おひとりさま、リア充、ソロ活。これらを知っているだけでもかなり豊かな人生が。

今日の記事は、
おひとりさま、リア充、ソロ活について書いています。
●おひとりさま、リア充、ソロ活。
それができる人は豊かな人生が送れると思います。
●いまこそ、男性のおひとりさま活動を私はおすすめしたい。
昨日の記事は、以下のサイトからごらんになれます。

●おひとりさま、リア充、ソロ活。それができる人は豊かな人生が送れると思います。

サントリーホール

私が「おひとりさまのたのしみかた」みたいなテーマで取材を受けたのはもう20年近く前のことです。ジャーナリストで青学ご出身の故・岩下久美子さんが1999年ごろに提唱され、活動されていた「おひとりさま生活向上委員会」に賛同していた人を経由して私まで話が来ました。

雑誌の記事やケーブルテレビの番組収録として、ということでした。私自身はたいした「おひとりさま活動」をしていたわけでもないのですが、それまで私が良し、として行動していたことが「豊かさにつながるおひとりさま活動」として取材者には映ったようです。

私と同時期に取材のうけた人のなかには未婚者も既婚者もいました。子どものいる人も、家をもっている人も、仕事をしている人もいました。でも、共通していたことは、みな女性であり、どんなときでも自分を大切にして、自ら行動してひとりの時間を楽しんでいるということ。

「ひとはつねに独りである」ということを(無意識であれ)しっているということ。

そして、婚姻届けを出した人がいるかどうか、子どもがいるかどうか、などの物理的なことというよりも、精神性の話であるということ。

岩下さんや賛同されたかたがたのご活動のおかげで、昨今「おひとりさま」の意味も広範囲に解釈されているような気がするのですが、(「身寄りのない独居老人」独身の人(既婚者は含めず)」、あるいは飲食店での呼び方?など)私が考える、そして取材を受けたときの「おひとりさまの定義」に基づいて、今日は記事を書いてみたいと思います。

おひとりさまができる人は、リア充だというのが私の基本的な考え方にはあります。誰かの基準や評価によって自分の価値観が左右されるのではないからです。

「だれそれが良いと評価してくれたから、私は良い人なんだ」ではなく。

そして、おひとりさまの定義とは精神的に自立していて、自分の人生を豊かにするための行動を独りでもできて、人生での豊かさを求めることをまず第一に考えている人、あるいは状態だと思います。

 

だれそれちゃん・くんがいないと私は行動できない、ではなく、独りでも行動する。知見が広がりやすいし、自分の精神があらゆるものを吸収していくから。(だいだい、独りで行動すると新たな出逢いが生まれますよ)

★他のおひとりさまを尊重し、付き合い5分6分の尊さを知る。(私なんかは、4分ぐらいでもいいかな、と思ってます。6分ぐらいになると相手の言動に期待したり自分の枠の中に相手を押し込めてしまいそうだから)

いい年こいた大人がべたべたと「つきあい8分9分」でSNS中毒は可愛さ余って憎さ100倍のもとだと思います。「誰とも話したくない」というときや落ち込んでいることだってあるわけです。自分だけじゃなく相手も。

★結婚して子どもがいても、子どもたちだって自立する。子ども自身の生活もある。結局は、独り。この場合の独りとは、自分のことを自分で決めなければならないという意味です。判断能力があるかぎり。

★独りでいる状態=淋しい人、ではない。独りでいる状態とは、物理的には自分の身だけがあったり(旅行先やコンサートホールで独りとか)、婚姻状態が「独身」となっていたり。

でも、誰かと結婚していても、恋人がいても、家族がたくさんいても、孫がたくさんいても、自分の家があっても、SNSのフォロワーがたくさんいても、淋しいと感じる人は淋しいのです。

★カラオケでもホテルでも旅行でもバーでも、自分が挑戦してみたい、とおもったときが吉日。行動する。えいやと。

私などは海外ももちろん独りで行きますし、コンサートや観劇も独りで行きます。

バーも独りで(#^^#)

もっかの「夢の一人旅」は、還暦をすぎたころ、ゴルフの聖地セントアンドリュース(スコットランド)へ今度は独りで行って(前回は仲間たちと行ったので)どこかのグループにまぜてもらってOld Courseでプレイしたり、キャディさんや宿泊先の人、セントアンドリュースの人たちと楽しく交流することです。

●いまこそ、男性の「おひとりさま活動」を私はおすすめしたい。

とらやカフェ
とらやカフェのランチ

私のまわりにも、奥様を亡くされてからとたんに「淋しい」とおっしゃるかたや、これまでの人生において人生を豊かにする目的での「おひとりさま活動」をされてこられた経験をお持ちでない男性がたくさんおられます。

最愛のかたを亡くした悲しみにくれているかたに叱咤激励なんかもちろんできません。

だから、若くて気力もあって、精神性も前向きでポジティブな状態の人に、「まだ遅くない。いまからぜひ、ご自分の人生を豊かにしてくれるおひとりさま活動を意識的に積極的になさってください」とお勧めしたいと思っています。

呑み屋や接待ゴルフだけではなく、おひとりでコンサート会場へクラシック音楽を聴きにいかれても良いではないですか、

芝居を観に行かれても良いではないですか、

ゆっくり好きな音楽を部屋で聴きながら村上春樹を読んでも良いではないですか(実用書ばっかりじゃなく。ちなみに、私が村上春樹さんの作品中出てきた主人公たちのなかで、私のタイプだと思った男は、「世の終わりとハードボイルドワンダーランド」の計算士です。笑)、

行ってみたいと思っていたカフェにお気に入りの本を一冊手にして独りでコーヒー飲みにいっても良いではないですか、

自分が「これいい」と思ったら原宿や表参道、青山でクリーンアップ作戦のボランティアに軍手とタオルを身につけて、会社が休みの土日に独りで参加しても良いではないですか、

MBA取りに行くのにそれがどうまわりに評価されるのかじゃなくって、「うるせー。オレが取りたいから取りに行くんだよ」と決意しても良いではないですか。

100年だそうです。日本人の人生。私も目指してます。笑 ピンコロで。

一億総サラリーマンの日本では70歳にもなると、会社から支給された名刺のないかたが急増しますよね。同期や会社の知り合いとは定期的に会えるとしても、彼らも家族のことや病気を抱えて思うように会えないこともあるでしょう。

最愛のかたを亡くされたときに、あるいは子どもさんたちが巣立ったときに、または部長のかたがきがなくなったときに、ご自分の人生がそのかたなし・肩書なしでは成立しなかったと感じるなんて、寂しい。

おひとりさまを楽しく実行できるうちにぜひ、試してみてください。

豊かな人生が待っています。