【新しい生活様式・仕事形態】オンラインでいくか、オフラインでいくか。それともマリアージュ?Are you gonna use the Internet more/less in the post COVID-19 era?

今日の記事では、これからの新しい生活様式や仕事形態として、「オンライン」と「オフライン」をうまく使い分けるということについて書いています。

<もくじ>
●オンラインでいくか。オフラインでいくか。それともマリアージュ?コロナ禍(後)の仕事や生活において。
●どんなふうに組み合わせていくか。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「新しい生活様式・テレワーク・仕事形態に向けて」のカテゴリーで書きました。働き方改革やリモートワーク・ノマドについて私が思うことについては以前、下の記事で書きました。

こちらは昨日、「人生ドリル」シリーズとして「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで書きました。

●オンラインでいくか。オフラインでいくか。それともマリアージュ?コロナ禍(後)の仕事や生活において。

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昨日はこのブログのカテゴリー「徒然なるままにひぐらし」で人生ドリルシリーズとして「物事を複雑化するか単純化するか」として書きました。

今日はその続編として、「これからの時代、複雑化と単純化をマリアージュさせることを前提に、オンライン・オフラインを賢く使い分ける」ということについて書いていきます。

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在宅勤務やremote workをされていると「オンラインがインフラ化した」というかたがほとんどだと思います。

電話やFax郵便物だけのやりとりで仕事を完結させられるかたはほんの一握りでしょう。

オンラインは便利です。その分、昨日のブログ記事で書いたように、「複雑化と単純化」を上手に組み合わせて使う必要があります。文字通り誰とでもオンライン上でつながることができるため、ハッキングやアカウントのっとりなどの被害に遭う可能性も否めないからです。

  小山ケイ過去記事】複雑化か単純化か?いずれのメリットデメリットも把握しておく。

メリット(オンライン)

★その場にいない人ともつながれる(連絡が取り合える)。

★文字ベースで瞬時にやりとりができる。

★自分(相手の)都合の良いときに利用できる。

★大勢とデータを共有できる(クラウドなど)。

★物理的に対面せずともテレビ会議が用意にできる(ZOOM等)。

★瞬時に調べ物ができる。

★その場に行かずともオンライン上で完結する(銀行決済など)。

★買い物、行政手続きなども可能。

★(これからの5G/6G時代)遠隔操作で医療診察が受けられる。

★日本に居ながらにして世界とつながれる(国際会議や旅行等)。

★安価に動画配信ができる。

 

デメリット(オンライン)

★ハッキングによりデータが他人に悪用される可能性。

★個人情報の流出。

★アカウントののっとり。

★プログラミングの書きかえ。

★複雑で使いづらい。

★パスワードやIDなどの厳重な管理(忘れてしまうと入出できないなど)。

★誰でも容易に利用できることによる誹謗中傷(それも匿名性の高い)の書き込みが急増。

★自分の所在が誰からも把握されやすい(上司がチャットで部下の在宅を確認する)。

★見知らぬ他人のような存在でも簡単につながってしまう可能性(初めて会ったその日にSNSアカウントを尋ねられるなど)

★中毒性

 

上記はほんの一例です。オンラインのメリットはオフラインのデメリットということもあります。

たとえば、オフラインでしか仕事のやりとりができないのであれば、相手の所在が分からなくなったときは相手に進捗状況を尋ねたり急ぎの仕事を依頼したりできなくなることもあります。

このようにまずはメリット、デメリットを把握する。

それによって、オフラインの良さもみえてきますし、仕事であればそれらを組み合わせることでさらに安全性や効率化が図られるということもあるでしょう。

そしてそれが、これからの新しい仕事形態であり生活様式とも言えるのではないか、と私は思います。

●どんなふうに組み合わせていくか。

私の知り合いの大学生とLINEについて話したことがあります。

かれもLINEはほとんどやらないとのこと。若いのにどうしてかな、と思って理由を聞いてみたら、私とほぼ同じ考えでした。

「友だちから四六時中、メッセージが入ってきて疲れてしまう」

SNSは遠く離れた家族に様子や健康状態を尋ねたり、その場にいない親しい人と交流をさらに深めたりできるのですごく便利ですよね。

けれど、その日に会ったばかりのよく知らない人から「LINEやってるの?じゃぁアカウント教えて」と言われたり、それほど親しくない人のメッセージが頻繁に入ってきたり、大昔に知り合いだった人の電話番号が電話帳に登録されているといだけで「友だちでは?」としょっちゅうメッセージが入ったり、ということもあります。

オンラインとオフライン、どんなふうに組み合わせていくと良いか。

迷いながらも私がこの20年に渡る「オンライン生活」で経験したり実感したことは次のようなことです。

お仕事で在宅勤務を本格的に始めているかたやこれから始めようとされている方、オンラインとの付き合い方について模索している方などのご参考になることを願って。

1) 基本はオフラインでいく。

オンラインはすごく便利なので私も生活のインフラにしています。

けれど、「オフラインを基本」と思ってみる。

◆スケジュール管理

◆人への季節の挨拶(ハガキや手紙)

◆クレジットカード利用(実店舗で使う)

◆電話の利用(遠くに住む年老いた親の様子伺いなど)

◆パスワードやID管理(手帳に控える)

◆読書(物質としての本を購入)

◆新聞の確認

「読書」と「新聞」は電子版の良さがありつつも、オフラインの良さというものもあります。

自分が戻りたいページに瞬時に戻れることや「電源・バッテリーの心配がいらないこと」(笑)、前後左右好きなようにページや記事を比較できること、などなど。

渋谷の夕日

私がそうなのですが、オンラインでwebページをみていると、戻りたいところや記事がどこにあるのか分からなくなってくることがあります。

けれど、本や大きく広げられる新聞であれば、いくらでもページをめくったりまるめたり折ったりできます。

私が新品の本の匂いがとても好きだということも大きいかもしれません)

渋谷の空

2) コロナ禍の中で、オンラインを利用。移動も削減できる。

人を介するウイルスがコロナウイルスである以上、人との接触を避けざるを得ません。

オンラインを利用するによって出社する必要性を軽減できたり、移動のコストも時間も削減できます。

そら

3) 「人間」としての自分をつねに確認。

これは私の体験です。

ネットがおもしろくてはまってしまった使いはじめの20年ほど前、昼夜が逆転するような生活すらおくっていたことがあります。

友だちと夜(明け方?)の3時ごろまでチャットをしまくったり、「板」をロムったり書き込んだり。

新宿南口

そんな生活を続けていたら、不定愁訴を感じることが多くなりました。

医者に何度か通ったりもしましたが結局、「なんだか」分からずじまい。

今思うと、自律神経の調子が乱れていたのだと思います。

不整脈も出ました。

若かったです。本当に。

上島珈琲

ときおり耳にしますが、ネットは中毒性がある。これは本当です。私はそれを体験しました。

だから、いまの私は電脳世界(?笑)に浸るまえに、まずは「自分が生身の人間である」ということを確認するところから一日を始めるようにしています。

横浜港

太陽が出たら自分もしっかり起きる。日が沈んだら自分も体を休めて良い睡眠が得られる状態にしていく。

一日の天気や気温、湿度などにも意識をちゃんとむけつつ、季節の移ろいも人間として楽しむ。

心身の健康あっての仕事や遊びです。

オンライン機器はすごく便利ですが、ときには心身に悪影響を及ぼすこともあります。

睡眠障害とか自律神経の乱れとか目の不調とか肩こり首のコリとか。

運動不足にもなりやすい。はまりすぎると。

横浜港

あと、「アタマでっかち」にもなりやすいです。実感として。

アタマを使うことももちろん大切ですが、アタマを使いつつ、体の五感も使うことで、人が思いつかないような新規性あふれるアイデアを思いついたり仕事や表現世界のひらめきが生まれたりもします。

アタマと感覚は両輪です。そしてそれをうまく機能させるためにも、オンラインとオフラインは上手に利用していくのがいい、と私は自分の経験から思っているのです。

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