Give up to the ghost
母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、自身の翻訳コーパスから書いていきます。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●Give up to the ghost「物が壊れる」ー小山ケイの翻訳コーパスから151
●”Give up to the ghost”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記記事は「英語(潜在意識をみかたにつけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●Give up to the ghost「物が壊れる」ー小山ケイの翻訳コーパスから151
“give up”はカタカナでも「ギヴアップ」で浸透してますよね。
それがなんで「物が壊れる」と結びつくのか。笑
Ghost”にあけ渡すから?
よくわからない存在だから?
すっかりお手上げだから?
もうどうにもならなくて幽霊に降参するから?
その言葉のギャップ(?)がすごくおもしろくて、私はこの言葉を自身のコーパスに登録したのだと思います。
よくわからない不思議な存在になにかをゆだねた表現として。
「なんかしらないけど、ものがこわれちゃった」から。
現象。
自分の不快感。
論理性
(良く分からないことを論理的にかたずけたいから、「Ghost」という存在を持ち出す)。
日本語で同じような表現、どんなものが思いつきますか?
かまいたち
腹の虫
お釈迦(しゃか)になる→これがぴったりくるかもしれませんね。
For global folks:
“Give up to the ghost” can be expressed like “OSHAKA-NI-NARU” (literally means “Be Buddha SHAKAMUNI”) in Japanese.
●”Give up to the ghost”の発音。
1) ギ
2) (連結発音で)「Va」
3) 「P」
4) トゥ
5) (舌先を軽く噛んで「ザ」と言いながら)「Tha」
6) ゴゥ
7) (母音なしで)「ST」
8) ギ + 「Va」 + 「P」 + トゥ + 「Tha」 + ゴゥ + 「ST」
9)
10)