米国大学に留学するときの住居などの住むところについて。アパートとホームステイを例に(おもにオレゴン・ユージーン)。

虎ノ門の桜

今日の記事は
昨日の記事の続きで、
留学中の住居について記していきます。
●米国大学留学の住居「アパート」
●米国大学留学の住居「ホームステイ」
米国大学留学については、以下のページから始まっています。

●米国大学留学中の住居「アパート」

冷蔵庫の中。ヨーグルト、納豆、豆乳、パンが入ってます。

Oregon州Eugeneであれば、アパートとは通常、2階から3階だてくらいの、わりと低層の建物を指します。

LAやニューヨーク(NYC)のような大都会であれば、アパートは10階建てくらいのものもあると思います。

私も学期が進むにつれて、卒論の準備があることと、ダブルメジャーの国際学部とアジア学部の2つの学部を同時に専攻していたため(Double-majorやminorについては次回、お話しようと思います)その認定のための単位をいよいよ埋めていかなければならず、アパートにこもって勉強することを選択しました。

オレゴンのプルーン

私のまわりでも、学年が上級生(Junior year/Senior year)や大学院生ぐらいになると、アパートに住む人が多かったです。

日本の一人暮らしと同じく、生活のすべてのことを自分でやらなければなりません。

トイレットペーパーを買いにったり、食料品を買いに行ったり、排水管のつまりを業者の人にお願いしたり、車のRear windowを割られて警察や保険会社、修理工場にお願いしたり夜中に外でわめくよっぱらいおっちゃんの苦情を警察に電話したりetcetcと、学業以外にとにかくいろいろなことを回していかなければなりません。

勉強に集中できる静かな空間を得ることはできましたが、その分、自分の身の回りのことをすべて、自分でやる時間も確保しなければならなくなりました。

Eugeneのアパートでは電気代は家賃に含まれていました。

そのため、光熱費として支払うものは水道代だけでした。

都市ガスはありませんでした。

なので、キッチンはIHです。

当時の値段で日本円にして45,000円/月くらい。Quadよりはもちろん、高かったですが、好きなだけキッチンを使えましたし、お風呂も自由に、気楽に使えました。

ちなみにバスタブのあるバスルームです。

しばらくお湯をだしているうちにじょじょに冷たい水が出てきましたが(笑)。

タンクが小さいのでしょうか。

●米国大学留学中の住居「ホームステイ」

大学の事務局などに相談するとホームステイ先を紹介してもらえます。

米国人のご家庭や文化を知る良い機会になりますし、四六時中、一緒にいるので英語の勉強にもなります。

ただし、「四六時中」ご一緒しているのですから、自分の食べたいものがいつも食べられるわけではなく、テレビも自分が観たいもの、というわけにはいかないでしょう。

私は一か月だけですが、LAでホームステイをしたことがあります。

本当にすばらしいかたたちで(とくにMom)、帰国するときも涙、涙でしたが、ゆいいつ、申し訳ないことに食事だけは合わなかったです。

野菜をほとんど召し上がらないようで、グリーンサラダが家で出されたことはありません。

お母さんも、答えが分かっているかのように茶目っ気たっぷりに“Do you like American food?”といつも聞いてくるのですが、正直なほうが良いと思った若き私は“Oh….sorry, no.”と言ってはお母さんをケラケラ笑わせていました。

私の友人たちは、体にじんましんが出たり、ホームステイ先に自分以外にも学生がいて言葉の面で疎外感を感じたりしていました。

今回、一軒家を借りることについては触れていません。

一軒家を借りた友人がまわりにいたのですが、家主はUOの教授で、また少し特殊な住み方、と言えます。

家は人が住んでいることで生きる、と言われますが、メンテナンスしたり掃除したりする必要があるので、無人になるよりずっと良い、と思って貸し出す家主も多いのだと思います。

条件も細かくいろいろあります(なには使っていい、とかよその人は連れ込んではいけない、とかパーティ禁止とか)。

では次回は、日本ではあまり聞きなれない、ダブルメジャーについてお話しますね。

実は私は、ダブルメジャーどころか、トリプルメジャーにしようともしていたのです・・・!