今日の記事では、
現実的な話として
セントアンドリュース旅行はおいくらぐらいで実現可能か
いろいろなタイプの旅のシミュレーション
をしてみようと思います。次回の(9)にも書く予定です。
MBA-Holder&経営者としての私の本領発揮です。笑
●私たちの旅の金額
●シミュレーション1ー削減できるもの
いちばんはじめの記事は、以下のサイトから始まります。↓↓↓↓↓
Old Courseの1番ホール付近です。昨日アップした記事に書いた、Macdonald Hotelのtea roomが遠くのほうに見えます。
●私たちの旅の金額(「ぶっちゃけ」てしまいます)
もったいぶらずにのっけから書いておきますね。笑
現地での食事やプレイ代、お土産代、すべてを含めると、総額100万円近くかかっています。
私などはあまりお土産を購入しなかったので80万いくか行かないか、くらいでしたが、友人たちは衣類やゴルフ用品、ゴルフシューズなどをてんこもりで購入していたので、100万は超えたようです。
(買いすぎて重くなり、一人は案の定、航空会社の手荷物が重量オーバーで引っかかってしまいました)
私たちはSt Andrews以外にロンドンにも立ち寄っているので、このときの買い物や飲食、ホテルの代金なども上記に含まれています。
そのため、それらを除外したり、飲食代、飛行機代などを削減したりすれば、格安な旅行も可能ではないか、と思います。
おおざっぱではありますが、内訳は以下のようになります。
ちなみに、当時の為替で1ポンド200円前後。このブログを数年後にご覧いただくかたにもイメージしていただけるように、細かい端数などは切り捨てることにいたします。
●飛行機代(プレミアムエコノミー)約30万円
(早割です)
(空港税+燃料サーチャージを含みます)
●ホテル代(エジンバラでの滞在費も含めます)
1泊2万円前後 × 10泊
合計約20万円
●プレイ代 (Green fee)
1) Old Courseが約2万5千円。
その他、
2)Cournoustie
3)Royal County Downもほぼ同額。
4)Royal Belfast GCは約2万円。
合計約10万円
●飲食代
1)朝食はすべて、宿泊代に含まれています。
2)夜は一晩5千円前後。
3)その他、お昼の軽食、Tea Time
合計約10万円弱
●これらの一部に、旅行会社への手数料が入っています。
ひょんなことから分かったことは、旅行会社にホテルの料金の手数料としてひとり一泊、5000円支払っていました(ナンタルチヤ)。
●お土産やチップなどの雑費
Carnoustieでは「電動掃除機」のような形状の(とにかく不思議な形状でした)手引きカート(でも電動)を借りた際、1人約2千円、支払っています。
Old CourseのCaddieさんにはひとり50ポンド+チップRoyal County Downでは2人のCaddieさんについていただいて、ひとり たしか1万円前後。
思っていたより現金を使ったので、ポンド紙幣が足りなくなってしまい、Belfastで急いで両替しました。
しめて、私自身は出費が80万円弱です。
これに、友人たちはOld Course脇のTom Morrisでのゴルフウエアやお土産としての衣類の買い物、Old Course Hotelでの買い物、ロンドンのCath Kidston本店での買い物、Fortnum & Maisonでの買い物、Harrod’sでの買い物、がありましたので、100万円をオーバーしたというわけです。(荷物の重量もオーバー)。
私自身が購入したものといえば、仕事に役立てたい、と手に取った、Tom Morrisに関する書籍と、ゴルフ博物館で衝動買いした、「古今からのゴルフにまつわる英語」という本(この本によって、「19番ホール(呑み会)」は英語でも「19th hole」というのだと知りました)、Cath Kidstonの折り畳み傘、Walkersのショートブレッド、Fortnum & Maisonの紅茶とショッピングバッグ、こまごまとしたお土産用のお菓子、くらい。
●シミュレーションその1-削減したい場合
飛行機代:
1) マイレージを貯めてらっしゃるかたはそちらをお使いになれば飛行機代が必要ありません。
2) エコノミークラスの早割を利用されるという方法もあります。
ただし、直行便でも片道12時間~かかりますので、体力的にはかなりきついです。
プレミアムエコノミーでもこんなものか、と私は正直、がっかりしました。次回からは、ビジネスクラスかファーストクラスを利用するつもりです。
手数料:
つまり、旅行代理店を通さずに、限りなく完全に個人旅行にされると、手数料は削減可能です。
ただし、つぎの項目でも書きますが、Old Courseで必ずプレイしたい場合やワンランク上の旅行を楽しみたい、と思われていらっしゃるかたはぜひ、それらを保証している専門の旅行会社を利用されるべきだと思います。
言葉も日本語が通じるわけではないので、私のような英語のプロや現地駐在員のご経験があるかた、現地のご友人などの力がないと、なにからなにまで自分たちで、というのはやはり骨が折れます。
飲食代:
私たちは毎晩、どこかのレストランで食事をしていたので飲食代もかなり膨れましたが(我らグループのエンゲル係数はかなり高い。笑)町中にはコンビニもありますし、手ごろな値段でテイクアウトが可能なお店もあります。気軽なPubやカフェもあります。
その他の方法:
私たちはSt. Andrewsから北上したところにあるCarnoustieにも行きました。そしてその後もBelfastにプレイをしに行きました。それらの移動の際は国内線を利用したり、車を手配しています。
St. Andrewsのなかだけで滞在されるのでしたら、移動はほとんどしないので費用は発生しません。完全な滞在型の旅行にされると、Old CourseのBallotに当たる確実が高くなるといわれる5泊6日の滞在で日本からの旅行であれば、機内の2泊を加えて7泊9日の旅で、50万円以内で可能だと思います。(2019年2月現在の予想)
●削減し(けちっ)てはならないもの。
1) Caddieさんへのチップ
St. Andrews LinksのCaddieさんたちはプロとしてトレーニングを受けています。
コースを熟知しています。
Caddieさんのおかげで、始めてのOld Courseでもどんなアジュレーションになっているのか、グリーンの具合、クラブ選択、攻め方が分かります。
Old Courseでプレイすることの楽しさが倍増されます。
そして、Caddieさんのなかには学生さんもいます。実は。
英国の文化らしいと思うのですが、小さいときからゴルフをしている、という子がとても多いです。
日本に置き換えれば、小さいときから柔道や空手、剣道などの武術をしている、といったところでしょうか。(あるいは、「小さいときからPSやってます」とか?)
私たちもコースを回っていて、地元の若い子たちがひとりでコースを回っている姿に何度か遭遇しました。
なので、Caddieさん、とくに小さいときからゴルフをしているという学生さんがCaddieとしてついてくれた場合、ラウンド終了後に手渡すチップは、「頑張ってね」という応援料を含めて、ぜひ多めにあげてください。
英国の経済番組などで「Wealthy people」なんて表現される日本人です。
これからも、日本のかたたちが聖地巡礼されるときに、St. Andrewsの人たちに良い印象で迎えてもらえるよう。払いっぷりのいい、イキな日本人と思っていただけますように、と願いを込めて。
2) 専門旅行会社への代金
絶対にOld Courseでプレイしたいという強い思いや、到着から出発まで、通訳翻訳も含めて、完全にサポートしていただくことを望んでおられるかたはぜひ、専門の旅行会社を利用されるべきです。
「自分たちでなにからなにまでする」のなかには、手荷物やキャディバッグもすべて、自分たちで持ち運びすることが含まれます。
高齢のかたにはきついと思われることもあるはずです。
「餅は餅屋」。
私自身が専門翻訳会社という看板を掲げているいち「餅屋」の事業主ですので、専門会社に対する消費者・利用者のかたには、この点をとくに強調しておきたいのです。
(お気持ちはわかるのですが、「自分たちでもできるよね」で、機械翻訳したものを、「下訳はしましたので、あとは手直ししていただくだけで結構です、そうなると、あなたに支払う費用は安くすみますよね?」(ディスカウントしてください)と言われても、「しかしながら」という日本語が「But nagara」なんてなっている訳をちょろっと直す、なんてことはできません。
結果、原文をしっかりと読み直して、「なんでここが『But nagara』なんだろう???」としばし、あーでもないこーでもない、と熟考せざるをえなくなるのです。
餅屋は。
結局、原文から翻訳したときと脳みその疲労度合いは同じです。)