今日の記事では、母校の青学から単位を持って米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営している私が、サステナビリティ英語として”Decarbonization”(脱炭素)について取り上げます。
<もくじ>
●【サステナビリティ英語】”Decarbonization”「脱炭素」
●”Decarbonization”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「SUstainability(持続可能性/サステナビリティ)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●【サステナビリティ英語】”Decarbonization”「脱炭素(だつたんそ)」
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菅首相は所信表明演説で、「日本は2050年までに脱炭素社会で二酸化炭素排出量を実質ゼロを目指す」と述べました。
「脱」は英語で“De-“。
接頭語です。
そして「炭素」は“Carbon”。
それを目指して「行動すること」だから、“-ization.”という接尾語がつきます。
「行動する」という動詞にするのであれば、”-ize”として、”Decarbonize”。
Decarbonize (Verb)
Decarbonization (Noun)
大学共通テストやTOEIC、英検のスピーキングテストで「脱炭素」について意見を述べるのであれば、これらの言葉を使います。
「行動している途中です」「いまちょうど、行動しているところです」とするなら、
“Decarbonizing”
で進行形にもできます。
“Japan is decarbonizing.”
もっと強い意志を込めるのであれば、
“Japan endeavors to achieve the goal of decarbonization.”
いちど「失われた10年」をサステナビリティ・脱炭素社会の追求においても日本は経験しました。
ふつう、経済で「失われた10年」というとバブル崩壊後の10年間にわたる金融業界をはじめとするビジネスのことを差します。
でもこれは、いわゆるリーマンショック後に再度、起こりました。
こんどは、気候変動対策、環境保護、地球温暖化対策、再生可能エネルギーの利用という「サステナビリティへの取り組み (Dealing with sustainability)」において。
もう後戻りはできません。
●”Decarbonization”の発音
1) ディ
2) カー(音程が高い)
3) 「R」(米国英語)
4) ボ
5) ナイ
6) ゼイ(ここも、音程が高い)
7) ション
8) ディ + カー + 「R」 + ボ + ナイ + ゼイ + ション
*7)は、「シュン」と「ション」の中間のような音です。
*そのほか、接頭語”De-“がつく英語として、
Decaffeinate
Defroster
Demilitarization
等があります。
自分でも造語をすることはできますよ。
“De-“
“-ize”
“ization”
などを使って。
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