今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、先日実施された、第3回大学入学共通テストの英語について書いていきます。今日はリスニング試験の第1問Aです。
<もくじ>
●2023年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第1問A
●”Canada”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●2023年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第1問 Japanese entrance exam -2023 (11)
では今日から、リスニング試験を取り上げます。
福井新聞のサイトに2023年度分の大学入学共通テスト問題が掲載されています。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1702701
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今日は第1問Aについて。
2回音声が流れる問題です。
私のやりかたである、「冒頭の説明や選択肢からさきに目を通す」を始めます。
(その理由については過去記事に書いてありますのでご参照ください)
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問題文は問1から問4まで。
【問1】
簡単な英文の選択肢が4つ、並んでいます。
それぞれ微妙に意味が違います。
音声ではおそらく、「テレビ (TV)」や「ドア (Door)」について触れられるのだと思います。
この2つの単語を頭に入れておきます。
音声は2回流れるのですから、この2つの単語を「アンカー」にして、正しいものを選びます。
【問2】
これも問1と同じです。
「ボウル (bowl)」と「なべ (Pan)」をどうかする。
【問3】
どれが正しい選択肢か、いまはまったくわかりませんが、つぎのようなことが把握できます。
1) 私の「おじ」が出てくる。
2) カナダに関係する。
3) はがきが送られる。
【問4】
生徒の人数に関する問題です。
おそらく、聴きとった情報から、正確な数を自分で計算するのだと思います。
4つの選択肢から分かるのは、「生徒の人数は20人前後」。
では、実際に音声を聴いてみましょう!
【問1】
選択肢に先にめをとおしていたおかげで、答えがすぐにわかりました。
同じ意味を表していながら、使っている単語は違う。
すごく簡単な英文なので、選択肢をそれぞれ頭に淹れたら、2回流れる音声をしっかり集中くと、おのずと正しい英文が選べます。
【問2】
これも、「すでにやり終えたもの」と「まだやっていないもの」を把握することで、おのずと正しい答えが分かります。
ヒントは、「notの音を聴きとること。
【問3】
これも、簡単な英文です。
音声から把握する「事実」を把握して、それにそぐう選択肢をひとつ、選びます。
“Canada”や”Uncle”、”Postcard”などの単語をちゃんと聞き取れれば、「誰が何をした」は簡単にわかりますよ。
【問4】
聴き取るだけではなく、計算が必要な問題です。
基本の「数」に対して、どういう状況で増減があるのか。
そして、「時制の一致」をさせる。
リスニング問題ではありますが、今回の問題で正しい選択肢を選ぶには、少し文法の知識も求められます。
音声を聴いたいま、選択肢をみると、時制を無視すれば、すべての選択肢がそれらしく見えます。笑
“come”が聴き取れましたか?
●”Canada”の発音。
日本語では「カナダ (KA-NA-DA)」と発音しますが、英語では若干、異なります。
顕著なのが、リズム (Rhythm)。
日本語は三連符ですが、英語では「Ca」の部分が伸ばし気味のシンコペーション。
1) (伸ばし気味で)キャ~ →音楽用語で「スラー」
2) ナ
3) ダッ(休止符つき。笑)→ 音楽をやらない人で休止符が分からなければ、「ダのあとに息を飲み込むイメージ」でやってみてください。
4) キャ~ + ナ * ダッ