今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、英語ライティングについて書いていきます。
<もくじ>
●<英語ライティング>比較級で「A, B, and C」の妙。 ー大学入学共通テスト「英語リーディング」第2問Aから。
●”Clearer, calmer, and more focused!”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●<英語ライティング>比較級で「A, B, and C」。 ー大学入学共通テスト「英語リーディング」第2問Aから。
今回の「第2問A」にある一文。
“Clearer, calmer, and more focused.”を目で読んでいると、英語の数学的な側面を見るような思いがします。
どういうことか。
1) 3つ以上並列させるときの約束事(「トリセツ」)
2) 同じ形状のものを並列させる(今回は比較級)。
3) 同じ形状のものにするために、最後の”Focused”は”more”をつけている。→、こういうところ、米国大学などで正規のWritingの授業を受けている人が書いてる文章、という印象です。最後に”more”を持ってくるのがみそ。これは、下↓↓↓の4)に通じます。
4) (数学ではないけれど)上記3つによる「リズム感 (Rhythm)」→ Clearer, more focused, and calmer,ではない。そしてさらに。最初の2つは”C”から始まっている。ゴロのよさ。そして、Creaitivityが発揮されている。
いいライティングのお手本 (good example for “Writing”)のような一文だと思います。
ここから私・小山ケイが以下のようなことを記しておきます。
Tipsとして。
そして、「神は細部に宿る」。
1) 3つ以上のものを並列させるときは、「形状」をそろえる。
→ 比較級、最上級、名詞、動詞、副詞、形容詞、人名、地名、などなど。
2) 最初のいくつかは、同じもので始まるものを並べる。
→ アルファベット、発音。
3) できれば、音節や「音」の長さもそろえる。
→ 音楽的な表現でいえば、「音符をそろえる」。韻を踏むのと同じように(私の以下の過去記事をご参照)。
4) そして、できればシンプルに。わかりやすい言葉で。
→ 読み手(聞き手)の多くが良く知っている言葉を使う。小難しい難解な言葉よりも。Plain English!
5) さらに。できれば短い言葉で。
→ ゴロがいい。リズム感がでる。
●”Clearer, calmer, and more focused”の発音。
1) (母音なしで)「K」
2) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「L」
3) ア
4) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「Ra」
5) 「R」
6) カー
7) マー
8) (舌先を口腔内に巻いて)「R」
9)(エン、と言いながら)アン
10) 「D」
11) モ
12) 「R」
13) (上前歯で下唇の内側を軽く噛んで)「Fo」
14) 「K」
15) 「S」
16) 「t」
17(「K」 + 「L} + ア * 「Ra」 + 「R」 + カー + マー + 「R」 + アン + 「D」 + モ + 「R」 + 「Fo」 + 「K」 + 「S」 + 「t」