⚫️”Call and Response” ー小山ケイの「言葉の想い出」
米国大学に正規留学していた30年もまえ、私は”Histry of Jazz”という授業を履修しました、日本語でいえば「ジャズの歴史」。School of Musicが提供していたクラスです。
歴代のJazz musiciansはもちろん(日本の秋吉敏子さんのことも教科書には載っていました)Jazzが発祥した歴史やJazzをJazzたらしめている音楽的な要素と音楽理論も勉強しました。
そのときに知ったのが、”Call and Response”です。
もともとBluesに影響を受けているJazz。アフリカから奴隷として連れてこられたアフリカ系アメリカ人が働く綿花畑での音楽にもたどりつくと言われています。
授業の担当教授は白人の初老の先生。ときおりピアノも弾きながらいろいろなことを講義してくれました。
それぞれが一列にならんだ綿花畑で、こっちが歌えば(Call)むこうも歌を返す(Response)。それが、Jazzのプレイ方法のひとつである、”Call and Response”の始まりと言われているらしい。
そんなことをその先生から習ったとたん、私の頭の中には、広大なアメリカ南部の綿花畑で、作業着をまとった褐色や漆黒の肌のアフリカ系の人たちが、縦何列にもなって綿を摘みながら、大きな声で「こっちらそっちへ」、あるいは「そっちからこっちへ」、Monophonyで歌いながら、力強く歌をやりとりする光景が瞬時に浮かび上がりました。
歌が唯一、それぞれの理不尽な境遇や「想い」を確認し共有し合える手段。
そんなことを想像すると、”Call and Response”がMusicianどおしでしっかりコミュニケーションする音楽手法なのだ、と改めて思えてくるのです。
⚫️”Call and Response”の発音。
1 コー
2 (連結発音で)「La」
3 「ND」
4 「Res」
5 (パン、と言いながら)ポン
6 「S」