「耳を鍛える」。 by 小山ケイ。vol. 6 「人のこえの微妙な違いを聞き分ける」Train your ears” by Kay Koyama Vol. 6

⚫️「耳を鍛える」。 by 小山ケイ。vol. 6 「人の声の微妙な違いを聞き分ける」Train your ears” by Kay Koyama Vol. 6

鈍感力、という言葉が注目を集めてねんげつがたちました。

私も鈍感力を養おうと試みているひとり笑。

けれど、あるときは敏感に人のこえの調子を聞き分ける必要があります。私が思う人の声の微妙な違いを聞き分ける利点は

★自分の身を守る。

★人とのより良いコミュニケーションを築く。

★より生産的でクリエイティブな結果を得るため。

私は小学生のときから美内すずえさんの漫画「ガラスの仮面」を読んでいます笑。

その中に、月影先生がマヤに、一つのセリフをさまざまなトーンで言わせるエピソードがあります。子どものころは読んでいて「へえ。すごい」で終わったのですが、考えるとこれって、人との会話でも言えることだと大人になって気づきました。

このブログでも書いたことがありますが、例えば「ありがとう」一つとっても言い方によって意味が違ってきます。

★ありがとう!と全てのシラブルをしっかり発音する。それも明るい声で。ワントーン高いこえで。→本当に感謝しているように聞こえる。

★ありがと、と「う」を外して目線もそらす。暗く低い声で。 →額面以外の意味を含んでいることがある。とくにネガティブなもの。

★表情や言い方は気持ちが込められているのに、なぜか声が小さく苦しそう。 →体調を崩しているのかも。

★いつものこえではなく、はなにかかった声。 →風邪をひいている。あるいは花粉症。