英作文、どうやって書いたらいいんだろう。
英語、どうやって覚えたらいいんだろう。
受験生はもちろん、ビジネスパーソンでも悩んでおられるかたはいらっしゃるでしょう。私もこの質問を何度投げかけられたかわかりません。今日は私が実践してきた方法のひとつをご紹介しますね。
【回答】接尾語と接頭語を勉強していくと覚えやすくなる「瞬間」が訪れます。
このカテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」では昨日、下の記事を書きました。
●英作文に役立つ英語の勉強のひとつに、「接尾語と接頭語をリストアップして覚えていく」というコツがあります。
英会話に関しては後天性スピーカーである私は、米国大学の学生だったときに必修科目であるWriting、つまり英作文のクラスを2つ、受講することで、スピーキングの語彙も増やしていきました。
そのひとつの方法が、「接尾語と接頭語をひろっていく」というもの。英語ではsuffix、 prefixといいます。
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【理由(なぜ?】
英語には、接尾語あるいは接頭語が共通する言葉がたくさんあり、それらを理解すると次のような利点があるからです。
1 接尾語、接頭語を見ただけで、
その言葉の意味がだいたいわかる。
2 しだいに言葉が覚えやすくなる。
3 自分で造語ができる。
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なんどかこのブログで書いていますが、英語には歴史的な背景でラテン語から借用(borrow)した言葉や外国語に由来する言葉がたくさんあります。
今の時代であれば、
Origami(ing)
KonMar(ing)
なども、英語として通じますよ。笑
では、接尾語、接頭語を具体的に見ていきましょう。
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【接尾語】-er
【意味】~する人、器具、機械、
日本でもおなじみですね。YouTuberといえば、YouTubeにVideoをUploadする人たちのことです。
【例】
employer (雇用者)
destroyer(破壊者)
trainer (訓練させる人、トレーナー)
retainer(矯正用の歯科器具)
player (プレイする人、演奏家)
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【接尾語】-ee
【意味】日本語で「被」とつけられる人、「~れる」と、受動態で表現できるもの。
er とつく言葉をeeに置き換えることできます。
【例】
employee 被雇用者
trainee 被訓練者、トレーニングを受ける人
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【接頭語】a-
【意味】 後ろにつづく言葉を否定する
【例】
atonal tonalではない
asymmetry symmetryではない
【接頭語】ma- pa-
【意味】 母親系、父親系
【例】
maternal
paternal
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【おまけ】
それでは、造語をつくってみましょう。
【例】YouTubee 「小山ケイ」(笑)
YouTubeにvideoをuploadしたことは一度もないけれど、YouTubersのvicdeoを好んで見ている人。
I’m actually a heavy “YouTubee!”
●英作文に生かす具体的な覚え方ややりかた
覚え方
★おもな方法は「2つ」。
★接尾語、接頭語を探すコツとしては、まず英文をたくさん、読んでみることです。そうすると、頭と終わりに何度も出てくる同じつづりに気づきます。例)a, ist, mal, phile, phobia, ex, in
★ご自分で書きだしたものを毎日、見返す方法です。もちろん、読み込む方法と同時並行も、アリです。笑 これらを毎日、こつこつとやる人であれば、半年から1年で相当の力が付きます。
★英語の文献や新聞、雑誌、あるいは動画などで「これ」という言葉を知ったときは、それをご自分のやりやすいやり方で抜き出して記しておきます。ちなみに私はExcelを使っています。
★造語をつくってみましょう。自分が気に入った接尾語、接頭語を利用します。接尾語、接頭語ではありませんが、「Google」にingをつけて、googling、という言葉もすでに、存在してますよね。世界中に。
●まとめ
英語の接尾語、接頭語を重要視して、それを丁寧に拾っていくことは、英作文を含めて英語力がつきます。利点は以下のとおりです。
1 接尾語、接頭語を見ただけで、
その言葉の意味がだいたいわかる。
2 しだいに言葉が覚えやすくなる。
3 自分で造語ができる。
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覚え方としては、
★まず英文をたくさん読み漁る。
★接尾語、接頭語を書き出す。
★どちらも日々、コツコツと続ける。
半年から1年で、相当の力がついてきます。
接尾語、接頭語。ネイティブでも知らなかったりするので、知っているとかなり高度な文章もかけるようになってきますよ!おためしあれ。