<サステナビリティ英語>Inclusive wealth「包括的な富」(by EIC)

今日の記事では、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」等に特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、”Inclusive wealth”「包括的な富」について書いていきます。

<もくじ>
●<サステナビリティ英語>Inclusive wealth「包括的な富」(EIC)
●”Inclusive wealth”の発音。

 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「Sustainability(持続可能性/サステナビリティ)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は、下からご覧になれます。

●<サステナビリティ英語>Inclusive wealth「包括的な富」(by EIC)

横浜港

ニュースレターの配信を登録している、一般財団法人「環境イノベーション情報機構」のサイトを見ていたら、興味深い言葉を見つけました。

 

Inclusive wealth「包括的な富」「包括的富」

 

EICサイト

https://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=4667

国連大学と国連環境計画が世界の動向を計測するプロジェクトを進めている、とEICサイトには書いてあります。

GDPの数字で「富」を表す計測方法が一般的です。

けれど、人の富はそれだけでは計りえない。

今年の1月に行われた、2021年大学入学共通テストの出題文にもあったように、デンマークの人たちは世界でも有数の「多幸感と充実感を得ている人たち」であったり、よく言われることは、GDPが先進国よりも低い国のほうが人々の「幸せ感」は高い傾向にあったりします。

上記のEICサイトには、「インプットを基本とするストック面」とあります。

つまり、蓄えられているもの(Stock)とインプット(投じたもの)のパフォーマンス比率がどれぐらいか、を測るものが”inclusive wealth”の概念だと私は理解しました。

指標としては弱いものだそうですが、考え方としてはこれからのサステナビリティには重要になってくるのではないか、と思えます。

 

“wealth”には「富」という意味あいが表にあるとすれば、その裏側には、「幸せな豊かさ」という意味合いもあります。その裏側の意味合いも持続可能なものにしていくことが、あらゆる面でのサステナビリティにつながっていきます。

 

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英語の話をすると。

“inclu-“を接頭語としてとらえれば、「なにかを含む」「内在する」「包み込む」というようになイメージを想起させる言葉です。

“include”もそう。

“inclusivはたしかに「包括的」という意味です。

 

●”Inclusive wealth”の発音。

浜松町の屋形船

1) イン

2) (母音なしで)「K」

3) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「Lu」(ここが一番、音程が高い)

4) 「C/See/Sea」

5) (得前歯で下唇を軽く噛んで)「V」

6) ウェ(ここも、音程が高い)

7) (舌先で上前歯の裏側に軽くつけて)「L」

8) (舌先を上下の前歯で軽く噛んで)「Th」

9) イン + 「K」 + 「Lu」 + 「C/See/Sea」 + 「V」 + ウェ + 「L」 + 「Th」