(私が長年、寄付をしている「国境なき医師団 (Medecins Sans Frontieres)」が、ウクライナ (Ukraine) での活動を開始しています。下記サイトからは寄付も可能です。)
https://www.msf.or.jp/news/press/detail/ukr20220309my.html?utm_source=eap&utm_medium=email&utm_campaign=eap2203_ukraine_22020309&utm_content=pressrelease
You can donate for Ukraine through the above website of the Organization.
今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、先日実施された、第2回大学入学共通テストの英語について書いていきます。今日はリスニング試験の第6問Aです。
<もくじ>
●2022年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第6問A。
●問34と問35
●”Olive oil”の発音。
●2022年度大学入学共通テスト「英語」リスニング問題第6問A「料理 (Cooking)をしよう!」
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毎日新聞社サイト内に掲載の2022年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第6問A(音声付き)
https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2022/pdf/?sub=L6A
今日は2022年度大学入学共通テストについてブログを書くときに私がやるいつものやり方を変えて、「リスニング音声」をさいしょに聴いてみました。
いまのところ、問題文や設問はまったく見ていない状態です。
プロフィール欄にも書いているとおり、私は料理が大好きです。
よって、私にはたまらない話でしたね。
男性Speakerが言った「料理はクリエイティブな作業 (creative act)」にはおもわず、”Right!”と叫びました。笑
音声を聴いている分には、Speakersの女性と男性、それぞれ異なる性格が料理にもあらわれているのが面白かったです。
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内容自体はまったく難しくありません。
ただし、北米系(おそらく米国)の発音に慣れていないと、「耳」だけで聴いているときにリスニング問題が把握できない、ということはあるのかもしれません。
たとえば、“butter”の発音。
私が何度も書いているように、「米国発音は、母音+T+母音のときは、ラリルレロのように聴こえる」の典型です。
日本語のカタカナで「バター」と書いても、米国発音では「BA-TAH」とは発音しないのが一般的です。
むしろ、「バラー (BA-LA-R)」のように聴こえる。
その他にも、
「Olive oil(アリバーィ)」や
「whatever(ホァレバ)」
「about it(アバリッ)」。
今回の音声問題には出てきませんが、「オーブン」の発音もカタカナの発音 (O-BU-N)とは違います。このことについては以前、私は取り上げました。
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米国英語の発音に慣れていたり、語彙力があれば、以下の言葉も「無意識の領域」で意味を理解できるはずです。
「あれ、今の言葉、どういう意味だっけ・・・?」とアタマの領域で考え込むのではなく。
★See?
★Recipe
★Omelet
★out of
★refrigerator
★precisely
★beef-stew
●問34と問35
リスニング音声の指示とは違い、私は最初に音声を聴いてしまいましたが(笑)、二つの設問を見てみると、音声そのものずばりの選択肢はないものの、二人のspeakersが言わんとすることを考えてみると、容易に答えが選べます。
消去法でもできます。
問34
男性Spkearの主張は、「料理は創造性に根差したもの。であればレシピに記載の材料がたとえ手元になかったとしても、手元にあるいろいろな材料を掛け合わせて作ってみる」。
といことは、「いろいろな材料を掛け合わせる」ときに人が使っている能力とは?
「あれとあれが手元にあるから、それぞれを掛け合わせるとこれこれこういう結果になるかなぁ」ということをなんと言うか?
問35
女性Speakerの主張は、「料理はレシピどおりに作ってこそ、おいしいものが作れる。私のビーフシチューもしかり。きっかり計量して、きっかり材料を用意する」。
ということは、「レシピ通りに作る」にはどういうことが必要?
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●”Olive oil”の発音。
1) ア(ここが一番、音程が高い)
2) 「Li」
3) (連結発音で)「Vai」
4) 「L」
5) ア + 「Li」 + 「Vai」 + 「L」
*カタカナで「オリーブ」と書きますが、発音は「O-LI-BU」ではありません。アクセントも「LI」の部分ではない。