今日の記事では、米国大学を卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」などに特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、英語を上達させるコツとして「単語力.」について書いています。
<もくじ>
●【英語上達のコツ】単語力(by 小山ケイ)
●”Honestly”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●「単語力」をつける。(by 小山ケイ)
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このブログのおとといの記事で私は、来年1月16日からはじまる新らしい大学入試共通テストの長文読解における「3つの重要点」について書きました。
小山ケイ過去記事】【大学入学共通テスト】英語の長文読解。「3つのこと」をまず頭に入れる。
その1番目として挙げたのが、「確実に知っている単語数を増やす」。
確実に、というのはうろおぼえではなくということですが、単語数を増やすことのメリットはたくさんあります。
なかでも、接続詞や各段落で筆者が言おうとすることを単語一文字で理解できることは大きい。
大学受験の長文読解対策で、難関国公立受験経験者の大学生が書いているブログを見たことがありますが、「In other wordsやOn the other handなど、文章が変わるところに注意する」と書かれてありました。それも確かに大切です。
けれど、単語力があれば、それらの定型型にプラスして筆者の意見のトーンが変わるところも把握できます。
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たとえば、“Honestly.”
口語ではよく用いられますが、”Frankly”と合わせて”Honestly”と段落のはじめに書かれてあれば、その段落では筆者のかなり偽らざる意見が表明されていることが多い。
さらに。
“Honestly”とわざわざ明記(明言)する意図は通常、「私のこの意見に対して不快感を示すひともいるかもしれないが」とか「反対意見はじゅうじゅう承知のうえであえて意見を言わせていただくと」とか、そういう強い意志も表現されやすい。
“Honestly”はその使い手の強い感情や意思が込められた単語ともいえます。
だから話しているときに”Honestly”と言うのであれば、相手が自分の考えを冷静に受け止めてくれるひとか、あるいは「けんか」を目的に話すか、のどちらかだと私は自分が使っている場面を考えるとそう思います。
冷静に受け止めてくれる人はたとえ意見が異なっても、感情的に反対意見を言ってくるのではなく、面白い違う視点で建設的で生産性ある意見を言ってくれる可能性が高いからです。
それが長文読解のなかにある、ある段落の最初にかかれてれば、たいていはその前の部分をさらに深堀したり、筆者のかなり率直な意見の表明だったり、反論だったりします。
ここが「テーマ(Subject)」ということもある。
ついでにいうと、”Honestly”があるのはまずもって文章の最初の段落、ということはありません。Q&Aの回答でもなければ。のっけから「ぶっちゃけ、」と言うことはないですよね。何かを質問されたのでもなければ。それと同じです。
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共通テストで「この部分で筆者が”Honestly”という意図はなんだと思いますか」という質問も出るかもしれない。各大学の入試もしかり。
思考力や分析力が問われる、とはそういうことだと思います。
アタマで計算する能力だけではなく、人間関係のなかで自分が経験してきた「相手の気持ちを想像してみる」能力が問われているともいえる。
国語の試験ではこういうの、よくあります。
虫食いではなく記述式で、しかも英語で回答しなければならないことも考えられます。
神は細部に宿ります。
私がこのブログで何度も何度も書いていることです。
小山ケイ過去記事】小山ケイの人生ドリル13 -「神は細部に宿る」 (God is in the detail)
ていねいに、こつこつと、単語力を身につけていきましょう。
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●Honestlyの発音
1) ア(オ、に近い)(ここが一番、音程が高い)
2) (鼻に抜けるように)「ネ」(どちらかというと、「N」の音に近い。「Ne」よりも)
3) (母音なしで)「ST」
4) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「Li」
5) ア + 「Ne (N)」 + 「ST」 + 「Li」
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“【英語上達のコツ】単語力(by 小山ケイ)(大学入学共通テスト、TOEIC、ビジネス英会話)” への23件の返信
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