2024年大学入学共通テスト「英語リーディング」第6問 A (14) Japanese entrance exam 2024 (14)

マキアート

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、先日実施された、第4回大学入学共通テストの「英語りーでぃんぐ」について書いていきます。

<もくじ>
●2024年大学入学共通テスト「英語リーディング」第6問 A (14) Japanese entrance exam 2024 (14)。
●解き方。
>●重要語句
 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

●2024年大学入学共通テスト「英語リーディング」第6問 A (14) Japanese entrance exam 2024 (14)

今日は、昨日からの続きで「英語リーディング」問題の第6問Aを解説していきます。

福井新聞のサイトに英語リーディングの問題が掲載されています。

fukuishimbun.co.jp/common/dld/pdf/38f70d655c90a7ad4c7c4b3fd0f78451.pdf

ネットで「ちょ~難しかった」「激ムズ」「魔の第6問」と話題の第6問です。笑 昨日、冒頭部分と”note”部分、そして設問を読んだ限りでは、「人間」と「時間の感覚」がサイエンスで表現されている記事が本文として利用されているように思えました。すごーく面白そうです。

さぁて。では読みますよ~

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【出題文】

いやぁ・・・むちゃくちゃ難しかったですね。大笑

私がこのブログで何度も書く、「テストを配布されたら、まずはすべてのページをぱらぱらとめくって目を通す!」はここで生きてくるのです。だって、この問題、ものすごーく時間がとられる問題だから。

「複雑な問題である」→ よって、時間がかかる、と推測。私のこれまでの人生の経験から”information”を収集しつつ。

私・小山も時間がかかりました。解答に。

一読だけならササっと読めました。使われている単語も平易で(プロの私にとっては)文章にも癖がなくて読みやすい。さらに、やっぱりやっぱり、内容がすごーく面白かった。

けれど、問題を解くときは出題文と設問を、何度も何度も見比べましたね。

この記事で重要なことは2つ。

★Retrospective timingとは。

→ 太文字で”Retrospectiive timing”と記事内で初めて出現したあとに、”which”で説明されています。この部分がすべて。この部分と合致するものが、「私」によって作られた”note”に当てはまる選択肢です。「過去の自身の経験(したこと)から情報を収集して時間を認識・把握すること」だと小山は理解しました。

★Prospective timingとは。

→ ””when”から始まる文章を一例として、「そのときに利用されるもの」と説明されています。小山の理解では「集中力(意識)の増減」が時間への認識に影響を与えることのようです。集中しているものは時間の流れが速く感じられ、そうではないものは遅く感じられる。「忙しくしてたら1日がアッ!という間にすぎてしまった」みたいな。

★上記二つのおもな違い。

→ 「情報」をよりどころとするか、「集中力」か。

★そして、二つの「時間への認識」に共通すること。

実際に時計で示される時間ではなく、人が持つ「時間への認識」ということ。

★それぞれの「時間の認識」のまとめ。

1) Retrospective timing(長いとき)→複雑かつ困難な条件・状況で時間を認識するとき。

2) Retrospective timing(短いとき)→単純かつ簡単な条件・状況で時間を認識するとき。

3) Prospective timing(短いとき)→集中力や注意力が求められる場面で時間を認識するとき。

4) Prospective timing(長いとき)→単純かつ簡単な作業や「何もすることがない」場面で時間を認識するとき。

●解き方

抹茶味のキットカット

いずれも、出題文をじっくりと読み込まないかぎり、解けません。

裏を返すと、「じっくりと読み込んで記事に書かれていることを完全に把握できたら、簡単に答えられる設問ばかり」。

私などは上記のように、1)それぞれの特徴や2)時間の長短 3)この記事の柱(けっきょく、なにについて書かれているのか?)を表や箇条書きにしてようやく設問への答えを見つけました。

問1

各段落ごとの要約です。「なにについて書かれている段落か」を選びます。それぞれ一も自分、きれいに右側に下がっているので、段落がわかりやすい。

どの選択肢もたしかに、単語としては記事内にでてくるけれど、しっかりと読み込めば「これ」と選べます。

問2

1) “drastic”の意味が分かるかどうか。

これによって、”major”と”minor、どちらを鰓ぶのが正しいか、わかれます。

2) 1)によって消去法が使えます。2つは消去。

3) のこり二つは、昨日の私の記事がいかせます。

”「41」を見ると、「speeds up」となって「but」と反対の文章がつづくのですから、“slow down”と表現されている選択肢が正しいのでは、となんとなく推測できます。” ー小山ケイの昨日の記事から、自身による引用。

問3

「費やした時間を自分の感覚で把握してみる」と置き換えてみてもよいと思います。

それが、Retrospective timingに関係することです。

選択肢として「費やした時間を自分の感覚で把握してみる」に合致するのを選びます。

問4

“Prospective timing”とはなんであるか。

「時間の認識」なのですから、それに合わないものは消去できます。

●【重要語句】

Retro- 戻る、ふりかえる、

mature 成長する、大人になる、

instead かわりに

bored たいくつな

accelerate 加速する