今日の記事では、新卒で銀行員となり、15年以上に渡って「サステナビリティ・地球温暖化対策・気候変動・ESG投資・環境CSR」などに特化した専門翻訳会社を経営する私・小山ケイが、人にクリエイティブなインスピレーションを与える人間になることについて書いています。
<もくじ>
●人にクリエイティブな影響を与えることの重要性。
●人にクリエイティビティあふれるインスピレーションを与えるために
日々してみること。
昨日は下の記事を書きました。
●【幸せな人生のために。人生を楽しむために】人にクリエイティブなインスピレーションを与えることの重要性。Be an inspiring being!
日々、言われたことや慣習を繰り返しているだけだと、脳みそが硬直化します。
行動もルーティーン化します。
価値のある難儀なことをあえてルーティーン化することは大切ですが、リスクを避けたり事なかれ主義で人からの指示通りに行動を繰り返してばかりいると安定性は得られても、人生は硬直化します。
脳みそが硬直化するので表情も乏しくなります。表情は人とのコミュニケーションに欠かせない非言語のメッセージ。いろいろな人との非言語メッセージがやりとりできなくなってしまいます。
さらに。
思考が硬直化すると、思い込みが激しくなり、疑う、ということをしなくなります。疑うのはなにも、疑心暗鬼のような悪いことばかりではありません。
「売上高イコール会社規模とする人が多いけれど、それってホント?」
「お金は悪っていう人がいるけれど、それならなんで、税金とか年金・保険料はお金でしか払えないの?昔の人はお米(年貢)で払っていたのに」
「世界地図っていうけれど、日本が中心にある世界地図は日本のもので、他の国や地域では、それぞれが中心に位置した地図がもしかして存在するんじゃないの?」
「お金が悪なら、お金で支払う税金で道路がきれいになったり子どもたちの遊び場が整備されたり、なんでいいことが起こるの?」
「息子から電話がかかってきたけど、いま海外にいるはずの息子がなんで『日本でトラブルにあった』って言ってるの?いつ、帰国したの??」
などなど。
人間関係も硬直化するので、「この人は居て当然」となって、相手に敬意を払わなくなることもあります。関係が惰性化してますます動きが取れなくなります。
でも、人とクリエイティブなやりとりをしよう、おたがいにいい刺激を与えられる関係性を作っていこうと決めると、脳は活性化します。
気持ちもわくわくしてきます。新しい出会いもキャッチしやすくなります。ひとりひとりの人を大切にする気持ちが生まれます。
そうなると、お互いに化学反応が起こります。それは恋であったり、創造性のコラボレーションであったり、新規ビジネスのたちあげであったり。
つまり、イノベーションです。
だから、クリエイティビティあふれるインスピレーションを与える人である必要があるのです。
自分がイノベーティブに前進していくために。おなじくクリエイティブで人を鼓舞する人をひきつけることになるから。それが社会のイノベーションにもつながるから。
●人にクリエイティビティあふれるインスピレーションをあたえるために日々してみること。
私はクリエイティブでイノベーティブな人と話したいです。お互いの出逢いをわくわくとした気持ちで歓迎してくれる人とつきあいたい。
無表情で、事なかれ主義で、私を物体として扱う人や新規性あるおもしろい考えを否定しつづけているような人とつきあうよりも。既成概念にとらわれている人とつきあうよりも。
人の脚をひっぱったり、先だしじゃんけんはしないくせに、後だしじゃんけんで人の批判にあけくれている人とつきあうよりも。
一瞬、一瞬を、新鮮な気持ちで生きてますか?マインドフルネスで生きてますか?外はすっかり、沈丁花と匂蕃茉莉の気絶しそうなほどにかぐわしい甘い香りでいっぱいですよ。
クリエイティブで人にインスピレーションを与える人間になる方法はいくらでもあります。私が実際に実践していることをかきつらねてみますね。
1)小さなことでもいいので、「人生ではじめて」のことを定期的にやってみる。新しいことをするときは潜在意識がブレーキをかけようとれど、それをあえてブロックすることで、つねに新しいことへ挑戦するマインドが生まれます。免疫ができます。
2)頭がすっきりしている朝の時間帯を大切にする。集中力や脳への定着度合い、作業のはかどり具合が違います。それによってインスピレーションも湧いてきます。
3)かぐわしい匂い、好きな香り(コーヒーの匂いとかアールグレイの香りとか)を意識して楽しむ。脳が活性化するから。
4)体を動かす。おなじく、脳が活性化するし景色もかわるから。
5)「ありがとう」という言葉を自分のテーマにする。笑 なにごとにも感謝するようになります。
6)アートや芸術に触れる。アートは時代を超越するので、いつの時代のものであってもインスピレーションが得られます。
7)いま、していること、にあえて意識を集中してみる。キッチンで魚をさばいているのであれば、包丁さばきに集中。自由に使える手があることや魚のありがたさ、美味しい食材が日々いただけることのありがたさに感謝の気持ちがわいてきます。
私はコーヒーが大好きですが、コーヒー豆を丁寧に挽いて、大坊珈琲店の大坊さんばりにゆっくりとコーヒーを蒸らしていると、その時間の豊かさがかけがえのないものであることに気づきます。
7)どこかへ行った行き帰りは違う道を通ってみる。ひとつ手前の駅で降りてみる。新しい景色に出会えます。