今日の記事は、梅雨入り前の五月晴れのなか、横浜の官庁街や赤レンガ倉庫付近を散策したレポートです。先日は、明治通りを新宿から渋谷までウォーキングした記事を書きました。
●梅雨の前に。ことし最後の「五月晴れ」のなか、横浜官庁街を散策しました。
横浜村という小さな漁村だった横浜が開港したのは
いまから200年近く前。
それによって外国人居留地ができて、
その関所を隔てて内側を「関内(かんない)」
と呼びました。
いまでも地名として、駅名として
関内は残っています。
Baystarsファンにはたまらない場所でしょう。笑
駅を降り立つと、目の前は横浜スタジアムです。
県庁をはじめ、公的組織機関が多いのも
関内の特徴です。
土日ともなると、ベイスターズの試合がなければ
かなりおとなしいゴーストタウンとなります。
海はすぐそば。
歩いていると風にのって潮の香りが漂ってきます。
都心からも電車で1時間かからずにたどり着けます。
ファッションやグルメのお店が楽しい
みなとみらい地区も面白いですが、
関内は明治以降の古い洋風の街並みが
楽しめます。
●横浜港
●赤レンガ倉庫
横浜を代表する歴史的建造物です。
生糸をはじめとする貿易船の輸出入品を
内地に引き込んだり送り出したり
していたところです。
その昔、赤レンガ倉庫は税関の管轄地でした。
映画やテレビドラマ、CMなどの撮影にも
よく使われました。
税関の管轄だったとき、
高校生だった私はいてもたってもいられず、
敷地内に無断で入り込みました。笑
案の定、税関職員のかたに
呼び止められてしまいます。
「いまカメラを手にしているでしょう?
それがもし外国製だったりしたら、
ここでは関税がかかるんだよ。
今日のところはいいから、
これからは立ち入らないようにね」
Teenagerゆえに見逃してもらえたことも
赤レンガ倉庫が10年以上まえに
横浜市に寄贈されて
市民の憩いの場所となったいまでは
いい思い出です。
赤レンガ倉庫は、日本に現存する建物のなかで
いまでも私が大好きな建物のひとつです。