Aiming your knife against the skin rather than the flesh
母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、自身の翻訳コーパスから書いていきます。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●Aiming your knife against the skin rather than the flesh<料理英語>ー小山ケイの翻訳コーパスから112
●”Aiming your knife against the skin rather than the flesh”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記記事は「英語(潜在意識をみかたにつけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
(執筆等のご依頼は、107-0052 東京都港区赤坂5の5の9 1F MBE114)
●Aiming your knife against the skin rather than the flesh<料理英語>ー小山ケイの翻訳コーパスから112
対訳は書いてないのですが、聞いただけでやりかたが明確にわかって気に入ったので登録したのだと思います。
aimingで、何かを狙っている感じです。
aim→ どこかにポイントがあって、そこに意識が向かっているイメージ。
against→ 反対側。イメージとしては、何か反り返ったり対抗したり反対側に向かう感じです。
rather than → 「というよりも」
flesh→ お肉。人間であれば肉体。例:flesh and blood「血と肉(肉と血)」
よって、浮かんでくる映像はこういうものです。
「ナイフを持っている料理人が鶏の丸焼き(あるいは感謝祭のターキー)を作るとき、生肉に刃先を突き刺したら、肉に突き刺していくのではなく、ひたすら皮と肉の間に刃先を入れ込んですき間を切っていく。そうして皮をそぎ落とす」
●”aiming your knife against the skin rather than the flesh”の発音。
1) エイ(ここが一番、音程が高い)
2) ミン
3) (連結発音で)ギョ
4) 「R」(米国発音)
5) ナイ
6) 「F」
7) アゲン
8) 「ST」
9) (舌先を軽く噛みながら「ザ」と言うようにして)「Tha」
10) 「S」
11) キン
12) 「Ra」
13) (舌先を軽く噛みながら「ザ」と言うようにして)「Tha」
14) 「R」
15) (視差滝を軽く噛みながら「ザ」と言うようにして)「Tha」
16) ン
17) 「F」
18) 「Le」
19) (シュッ、シュッ、と何かを払うように)「Sh」
20) エイ + ミン + ギョ + 「R」 + ナイ + 「F」 + アゲン + 「ST」 + 「Tha」 + 「S」 + キン + 「Ra」 + 「Tha」 + 「R」 + 「Tha」 + ン + 「F」 + 「Le」 + 「Sh」
*6)から7)にかけて連結発音にならないのはおそらく、意味が切り替わるからだと思います。いったん一区切りつけることで、言葉が意味をなすようになります。→ 私がいつもこういう読み方を英文ですると、分かる人には私が意味を理解しながら読んでいることが分かるそうです。「小山さんは、この英文の意味を理解しながら読んでますよね」と。