今日の記事では、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」等に特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、”Sewerage sludge”(下水汚泥)という英語について書いていきます。
●<サステナビリティ英語>Sewerage sludge「下水汚泥」
行政の環境サステナビリティ関連の仕事をしていると、下水処理に関する英語訳をすることがたくさんあります。
私自身は大学でも大学院でも下水処理について専門的に学んだことはありませんが、英語訳として翻訳するさいは、そのものをまずよく調べてから言葉を探すせいか、その分野の専門用語は次第に把握していきました。
もう15年以上も前に、自分の事務所を「環境サステナビリティに特化した専門翻訳会社」として登録したとき、「下水汚泥」の英語訳に出会いました。
“Sewerage sludge”
“Sewerage”で「(システムとして機能する)下水」。
sludge”で汚泥。
私が”Sewerage”と耳にすると、行政によって整えられた、下水処理の一連の設備が映像として思い浮かびます。
「汚泥」とは日本語で、下水処理の過程ででてくる、泥上の有機質の物質。
ちなみに、「活性汚泥 (Activated sludge)」なんて専門用語も、下水処理には出てくることがあります。
私が初めて目にしたときは専門外のように思えましたが、専門性の高い言葉は、触れるごとに慣れてくるのは翻訳・通訳だとつくづく思います。
下水汚泥は、エネルギー源や肥料としても注目されているそうです。
サステナブルな循環社会。
その実現には、表舞台には出てこなくとも、こうした高度な専門性ある科学・化学技術が必要不可欠だと思います。
●Sewerage sludgeの発音。
1) ソゥ
2) エ
3) 「Re」(ここが一番、音程が高い)
4) 「Ji」
5) 「S」
6) 「La」
7) 「Ji」
8) ソゥ + エ + 「Re」 + 「Ji」 + 「S」 + 「Le」 + 「Ji」