「モチベーションの保ち方」ーいや、ゆるむときもありますよ。人間ですから。笑

aoyama business school

今日の記事では、
働きながら国内でMBAを取得されるビジネスパーソンへ、
就学中のモチベーションそのものについて書いています。
●「働きながらMBA」を取りに行っても、
モチベーションが下がることはあります。もちろん。
●性格の合う合わないもある。たとえ相手が教授であっても。
●波のある気持ちをいかに「限りなくフラット」にしていくか。
このカテゴリー「働きながらMBA」では前回、下の記事を書きました。

●働きながらMBAをとることー「モチベーションを維持して最後までつっぱしる」。いや、それはありません。笑 人間ですから。

青山学院の正門

海外でMBAをとられるかたもそうだと思うのですが、社会人大学院に通うかたで「最後までモチベーションを維持して卒業」というかたはそれほど多くはないと思います。

Teenagersのように「中だるみ」とはいいませんが、自分でモチベーションをある程度は高めていられるとしても、途中いろいろなことで落ち込んだり立ち止まったり、クラスメートや教授の意見を聞いて自分がぼこぼこにされたように感じたりで、モチベーションが一気にさがることもあります↓

でも、そんなの、あたりまえです。人間なんですから。

しかも、まわりは高い専門性や経験を有している社会人学生です。そして、授業は大学院の高度な内容を扱っている。

青山学院

とにかく、授業の2、3回に1回はへこんでいたような記憶があります。私の場合。自分以外のひとがみんな、優秀にみえて、なんだか授業も高度で自分がおいてけぼりをくってるような気がしました。

授業がおわるとどーっと疲れが出て、独りで青山界隈や渋谷のカフェに入って、配布された資料をぼんやり眺めてみたり、書きとったノートを振り返ったり。

(当ブログ「Today’s Coffee」に掲載したカフェの数々にはそのときにもお世話になりました。笑)

    小山ケイ過去記事「復活!大坊珈琲店!」

38年間にわたって、表参「道(南青山)交差点の鉛筆ビル2階に入っていた、大坊珈琲店の看板です。

「受講中、アクセル全開でエンジンふかして最後までつっぱしる」というひとはまず珍しいと思います。モチベーションが下がるのは落ち込んだ時ばかりではありません。

★仕事で疲れている。

★家庭のことで疲れている。

★プライベートな悩みを抱えている。

 

でも、大人ですし、自分で「働きながらMBAをとる」と決めて入学したのですから、いつまでもモチベーションを下げているわけにはいきません。

セントアンドリュース スコットランド

そのときに助けられたのが、私の場合は上記のように、ほっとできるカフェでの復習や、学内で仲の良い友人たちとの集まり、勉強会、飲み会&会食、青山界隈のショッピング、他校ビジネススクールの人たちとの集まりなどです。

「会わない?」と連絡が来たり、校内ですれ違って立ち話ししたり、スタディルームで見かけて話し込んだり。そんなときに気持ちがとても救われましたね。

おおざっぱかもしれませんが、よくいろいろなところで「モチベーションの保ち方」みたいな質問と回答を見かけることがあるので、今日は自分が経験した社会人ビジネススクールのときの体験を書いてみました。

●人間ですから、性格ややりかたの合う合わないもあります。相手が教授であっても。

青山学院

ここだけの話(とブログで書く。笑)、たとえ相手が教授であっても人間ですから、「なんとなくこの人とは合わないな」というのはあります。

こちらもteenagerならいざしらず、とっくに大人になってますから、かっことした「我(が)」があります。それでなんとなく「モチベーションが下がる」ことは正直、あります。

渋谷・宮益坂

人間としてはおもしろいと思ったのですが、ある理数系の教授は頭がコンピュータのようで授業のやりかたやコメント、成績のつけかたには「おいまてよ」と私は思いました。(実際、その教授の腕にパンチしました。笑)

ある教授は、学生に対して好き嫌いのはっきりしたひとでほかの友人たちも「(ひいきにしている学生が誰か)わかりやすい人だよね」と話してましたね。

私は人間としても「ハテナ」と思った人だったので、その教授の授業はひとつしか受講していません。

青山学院の正門

そのほかにもこのブログで書いたように、面接のときに「円周率を言えるとこまで答えよ」と聞いた(らしい)教授の授業はひとつも受けていません。

自分がすでに「答え」を持っているらしく、それにそぐわないと「いやでもさぁ」と学生の意見を否定してみる教授や(ほかの生徒にもその点は不評でした。「だったら聞くなよ」ですよね。笑)会社員の学生をやたら持ち上げる教授などもいました、

彼らの授業はときにはモチベーションが下がりました。私。

●気持ちの波をいかに「限りなくフラット」にしていくか。

St. Andrews

波があるのが人の気持ちですので、働きながらMBAをとりに行っているときはその気持ちをどこまでフラットな状態に近づけるかがカギだと思います。

集中力を回復するために。

これはなにも、ビジネススクールに限ったことではないですね。自分の気持ちをつねに、自分の目標や目的に沿ってできる限り高めておいて、できるかぎり維持しておく。

気持ち良いと思える日を多くして、楽しく過ごせる日を多くする。

1)「砦(とりで)」となる場所や友人を大切にする。

2)勉強仲間を作る。

3)息抜きする時間を作る。

4)学校のことを完全に忘れて

(あるいは、なにかとらわれていることを完全に忘れて)

趣味に没頭したり、音楽を聴いたりする。

5)そことはまったく関係のない人との集まりに参加する。

鶴岡八幡宮の茅の輪

2年間の学生生活は長丁場です。人間もいろいろいます。ボディブローだけじゃなくときにはリングにあがってジャブやパンチをくらってKOになるときもあります。

それは社会人ビジネススクールだから。マウスピース1個じゃ足りないよ。はっきりいって。でもタオルは投げ込まない。んなもん、いらねぇっす。笑

それほど強靭な鋼(はがね)のような精神力を養ってくれるのも社会人ビジネススクールということなのです。

Goooooood luck!