今日は英語や英会話の上達法について、「ある程度のレベルになったら、ニュアンスの違いを調べたり言い回しのバリエーションをふやしたりしてみる」ということについてかいています。
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このカテゴリー「英語(潜在意識をみかたにつけて)」では前回、下の記事を書きました。
(我が母校青山学院の駅伝チームOB森田くん、下田くん、一色くん、林くん等々が就職したGMO社です!私がひそかに応援してきた島貫温太くん(帝京大)もGMOチームへの参加が決まりました!やった。実業団からも目が離せなくなります)
●ある程度のレベルになったら、「ニュアンスの違い」「言い回しのバリエーション」も確かめる。
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私が米国大学の学生だったころ、同じく日本から留学していた男友達と「たぶん」という言葉について話しました。
日本の学校で「たぶん」という日本語に匹敵する言葉として最初に習うのはおそらく、「maybe」だと思います。けれど、二人で話したことは、「maybeってなんとなく、否定的で実現可能性があんまり高くないかんじだよね」ということ。
二人とも若い留学生であってnativeではないのだからもちろん断言することはできなかったのですが、いま英語としてnativeが話しているのを聞いても、「maybe」ってなんとなく、「うんまぁ、そうかなぁ」とか「(違うかもしれないけど)そうかもね」みたいな、なんか気乗りしないかんじが私はします。
「そそそそそ!」でもないし、「だと思うだと思う」でもないし、間違っても「禿同」ではない。大笑
日本語で「たぶん」と起こりうる可能性を含めた言い回しの英語をそれぞれ探してみると、二人で得た答えはこんな感じです。
★perhaps (over 70% possibility)
★possibly (60-70% possibility)
★probably (50-60% possibility)
★maybe (less than 50% possibility with negative feeling??)
だから男の子に
“(Do) you have enough time to go out with me tonight?”
と聞かれた女の子が
“Maybe.”
と答えれば、
「そりゃ脈なしだわさ」となるはずなのです。笑
“Of course, yes! I’ d love to xxx” だったら完璧なんだけれど。
私はこのブログで「語学はさいしょはとにかくシンプルに。意味もひとつの単語につきひとつ、覚えるぐらいでいい」と書きました。
小山ケイ過去記事】英会話の上達方法。喋れる英語を身につけよう。
最初から複雑なやり方をしたりあれもこれもとやりはじめると、継続性が失われたりモチベーションが下がったりすることがあるからです。
けれど、ある程度、単語なり慣用句なりが自分のなかに定着して、簡単な会話だったらできるぐらいのレベルになったらようやく、「ひとつひとつの言葉を丁寧に検証・確認してみる」という次の段階へ進むときです。さらにぐっと上達していきますよ。
言い回しにしてもしかり。
先日も書きましたが、たとえばwritingで自分の意見を書くとき、「I think」ばかりで書き始めなくとも、
★I strongly believe that
★It seems that
★Many people say that
★It convinced me that
などなど、自分の意見の強弱によって言い方はいろいろあるはずなのです。
●さらなる高みへ。ゼロからイチではなく、すでにイチ以上の状態になったのだから。
なににおいても、「ゼロからイチの状態にすることがとにかくツラい」ということについてはこのブログで何度も書いてきました。
小山ケイ過去記事】アファメーションと英会話。大きな声で唱えるということ。
でも、すでに「イチ」の状態に押しあがったらそこから「ニ、サン、ヨン」と上がっていくのは早いですよ。努力や運、環境、時代の波次第ではレベルはいくらでも上昇します。
英語も同じ。
英会話学校やアプリ、オンライン英会話などで、講師の先生とだいぶやりとりできるようになったり、「語学はおもしろい」と感じ始めたりしたら、そのときが次のステップへとすすむタイミングです。
今日の記事では「それぞれの言葉のニュアンスを確かめる」ことと「いいまわしを増やす」ことについて書きましたが、たとえば次のようなことをしてさらなる高みを目指すこともおすすめしたいです。
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★語学学校で習う言い回しを一部変えながらさまざまに応用してみる。
★思いつく言い回しについてnativeの講師の先生に質問してみる。
★潜在意識の中に定着したそれぞれの単語について、どんなふうに使えるか、どんな違う意味があるか、探してみる。→ 場面によって発音が違う単語もあります。
たとえば、中学1年で習う冠詞の「the」にしたって、冠詞としてだけではなく、「あの●●!」と強調する意味で人名の前につけて、「ジ(Θi)」と母音の前にある「the」と同じ発音をしますよ。
“I saw Lady Gaga yesterday on the street in Tokyo.”
” The (ジ)Lady Gaga??? No way! You’re kidding me, right? (lol)””
簡単な単語こそ奥が深いし多様性があって面白いと思う。小難しい言葉よりとっつきやすいはずだし。
★それぞれの国・地域で使われる「英語」の違い(英語圏で)。
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