今日の記事では、”Chemistry”という英語について、私が好きな理由などに絡めて書いています。
<もくじ>
●私が好きな英語の言葉 – Chemistry
●Chemistryを感じる出逢い。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーで前回書いた記事は下からごらんになれます。
●私の好きな英語の言葉ーChemistry
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私が若かりし頃に米国大学へ留学したとき、日本の授業で習う「化学」以外の意味を知ったのがきっかけです。
Chemistry.
相手にクリエイティブなインスピレーションを与えたり相手からも得たり、お互いが強く惹かれるものを感じたり、パワフルに相乗効果を与えあったり。
Chemistryはその言葉から連想するとおり、それぞれが持つ化学物質のような「なにか」が相手に対して影響を与えることで、さらに別次元の高次な生産物が生まれるような感じです。
なにか、とは雰囲気であったり、アイデアであったり、クリエイティビティであったり、フェロモン(笑)であったり。
だから、自分が一方的に「化学反応とか有機的な物質を感じる」というよりも、お互いがお互いに対してプラスアルファでものすごいエネルギーを与え合っている。それによってお互いとは違うさらなるものが生まれる。それがchemistry。
だからこそ、私はこの言葉を聞いたときにものすごく強烈なパワーやダイナミズムを感じるのだと思います。自分の奥底から震えるほどの力強いエネルギーすら感じます。
そしていまではわたしにとっては人との出逢いで欠かせない言葉、いや、「要素」となりました。
「その人との出逢いで、お互いにchemistryは感じるのか。お互いがchemistryある関係性を作り出そうとしているのか」
chemistryを感じない出逢いは残念ながら、年齢を重ねるごとに時間の無駄だとすら私は思います。
若いうちは惰性でつきあったりつるんだりも楽しいでしょう。年齢が近ければ近いほど「箸が転がるのもおかしい」気持ちになるものです。
けれど、「不惑の四十」という言葉が存在するように、人間は年齢を重ねるほどに迷ったり寄り道したり大回りしたりしている時間はありません。
これまでの人生で培ったものや得た経験を礎(いしづえ)に、ひたすらまっすぐに突き進んでいく。たとえまわりに賛同者がいなくとも。まわりに同類がいなくとも。
そのときにchemistryを感じあえる出逢いは、これまでにない高次元のレベルに自分をおしあげてくれる可能性を秘めているといえる。
パワフルで強烈な映像を喚起する言葉、それが私にとってのchemistryなのです。
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●Chemistryを感じる出逢い。
お互いが強烈に惹かれあうものを感じる出逢いはそうざらにはありません。
まずもって会社でそれはない。
私がペーペーの新卒銀行員だったとき、よくこういわれたものです。「部下は上司を選べない」
そりゃそうですよね。「あの人を上司に選びたいです」なんて部下が言えるんだったらいまごろどの企業の人事部もパンク状態。大笑
会社とはchemistryをお互いに感じあったり作り出したりするところではなく、組織としての行動や抑制・自制がまずは求められる。とくに日本企業はそうだと思います。
というのも、chemistryは「個 対 個」の強烈でありながら心地よさすらある緊張感のことであり、会社組織のようになんとなく気の合わない人とも組織としてともに行動することが求められる場ではうまれづらいものだからです。
chemistryといいながら化学の計算式で表現できるものではない。
理屈じゃないのです。
恋愛で考えたらすごくわかると思う。理屈ではなくその人に強烈に惹かれて、相手も同じものを自分の中に感じている。そしてお互いに感じたchemistryによって二人で作り出す世界が付き合うごとにどんどん深化する。
だからchemistryを感じる関係性は上下関係があったり組織の中での人間関係よりも、自由なしばりのない関係性のなかで生まれやすいのです。
恋愛しかり、表現活動しかり、それぞれの利害を超えた関係性の中で「一緒にやろう」とタッグを組む活動もしかり。
思うに。
chemistryを完璧に言い表しえる日本語はないと私は思います。それは、chemistryが限りなく個人対個人の関係性から生まれるものだからじゃないかな。
組織社会の中で生まれる言葉でも、家と家の結びつきを強調する結婚生活から生まれる言葉でもないからです。
chemistryは日本語に翻訳できない言葉。
(「え、化学のことじゃん」で思考停止してしまう人がまわりにおられれば言ってあげてください。「いい恋愛しなよ」と。笑)
xoxoxo
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