありません。
●リラックス方法(体)
●リラックス方法(心)
●新卒で入社すると、さいしょの数か月は疲れて学生時代の友達に会う気力もありません。
これは、私たちの潜在意識が新しい環境において私たちの体を必死に守ろうとすることからくる疲労感と言われています。
今日で入社4日め。
新卒のみなさん、気力はどうですか?
ふくらはぎはどうですか?
腰はどうですか?
私が新卒だったときの4月4日ごろ、私のふくらはぎはパンパンで、腰にも疲労感がたまって、通勤の往復だけで熱が出そうなくらい疲れていました。ごはんをたべて寝るだけでぐったり。
人生第二章として、完全に新しいことを始めたのですから、体は疲れて当然なのです。学生時代の友人たちも同じ状況で、誰一人として「いまから渋谷で会おう!」なんて言ってくる人間はいませんでした。それは、会社の同期も同じ。
タフなやつはもちろんいるでしょうが、完全にあたらしい環境にあって、「心身ともにいつもと同じ」というのも中年以降ならいざしらず、20歳前後の若い人間にそう多くは存在しないと思います。それまでによほどの修羅場をくぐり抜けて免疫ができているか、あるいは単純にドンか。
いつもと違う状況において、敵からの攻撃に備えるために、私たち人間には動物として、自身を守る自己防衛本能が備わっています。
(女性であれば、生理が止まったりします。いつ自分の身が外敵から襲われるか分からない状況で、子供を産む=生理が順調に来る、ことはできませんから。体は生理のサイクルを止めてしまいます。強いストレスを感じたときに生理不順になるのも同じ理由です)
自分の体を守ろうと潜在意識が働くことからくる疲労感。それが正常に機能しなくては危険を効率的に回避できなくなる可能性も出てくるので、要注意です。
つまり、新卒入社の新人さんたちがこの時期、「体がむちゃくちゃ疲れてなにもできない」のは正常なことなのです。
●リラックス方法「体」
無理に体を動かす必要はありません。睡眠を十分とって、体を横にしてあげてください。企業戦士、なんて言われて、いまの若い人たちは昔以上に、現場でさんざん、使われます。
現場の若返り、というと聞こえがいいけど、その裏には会計上の最大固定費である「人件費」の削減という目的があります。
これまで中高年役職者が背負っていた仕事をさせられるようになり、プライベートな時間がほとんど取れずに夜中まで残業させられ責任も押し付けられて、昔会社で働いていた、今やおじいちゃんたちの厚生年金(基金も)がたくさん出るよう、毎日売上と利益率を右肩上がりで高めることが求められ、ハツカネズミのごとくにかりかり、かりかり、とオリの中の車輪を来る日も来る日も回させられるんなんて。
体がちゃんとしていれば、転職だって、起業だって、フリーランスだってできます。自分の身を守るのは自分です。
●リラックス方法「心」
YouTubeにはたくさん、「Heeling music」や「Hypnotherapy」の動画がYouTubersによってアップされています。それらを流しながら、
1)-4)を行ってみてください。
1)体を完全にリラックスさせて、
2)頭をからっぽにした状態で、
3)「丹田」と呼ばれる、へそのあたりで呼吸をするようにします。
4)自分の呼吸だけに意識を向けることが出来たら、呼吸をひとつ、ふたつ、とかぞえることに集中します。(結跏趺坐で半眼が良いのですが、雑念が入ってくるようなら無理をする必要はありません。
楽な姿勢で雑念の流れるままに任せて、呼吸をカウントしてみてください。大の字に完全に横になっても良いでしょう)このときアロマやお香を炊いても効果があります。
今の時代はどうかわかりませんが、私の時代には「サザエさん症候群」「笑点症候群」という症状が取り上げられました。
日曜日の「笑点」が始まる時間、あるいは「サザエさん」がOn Airされる時間、「あぁ・・・休日ももう終わりなんだ。明日からまた月曜日で仕事が始まるんだ」と思うと憂鬱な気分になり、人によっては専門医の治療が必要なほど精神的にダメージを受けるというものです。
ヨガでもそう教えられるように、「心身の調和」が健康の基本です。心身が調和してリラックスすれば、ひらめきや直観もさえます。
マインドフルネス(Mindfulness)と心身の統一、を心がけて、この数か月をどうぞ乗り切ってくださいね!私のお気に入りYouTuberであるオーストラリア人のJason Stephensonによる動画をアップしておきます。
2019年4月4日現在、JasonのFollowersは128万人を超えています。
★★★★★YouTuber, Jason Stepehsonによる動画から引用。Quoting from the official YouTube site of Jason Stephenson’s★★★★★