今日は、ここ数日にわたって書いている、「リズム感があらゆることにおいて重要である点」として「英会話」を取り上げます。
<もくじ>
●リズム感による英会話学習の有効性。
●英会話の基本はシンコペーションというリズム。
●多民族国家・地域が多い言語だからこそ、英語はリズム感で!
前回このカテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)は下の記事を書きました。そして、この記事のテーマである「リズム感は大切である」という記事は、さらにその下から始まっています。
●リズム感による英会話学習の有効性。
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1) 英会話の基本は「シンコペーション」というリズム。
2) 多民族国家・地域が多い英語圏だからこそ「リズム感あるコミュニケーション」を。
3) 非言語コミュニケーションのタイミングもリズム感で。
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●英会話の基本は「シンコペーション」というリズム。
以前私はこのブログの「英語」カテゴリーで、「英語は日本語は違って、子音も多用される」と書きました。
ほぼすべてのSyllableに母音がくっついてくる日本語は、全体的に「四分音符の連打」に聴こえます。私の耳には。顕著なのが、(ハンバーガーショップの)「マクドナルド(ma-ku-do-na-ru-do)」の発音であることも上記の過去記事で私は書きました。
いっぽうの英語は、子音のみで発音されるsyllableもあるため、これが「音」として弱拍(あるいは休止)のように聞こえて、それよにって強拍である母音(つきの子音)が強調されてシンコペーションになるのだと思います。
私の耳には、ネイティブが発音する「マクドナルド(McDonald’s)」は「マッ(ク)、ダナル(ス)」と発音しているように聞こえます。
カッコの中は、まるで音符の休止符のようです。子音の「k」「s」がそれぞれかすかに発音されているだけなので。
英語がシンコペーションに代表されるリズム感ある言語であるということを理解すると、自分の発音やネイティブの発音にも必要な「リズム感」に敏感になるはずです。
何度も何度も音読して年月をかさねるごとに、たとえば「母音が二つ以上続くスペルがあれば、それが最初にあらわれる部分にアクセントがつけられる」という英語の法則も無意識に理解できるようになります。
たとえばScotlandの町、”Carnoustie”。最初に母音が続く、「o」と「u」のところにアクセントがあります。
あえて日本語でカタカナ表記してみると、「カァノーゥスティ」という感じでしょうか。
●多民族国家・地域が多い英語圏だからこそ「リズム感あるコミュニケーション」を。
英語のコミュニケーションについても、一昨日のブログ内容と同じく、「リズム感あるコミュニケーション」が大切にされていると思います。
多民族で低コンテキスト社会が多く、言葉の額面を大切にして言葉を介在に意思の疎通を図るからだと思います。
自分の殻に閉じこもって、まこうから相手の言うことを否定してしまうと、コミュニケーションはそこで途切れがちです。一昨日のブログで書いたように、相手が一方的に話しこむ人に意思表示をするのが目的なのでなければ。
「私はその話題に興味ありません」
「あなたのいうことは間違っています。今日の天気はそれほど暑くはありません」
●非言語コミュニケーションのタイミングもリズム感で。
ジェスチャーがすごくかっこいい人っていますよね。
いくつかの要素があると思いますが、私がこれまで見てきたなかで感じるのは、彼らに共通しているのは「リズム感」だということです。
ジェスチャーの出し方が絶妙だったり、ジェスチャーそのものに緩急があったり。
以下のような特徴です。
★タイミング
★緩急
★ジェスチャーそのものが「歌っている(リズムを感じるので)]
非言語コミュニケーションはジェスチャーだけではありません。
言葉を発するタイミングや言葉のトーン、速度。言語に影響を与えるもの、あるいは言語以上にものを語っているものが、非言語コミュニケーションと言えます。
★タイミング
★トーン
★抑揚
★リズム感(日本語であれば、同じ言葉を何度か繰り替えすあいづち。「うんうん」「そうそう」
★速度。
★緩急。
★高低
★まるで歌っているような発声。
*私は音域が広くて声量のあるヴォーカリストが大好きなのですが、彼らの歌声を聴いていると、まさに声が「multiple, colorful voice」だと思えます。
いろいろな音色を声で聴かせてくれる。
コミュニケーションも、その言葉の意味によって声色を変えてみたり、声の高さを変えてみたり、場合によっては声楽でいうフォルセトを使ってみたり、ヴィブラートをかけてみたり、なんてことを非言語コミュニケーションとしてしてくれる話者の話はやっぱり、リズム感を感じておもわず聞き入りますね。
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