今日の記事では、生まれて初めて米国へ行った際にどんな英語をはなしてみるか、小学生・中学生・高校生の子たちにむけて私が実際に体験したことに基づいて書いていきます。
<もくじ>
●初めての米国。どんな英語を話してみようか。
●できるようなら、現地のお店で注文してみよう!
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーで前回書いた記事は下からごらんになれます。
●初めての米国。どんな英語を話してみようか。
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私が初めて米国の地を踏んだのは18歳のとき。
当時の私にとっては自分独りだけで現地で買い物、なんてとてもとてもできなかったです。冷や汗と脂汗が入り混じったような緊張状態でお店の人に英語で注文したりレジで支払いしたり。隣にホームステイ先のお母さんや日本人の友人がいてくれたからなんとかほしいものが伝えられたものの、あのときのどーっと噴き出た疲労感と緊張感はいまでも忘れません。
懐かしい。
今の時代の子たちであれば学校の修学旅行がハワイ、なんてこともあるかもしれませんね。
今日は、「こんな英語を使いながら最初の米国旅行や留学を楽しんでみて」ということを小学生から高校生の子たちに向けて書いていきたいと思います。
かつての自分にエールを送るような気持ちで。
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日本にいても、最初のお店とかカフェって、「どうやって頼んだらいいんだろう」と緊張することはありませんか?
とくにものすごくシステマティックに従業員が動くようなところ。ようするに、接客内容がマニュアル化されてるようなところです。笑
メニュも複雑で支払い方法もよくわからなかったり。それは英語圏でも同じです。
私が米国大学に留学したとき、スーパーに買い物に行くと店員はしょっぱなに「Paper? or plastic?」と滑舌よく聞いてきました。私にはなんのことかさっぱりわかりません。これも一瞬、ものすごーく戸惑いました。けれど、まごまごしつつも何度か買い物をしているうちに、「(商品を淹れる袋は)紙袋がいい?それともビニール袋がいい?」と尋ねているということが分かりました。
この英語も日本人だからわからないのではありません。現に米国人の買い物客が「それはどういう意味?」と店員に尋ねている場面に私は遭遇したことがあります。
マニュアルでそうなってるのだと思います。いわゆる「応酬話法」。
だから丁寧に尋ねてはくれない。「当店では紙袋とビニール袋のどちらかから買い物袋がお選びいただけます。どちらにいたしますか?」と本来なら聞いてほしいところですが、まぁそれはこまやかな接客を良しとする日本文化に私が慣れていると言えなくもない。
年の功でいまの私なら「それはなんですか?すみません、教えてもらえますか?」と平気で尋ねられます。でも若い子はなかなかそうならないかもしれない。少なくとも私はそうでした。
私から贈る言葉は、「初めての米国で言葉が分からなければ、とにかく聞き返してみる」ということです。
それによってその物事をよく理解できるようになりますし、上記の例でいえば、大量販売の量販店や小売は丁寧な言い回しで接客してくれるわけではない(企業側も効率を考えていたり客の回転数を早めたかったり誰でもパートとして働ける簡単なマニュアルにしていたり)、それは企業側の都合もあるから、なんてことももしかしたらわかる子にはわかるかもしれないですね。
反対に、やってはいけないことは「理解していないのに笑ってごまかすこと」。
だいたい、自分の英語が上達しません。わからなければ逐一聞いてみよう、という気持ちをもって「教えてください」と言える子にはまわりがいろいろなプラスになることを教えてくれるものです。日本の人であっても米国人であっても。
I’m so sorry I don’t understand what you are saying. Please explain in detail.
Sorry I’m from Japan, so could you say more slowly?
You mean (なになに。自分が理解したとおりに英語で言ってみる。これは英語がかなり話せる人・聞き取れる人におすすめですね。私もよく使います。相互確認ということです)
●できるようなら、現地のお店で注文してみよう!
慣れてしまえばどってことないことなのですが、初めてnativesの店員に英語で注文するって、緊張しますよね(え、しない??? すばらしい!)
私なんか日本にいても、新しいカフェとか注文のしかたが目新しいところなんか、きんちょーします。「どうやって注文すればいいんだろう・・・?」と。きょろきょろしますし・・・。
米国であれば、まず店舗に入ったときに店員と思しき人と目があえば「Hi」と挨拶します。そしてその人にでも正直に言えばいいのです。「日本から来たので注文のしかたがよくわからないの。教えてもらえますか?」と。
1) 店舗に入ったりカウンターに近寄ったら、店員としっかり、目を合わせる。
2) Hi!と笑顔で挨拶。
3) ”Could you tell me how to order? ‘Cause I’m from Japan and this is my first time to come here.”
メニューがたくさん書いてあったり、トッピングがたくさんあったり、flavorsがたくさんあったりで、さっぱりわからなければとにかく、聞く。笑
4) お店がかっこいいと思ったら“You guys’ so cool!”と言えばいい。笑
私が初めてStarbucksに出会ったのは米国大学に留学していたとき。学校のBookstoreでよく購入しました。それと合わせて、Oregon州Portland市にあるPioneer Courthouse Squareという大きな広場にあるStarbucksも利用しました。バリスタのお姉さんは髪をプラチナのショートにしていて、笑顔もあって、すごくかっこよかった。
今の私なら日本語でもしょっちゅう、声かけてますよ。店員さんに。
「爪がきれいですね~」
「メイクがお上手ですね」
「カプチーノの絵、芸術ですね!」
” I like your haircut!”
“I like your earrings. So beautiful! Is it Native American’s?”
5) とにかくわからないことや自分が感じたことは英語にして言ってみる。面白がってノッてきてくれる店員さんもいますよ。そういう点では「ものを言う人間は相手にしてもらえる」国だとつくづく思います。米国は。
“This is soooooo delicious.”
“Could you tell me what this is?( ‘Cause I’ve never seen anything like this in Japan. So interesting)”
“Soooo cute!”
“Smells so nice!”
6) レストランであれば、店員さんもチップがほしいこともあって、丁寧な接客をしてくれることがあります。もしいろいろ話してみたいと思ったら、“May I have your name, please?”と聞いてFirst nameを聴いてみましょう。そしてその人と話してみます。First nameを何度か呼び掛けながら。
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