⚫️2026年大学入学共通テスト「英語リーディング」第四問〈その2〉

では今日はいよいよ、第四問の問題文をみていきましょう。昨日のブログ記事では設問のほうを先に見てみました。
問1
4つの選択肢の中から正しいものを1つ選ぶ問題です。
最初に設問の情報を頭の中にいれているため、しっかり読み進めるごとに簡単に答えが選べます。
筆者は記事の最初に目的を書いていますよね。「世界的な環境問題に取り組むたみに、まずは学校でできることから始めたいと思います。学生の意識を高めるために、次の3つのことをやります」と。
添削者はそれを付け足しなさい、と指摘しているのです。
問2
1時間以内でどれだけ早くゴミを集められるかを競いますという文章を入れるのにふさわしい箇所を選ぶというもの。
問題文を読むと、最初に海岸に集まり、次に道具が渡され、そして主催者の説明を聞く、というように、順序立てて書かれています。上記の一文がはいるとぴたり、とその目的に叶う箇所はどこか。
「説明」と「優勝者の発表」の間が一番ぴったりくる、と私は思いますがいかがでしょう笑。
問3
アンダーラインのある一文はたしかに、添削者が指摘するように文脈からずれているように感じます。
学生の環境問題に対する意識を深める目的で行う3つめの活動は、「エコフレンドリーなファッションショー」です。どれだけクリエイティビティが発揮されているかを競いあうそうです。それにたいして、「自分たちでオリジナルな服を着るのは楽しい」は感想であってこのファッションショーの目的ではない。つまり、「楽しいことをする」ことが目的ではない。クローゼットに眠っている各自の服を持ち寄って、新たに着こなして人前でファッションショーとする。古い服でも再生できるのだと示すために。蘇らせる(Reuse)ために。
これはWritingに通じます。この添削者は実際に添削をしている人ではないか、と思います。そして、この文書を書いた人も、そこが指摘されることをわかってあえて書いた(つまり、問題文を作った)同業者。私が学生として米国大学に留学していたころ、英文学や英語そのものの研究科にいる大学院生が添削してくれていました。なんだかそれを思い出しますね。

