「器の広い人間になるためのコヤマ講座」(笑)、今日は「おひとりさま編」をお届けします。ほとんど実体験に基づいていますので、臨場感たっぷりの記事です!(^^♪
Q) いくつになっても、どこにいても、「おひとりさま」をしようと思います。
A) 実体験をもとに、たのしいおひとりさま活動(名付けて「独活(どっかつ)」。笑)について書いてみます。生命力を輝かせる、「おひとりさま活動」です。
昨日は下の記事を書きました。
●ひとは生まれてから死ぬまで、独りです。おひとりさま活動=独活(どっかつ)のすすめ。by 小山ケイ
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わたしが若いころに、「ひとりで行動できる女性たちを取材したい」とのことで、未婚既婚、子持ち等に関係なく、複数の女性たちと一緒に取材を受けた話はこのブログで書きました。
小山 ケイ過去記事】おひとりさま、リア充、ソロ活。これらを知っているだけでも豊かな人生が。
なかには当時からマスメディアで活動されている既婚者や、離婚を経験されたかたなどもおられました。
「おひとりさま」というと昨今はどうも、「独身者・独居老人」というひびきが強くなった感がありますが、もともと「おひとりさま生活」を提唱された岩下久美子さんのご遺志に沿って書いていきたいと思います。
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1) まずは、「おひとりさま活動」の準備。
2) カフェにいってみましょう!
3) バー、そしてLuxury Hotelにも!
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1) おひとりさま、ができると、行動範囲が広がります。
それにより、人との出会いが広がったり、見たり触れたりの世界が広がったり、景色が変わったり、触れる空気、香り、音の違いを感じたり刺激を受けたりします。そして自分の感じる世界が広がって結果、自分の人間としての器が広がっていく。
「自分自身とゆっくり、会話・対話ができる人間」、それが「器が広い、精神性の高い人間」ということだと私は思います。
自分の精神性を高めるために、おひとりさま活動を!
「おひとりさま活動」名付けて独活(どっかつ。笑)の準備として、次のようなことを私はいつもしています。
★雑誌やテレビ、ネットで「ここ、いい!」と思ったカフェやバー、場所、宿泊施設、などなどがあったら、すぐに、メモなり写メなりする。
★「いつか、行ってみたいなぁ」ではなく、毎日のように、メモや写メを観ながら、「そこに本当に行ったときに実際に感じる、わくわく感、楽しさ、の『感情』を温める。
そして日々、頭の中でゆっくりと、「そこで楽しく過ごしている自分」を具体的に、くっきりと、イメージする。
★必死になってメモを見返したり、イメージする必要はなく、忘れているときがあるぐらいがいいです。
「心のゆとり」が大切ですので。それぐらいのほうが本当に叶います。
★手元に控えておくもの、記憶に残しておくものは、
a)連絡先、
b)住所、
c)風景(テレビや動画などで見かけたときのもの)
★ゆったりとした気持ち、日々の安心感、マインドフルネスなどを大切にしていると、「今日が吉日」だという感覚が直感に降ってきます。
私の場合は、とびきりの快晴の日、気分がとても良いとき、大きなスキマ時間がなぜかできたとき、などなど。
あとは行動するのみです!(^_-)-☆
あめだま、ミネラルウォーター、スマホ、小銭ぐらいが手元にあれば、その日の気分であちこち行けますよ(老舗カフェなどは現金払いだったりするので電子マネーだけではコーヒーが飲めないです。笑)
2) いまは、カフェでおひとりさまをしているかたは多いですよね。とくに女性はたくさん。
コーヒーや紅茶が嫌いでなければぜひ、いろいろなカフェに足を運んでみてください。もちろん、おひとりさまで。
評判のカフェ、隠れ家的なカフェ、知る人ぞ知るカフェ、老舗カフェ、古民家を利用したカフェ、Third-wave coffeeのカフェ、そして、著名な人が紹介していたカフェなどなど。
カフェは気持ちが安らぐので、自分との対話を促してくれます。
私は吉祥寺にときどき足を運びますが、別カテゴリー「Today’s coffee」で書かせていただいた、「くぐつ草」以外にも、なんどか足を運んだカフェがあります。
その一つが、「武蔵野珈琲店」。
作家で芸人としての活動もされている又吉さんが芥川賞を受賞されたとき、武蔵野珈琲店に通って作品を書かれることもあった、なんておっしゃってるのをどこかで見たことがあり、「あ」と思いましたね。
コーヒーそのものもおいしいですが、お店の雰囲気も落ち着いていて、食器も素敵なお店です。ケーキもありますよ。
こういう自分がおひとりさま活動できるカフェがあちこちにあると、文句なしで楽しい。
3) バーやluxury Hotelは、おひとりさまにはいっけん、敷居が高そうに見えるかもしれません。
でもいまはおひとりさまで来店している人は多いです。
とくにLuxury Hotelは通うほどに常連扱いしてくれて、独りで訪れても顔見知った従業員が話しかけてくれたり。
●おひとりさま活動=独活、の意義。
先日も、奥様をなくされた高齢者のかたが精神的に落ち込んでおられる(そういうかた向けの外来があるそうです)、というような記事をネットで見かけました。お気の毒だと思います。そんなかたに、「独活を!」なんて申せません。
それゆえ、元気な若いかた、働き盛りの中年のかたに、「ぜひいまからでも遅くないので、既婚未婚に関係なく、独活を!」とお声がけしたいと思い、今日の記事を書きました。
結婚相談所の車内広告に「もうひとりじゃない」というキャッチコピーがついていました。
楽しそうな雰囲気の広告にケチをつけるつもりはありませんが、そのキャッチコピーをみたとき私は、「ひとりがいやだから結婚する、ということを言いたいのかしら」と腑に落ちない気がしました。
おひとりさまができるひとは、自分との対話を常日頃から自然に行っているひと。
だから、あらゆる状況にも自分と対話しながら解決策を見出したり、冷静に状況を分析・判断したりできます。他人の感情にも落ち着いて対処できます。
自分の器を広げることは、あらゆる状況に冷静に対処できる人間になること。
世の中にはいろんな人がいます。いろんな文化を背負った人もいる。
そして天は、「これでもか!」というくらいに、ありとあらゆることをつぎつぎと現実世界に送り込んでくる。笑
気持ちが萎えることも多いですが、自分の器が広がる好循環につなげる。
そのためのおひとりさま活動なのです。
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